懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

ほしのあきとメルクリエフの舞台衣装(ザハロワガラⅡ)

2009-05-08 01:42:02 | Weblog
天皇賞とバレエ公演が重なって、バレエのファンに言ったら怒られそうな事を考えた。以下、不謹慎な与太話です。

天皇賞の予想で、フジテレビの深夜競馬番組を見てたら、ほしのあきの応援してる馬がオークス出走権をとったので、公約どおりほしのあきが、番組放映中に、変なコスプレ体操着姿を披露。

スケスケの体操着だったんだけど。

それでバレエ公演行って、メルクリエフのコンテンポラリーのソロの踊り見てたら
内心、「あっ、昨日の体操着衣装と一緒だ」と思った。

この方の踊ってるお衣装が、上体のTシャツが半透明。網かな。汗かくと透明。近くで見ると、肉体の生々しさが目立つ。色白だし。

こういうの、メルクリエフのファンには受けるんだろうか・・・?。

ルジマートフなどは、半裸でもこういう生々しさがない。研ぎ澄まされたストイックな身体。マラーホフも、メルクリエフみたいな生々しさはなかった。

ちょっと前列で見てると、踊りより、ほしのあきのコスプレみたいな、肉体の生々しさを眺める感じになりそうな気がするんだけど。ミーハー向けはかぶりつき席、アートとして見るなら、後方席ってことか。

踊りはよく踊れていて、去年同じ演目見た時より、ずっとよく見えた。
伸びやかに宙をつかむ長い腕、脚。音にのり、全身で空間に弧を描き、
思いを表出する。でも、前にも同演目見てるから、自分の集中力が続かない。

もっといまいちだった時の踊りの方を、何を語りたいのか一生懸命見ていた。
舞台は踊り手で完結しない。見る側の緊張と弛緩の度合いも、上演の成否に大きく影響する。

去年の踊りを一生懸命見たのが、少し空しかった。

コンテンポラリーは、どうかすると練習を見せられてるような舞台を、いくつも見てきた気がした。この手のダンサーたちは、日本の公演で何回か同じ演目を踊る。

最初は??だったり、うまくないのが、だんだんまともになっていく。オーラ、存在感、表現力のなかったダンサーが、一歩一歩、それらを身に着けていく。

自分的にはお金払って見るんだから、最初から高水準のを見たいけど。

ダンサーが成長する、練習つき合わされているような、そんな舞台を、バレエガラ見る中で、今まで幾つも見てきた気がする。

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