サンカブリーの町へ行きます。三仏峠から市街までは24kmです。
カオレーム湖に沈んだ人たちが暮らす水上家屋を見ながら湖に沿って進みます。
午後4時20分ウッタマヌソーン橋(モン橋)に一番近いサームプラソップ リゾートにチェックインです。荷物を部屋に置きモン橋の散策に出かけます。
通称「モン橋」と呼ばれる木造橋は1948年にモン族の住むサンガリア川対岸とサンカブリー市街を結ぶため、ワット ワン ウィウェーカラーム寺院の僧正ウッタマ師とモン族の人々によって建設されました。全て手作業で完成した橋は「信仰の橋」と呼ばれていました。
全長850mのモン橋はタイで一番長い木造橋で、対岸で暮らすモン族、カレン族の重要な生活橋ですが、週末はたくさんの観光客が訪れます。
世界では2番目に長い木造橋です。
ちなみに、世界で一番長い木造橋は明治12年、大井川に架けられた蓬莱橋の987.4mです。蓬莱橋は度々起こる大井川の氾濫で崩落、流失し、現在の脚橋はコンクリート柱になっています。
夕食後に再度訪れました。
翌日の朝も出かけます。
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2004年2月の写真です。
サンカブリー市街から仕事を終えて帰宅するモン族の若い夫婦です。
モン族集落風景です。
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次ぎは2009年2月の朝のモン橋です。
2004年と比べると市街へ弁当箱を提げ働きに出る若い人がずいぶん増えていました。そんな通勤の人々に写真を撮らせていただきました。みんな恥ずかしながら快く応じてくれました。
まだ橋の上で物を売る人はいませんし、橋のたもと近くで土産物を商う店も数軒しか有りませんでした。
僧侶とすれ違うときは、腰を下ろして僧侶が通り過ぎるのを待ちます。
夕方の写真です。帰宅する女性です。
モン族集落側の橋入り口から集落を見ます。
現在は坂道の両側は土産物店で埋まっています。
老朽化で橋の上は補助材で埋められ、脚橋はたくさんの竹で補強されています。この年の9月の大雨で橋の一部が流失しています。
その後大改修が行なわれ綺麗な木造橋が戻ってきました。
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