の~んびり タイランド 2

タイの風景、行事や趣味の陶磁器を写真を中心に気ままに紹介しています。

イサーンのシム(布薩堂)・ワット チャイシー

2014年06月10日 | コーン・ケン


今日は「プー・ウィアン」山頂のドヴァーラヴァティー時代の磨崖仏を見に行きます。途中で「シム」のある寺院「ワット・チャイシー」に寄ります。
宿泊は「チュム・ペー」まで行き173kmの走行です。

「ブン・ケン・ナコーン」の畔にある「B.Bホテル」です。周りにはコンビニやスーパー、食堂がたくさんあって便利がいいホテルです。

サービスの朝食です。インスタントコーヒーですが、朝の一息にはちょうど良いです。

ホテル前の道路を隔てた池淵で朝の「プラ・マハタート・ケン・ナコーン」を撮影です。午前7時30分です。
今日の目的地は2カ所だけです。ゆっくりと出発します。


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■国道12号線バイパスへ出るのは、「ワット・ノーン・ウェーン」の境内を通り抜けるのが一番に近道になります。まず参拝してから通り抜けます。









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ガソリンスタンドの喫茶店で休憩です。


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■国道12号線と国道2062号線の交差点を右折して8.7km北上すると「ワット・チャイシー」があります。1917年に、やはりベトナム職人が煉瓦と漆喰で建築した布薩堂です。
壁画は内、外壁面にマハー・サーラカーンの画家によって、藍色、黄色、緑色、茶色、白、黒色でイサーンの生活様式や「シンサイ物語」が描かれています。
創建時のイサーン様式の伝統的な屋根は、1993年にタイ芸術局が中央タイ様式に改修しました。








布薩堂は東向きに建っています。


■布薩堂の正面です。





扉には仏陀の線彫が施されています。

■扉の左側壁面、地獄絵図です。

 








■扉の右側壁面です。「シン・サイ物語」の終わりの部分が描かれています。壁画は左(南)壁面から巡るように物語が展開しています。


ヤック「クムパーン」に花を捧げる、誘拐されてきた「ナーン・チャンタ」です。
何年も一緒に暮らしてきた二人が仲睦まじくしている場面です。









■左側壁面(南)です。













シンサイ、サン・トーン、シホの3兄弟と森の中で巡り合った6人の普通の王子たちです。
体半分が象、半分が獅子の「シホ」ですが、どうもイノシシに見えてしまいます。



■後壁面(西)です。



猛毒蛇、象、ヤックと次々に襲われますが、ことごとく退治をして進みます。









■右側壁面(北)です。










半身巻貝のサン・トーンが舟に変身、シンサイを乗せてクムパーンを追いかけます。





乙女が実る、ナリーポーンの木です。シンサイは既にナリーポーンと交わっています。
中央タイでは表現できないおおらかさがイサーンにはあります。
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ヤシの葉で出来たサラに壁画の解説がありました。

堂内は鍵がかかっていて入れませんでした。写真が堂内です。



庫裡ではネンが昼寝中です。

落っこちないように・・・。


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