の~んびり タイランド 2

タイの風景、行事や趣味の陶磁器を写真を中心に気ままに紹介しています。

ピマーイ・フェスティバル

2014年12月16日 | ナコーン・ラーチャシーマ



午後2時、プラサート・ピマーイまでやって来ました。遺跡を囲む道路は出店で近寄ることができません。やっと探し当てたのが遺跡横のピマーイ郵便局の駐車場でした。

遺跡前にはピマーイの歴史と周辺から出土の遺物が展示されていました。
ショーの観覧券は午後4時からの発売なので、周辺を歩いてみます。



まずは昼食です。かっては写真屋さんだったようですが、現在は食堂になっています。

古いカメラをたくさん蒐集しています。





まだ人出は少ないようです。

仏陀像や僧侶の像が置かれていますが。お守りを売ったり、占いを生業にしているようです。



遺跡の横ではテントに人が集まっています。

コブラです。噛まれると30分で死に至ると言われています。
タイは毒蛇の種類が多くて、確実に助かりたければ噛んだ蛇を持って行け、とよく言われます。
病院では歯形や歯の大きさから毒蛇の種類を推測し、血清を打つそうですが、間違っていると取り返しがつかない結末を迎えます。





蛇で人を集めて、磚仏のお守りを売っていました。観衆も蛇は見ているが、お守りを売り出すと散らばって行く状態で、売れるところは見ませんでした。

プラサート・ピマーイの東南100mにある、18世紀のアユタヤ時代に建立された「メル・ブラフマハタート」と呼ばれる仏塔跡です。


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午後4時から配布された、指定席券です。
無料配布で座席指定はできませんでした。
座席を確認に遺跡に入って行きます。フェスティバル期間中は拝観料を徴収していません。

遺跡の詳細は別の機会に紹介します。ここでは概要だけ記しておきます。
大半の建造物は11世紀から12世紀の間のクメール王朝、第13代国王スーリヤヴァルマン1世(在位:1011年~1050年)によって建立されたヒンドゥー神殿だと推定されています。その後、第21代国王ジャヤヴァルマン7世(在位:1181年~1220年)によって大乗仏教寺院に大改造されました。
ヒンドゥー遺跡は一般的に東を正面にして建っていますが、この遺跡は南が正面となっています。クメールの王都、ヤショダラプラ(アンコール)を正面にしたのではないかと考えられています。

主祠堂へ向かうには、十字テラスになったナーガの橋を越えます。橋への階段両脇には獅子像があります。

参道横では演技の練習中です。



祠塔に飾られていた仏陀像が並んでいます。

回廊西門から内側へ入って行きます。







西から祠堂を見ます。

破風の石材は絵柄が連続していません。
彫刻の題材はラーマーヤナ物語です。

東から見ます。西日が祠堂に差し込んでいます。

南へ回ってきました。

まぐさ石はラーマーヤナ物語です。

ジャヤヴァルマン7世をモデルにしたと言われる瞑想する仏陀像です。オリジナルはピマーイ博物館に展示されています。

北側の破風とまぐさ石ですが、まぐさ石の踊るシヴァ神像は、左右につないだ石の組み合わせ模様が連続していません。

ショーに出演する女性たちが記念撮影中でした。


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午後6時、ナーガ橋横の広場に設置された舞台でショーが始まりました。










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午後7時20分、中央祠堂前の参道に設置されたメイン舞台へとみんな移動です。

午後8時開演です。指定席からでは舞台が遠すぎて、舞台前の芝生へ移動して観賞します。













イサーン各地の民族踊りが披露されます。





ナーガ登場です。



アプサラの踊りです。





クメール王ジャヤヴァルマン7世の登場です。



















ジャヤヴァルマン7世が登場して、午後9時38分閉幕です。

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最後は出演者との記念撮影です。クメールの装束を着た出演者です。



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