金曜で上映終了。最終上映時間に遅い時間帯がないと今更気づく。
もう、仕事さぼるしか方法がない。
金曜までに、そんな気分になるかどうかは成り行き次第だ・・・。
やっぱり「ベルリンで賞取った」若松孝二監督の連合赤軍ものは、思ったとおりの巷の反応になっているらしい。行かない選択をして正解だった。(結局ベルリン出賞とったからって、それがなんぼのもんじゃ、ということだった)
第一、タイトルが「実録・・・」って俗っぽすぎる。(山口組の映画のタイトルみたい)団塊の世代の懐メロ気分と、新世代の傍観者批評家気分と、暴力シーン好き映画ファンには楽しめそうだ。歯医者の治療にびびる、「暴力シーン映像ダメ人間」の私には、不向きだ。内容も、私の既知の範囲のもの。見た人の感想を知ると、映画作った人たちに対し、こういう作品を扱うには、もっと上のレベルの哲学があっていいんじゃないかと思う。
対して、ソクーロフ「牡牛座ーレーニンの肖像」は、実の所、史実的にも私の知らない部分もあり、内容的にも興味あるに加え、映画の手法も「実録・連合赤軍事件」とは真逆。
権力の中枢にいて、やがて権力闘争に敗れ、軟禁状態で、痴呆症と意識のはっきりした時と両方ある時期ののレーニンと、スターリン他を、なるべく政治臭から一歩はなれた位置から、淡々と追って、監督のテーマを明示する。
こっちの方が自分には、「見るべき映画」だった。
ついでに「バレエリュス、踊る喜び、生きる喜び」よりも。
バレエリュスを見た時、ユーロスペースに行って「牡牛座」を見るか、バレエ映画を見るかで駅前で迷ったのだ。結果、バレエリュスは、見ても見なくても良かったレベル。(確かDVDもあったし)それにしても、あの「映画館」の「コンクリート打ちっぱなし」状態は、一興だった。
ソクーロフ監督のは、「ヒットラー」や「ヒロヒト」を描いた前作も見てないし、(多少眠くても、映画館が寒くても)今回重い腰を上げて見ておけば良かった。仕事のために遊びを回避するのは、つらいものがある。
もう、仕事さぼるしか方法がない。
金曜までに、そんな気分になるかどうかは成り行き次第だ・・・。
やっぱり「ベルリンで賞取った」若松孝二監督の連合赤軍ものは、思ったとおりの巷の反応になっているらしい。行かない選択をして正解だった。(結局ベルリン出賞とったからって、それがなんぼのもんじゃ、ということだった)
第一、タイトルが「実録・・・」って俗っぽすぎる。(山口組の映画のタイトルみたい)団塊の世代の懐メロ気分と、新世代の傍観者批評家気分と、暴力シーン好き映画ファンには楽しめそうだ。歯医者の治療にびびる、「暴力シーン映像ダメ人間」の私には、不向きだ。内容も、私の既知の範囲のもの。見た人の感想を知ると、映画作った人たちに対し、こういう作品を扱うには、もっと上のレベルの哲学があっていいんじゃないかと思う。
対して、ソクーロフ「牡牛座ーレーニンの肖像」は、実の所、史実的にも私の知らない部分もあり、内容的にも興味あるに加え、映画の手法も「実録・連合赤軍事件」とは真逆。
権力の中枢にいて、やがて権力闘争に敗れ、軟禁状態で、痴呆症と意識のはっきりした時と両方ある時期ののレーニンと、スターリン他を、なるべく政治臭から一歩はなれた位置から、淡々と追って、監督のテーマを明示する。
こっちの方が自分には、「見るべき映画」だった。
ついでに「バレエリュス、踊る喜び、生きる喜び」よりも。
バレエリュスを見た時、ユーロスペースに行って「牡牛座」を見るか、バレエ映画を見るかで駅前で迷ったのだ。結果、バレエリュスは、見ても見なくても良かったレベル。(確かDVDもあったし)それにしても、あの「映画館」の「コンクリート打ちっぱなし」状態は、一興だった。
ソクーロフ監督のは、「ヒットラー」や「ヒロヒト」を描いた前作も見てないし、(多少眠くても、映画館が寒くても)今回重い腰を上げて見ておけば良かった。仕事のために遊びを回避するのは、つらいものがある。