懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

カーネーション

2012-03-12 10:48:08 | Weblog
買った切り花の蕾が、部屋の暖かさで開くのでは?、と期待したのが、
赤い花弁をチラ見せしたまま、開きそうでで開かない。
思わせぶりな、わるい女のようで、面白い。

【カーネーション】
朝の連ドラって、ちゃんと見たことが一度もないし、今回もそう。

慌ただしい中、チラ見して、今回のドラマ「カーネーション」の前半は、ミシン一つで、女性たちがきれいになってゆく魔法のような、夢のある話で、チラ見でも楽しかった。

モデルは、高名な天才的なデザイナーさんの話なのだけど、戦後の復興から高度成長期への転換点に、夢を持って生きた女性の話として、もっと普通の人のような感じで見れた。

ちなみに、もっと後の時代だと、業界の現実はからく。

数年前知り合った人が、素敵な服を着てたので、どこで買ったのか聞いたら、自分で縫ったそうで、縫製もデザインも優れてて、驚いた。元デザイナーやってて、大手デパートに商品置いてたけど、結局食べていけなくて、足を洗ったそうな。門外漢には分らないけど、デザインの才能以外の処世術がいるのかしらね。その後の時代は、資金ないと厳しそうな気がした。夢を持って生きる若い人は魅力的だけれど、持続していくのが、なかなか。(あたり前か。)

【3・14】
3.11の次は3.14よね、と思ってるのに、朝の新聞のタイトルが相変わらず暗いので。
死生観によって見える世界が違うのかも、と思った。

宗教のない人には、喪失だけの話でも、クリスチャンの人だったら、あの世があって、神に召されるという考え方になるから、肉親の死も、失うだけのこととは違うのかしら??、と思って。

それと、生の時間の大切さもあるし。
20代の時、職場の同僚の男性が二人も亡くなって、凄く驚いたことがあるけど。(事故とガン死)運命って分らない。

※アクセス数が無事落ちて、与太話や、しょうのない話も出来そうで、良かった。アクセス数が高いと、趣味の特定ジャンルのブログで登録してるので、その通りでないといけないのかしら?、と思ったけれど、でも自分は、越境や、寄り道、廻り道が好き。

(3.14は、「期待してて下さいっ」って言ってた人がいるので、ちょっと愉しみ。フフフ。)

というわけで、バレエの話は、ぼちぼちで。

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再現ドラマ、全電源喪失

2012-03-12 00:31:46 | Weblog
やっとアクセス数が落ち着いて、他ジャンルの話も書けるようになりまして。

11日が震災後1年というので、TV番組が、その関係に変わってて。
競馬番組が今日は無い、と思って、何となくつけっぱなしにしていたら。
日本テレビだったかな、(忘れた)上記のタイトルの再現ドラマを、夜にちょっとやっていた。

福島第一原発の、現場作業員たちの奮戦の話。
今日やってた震災関連の中で、一番良かった。

不測の事態の連鎖の中で、現場の高放射能の中、足場の悪い道を通って、奥にあるバルブを手動で締めて、これ以上の悪化を、防ごうとする話。そもそも手動でやるようにはできてないので、やりにくい。

放射線量が高く、若者には行かせられない、と言って、年配者が防護服を着て、一回目に行った2人の浴びた放射能が、25マイクロシーベルトとか。で、2回目の2人は95とか、(100行っちゃ、いけないんだか、なんだかで。)クラクラするような話なのだけど。2回目の人は、もう少しの所で目的地まで行けずに、責任感が高じて、戻りたくなさそうだったり、こういう中で規定通りを貫く冷静さを保つのも、大変なんだと分ったり。見てると泣けてくる。

この人たちが一番くらい、大変だったんではなかろうか?

最近になって、事故調査委員会が、当時の政府の対応に問題があったことを、悪しざまに報告してた。でも、そういう事で、却ってこういう現場の人たちの活躍を讃え、その後のケアを考える風潮が遠ざかったのではないかと、危惧した。

あの、なにか、当時の政府が悪いとしか言えない報告も、無能そうで聞いてて疲れた。(元はと言えば、ずっと前からの、原発推進政策の結果だし。)
いいとか悪いとかより、当時の政府が悪かったことにすれば、問題が解決するわけでもあるまいに。(朝の番組に出てたシンクタンクの女性が、政治に期待するより、出来る事はやるみたいな事言ってたけど、ほんとにそうだと思う。)

誰かを何かを非難するより、労あった人たちを讃えることが、もう少し先にあってもいいんじゃないかと。良くやった人たちをよくやったと、なぜ先に言えないのか。過去の失敗を責めるより、今何ができるか、どこから始められるかを見つける方が、良いのではと、思ったりした。

史上最低総理の安倍しんちゃんを戴いたことのあるニッポンとしては、むしろあの3・11って、それ以上の事態の悪化も、ありえたと思うのに。あの時、ママ友とかチェーンメールの風評被害とか、出そうだったけど、政府高官が事態の鎮静化を意識したことで、一時の混乱は、やや収まった時期がある。そういう事、もう、皆忘れちゃったのね。当時、ヨード飲んだらいいとか、変な話が、一時期、噂で出てたけど。

原発の現場の人たちの命令指揮系統で、一番上は政府も一枚かむから、そこからの指示もあって奮戦した人たちのことが、あの「今更」な報告書の出たことで、却って置き去りにされそうで。そんな中で、各局の番組は、別の内容なのに、ここではこれがちょっと出たのは良かった。

彼らの働きで、私らが今日あるのかもしれないし、労働条件、環境過酷そうなんだけど、最善されたらいいと思うし、ねぎらいや称える言葉の一つもあっていいと思う。体調の変化への病院対応の手厚さが、もっと保証されたらいいと思う。報道されないより、された方が良かった。

竹ノ内豊のナレーションも良かった。抑揚付きすぎず、冷たくもなく。俳優がセリフ言うのって、やっぱり難しんだなと思った。

【弔い】
亡くなった方の話も、多く報じられたので。お坊さんから伺ったお話。

私はあの世があるのか、無いのか、分らない。お坊さんは、あるという立場で、死者を弔う時は、その方が亡くなった状況が、肉体的苦痛を伴う辛いものであったら、その時の相手の辛さ、苦しさを思いやってあげて、でも今は、その苦痛から解放された事を思い、「辛かったね、苦しかったね、でも、今は楽なって、良かったね。」と思ってあげると、なくなった方の魂の救済面で、良いのだそうです。

あの世がなければ、それまでだけど、もし、あの世があって、死んでも死んだ時の苦しさが残ってる場合があるなら、そういうのが死者の魂に有効なら、と思って、確率半々で、自分は、仏事で励行してます。

というわけで、震災関連で亡くなった方の弔いがある場合、せっかくだから、そういうのも良いのかも、と。

何か、現実に、プラスになることを考えると、良いのではないかと思う。

【競馬、フィリーズレビュー】
しっかし、まじめな記事って、自分で読んだらつまらん。勝った馬、アイムユアーズって、いい名前ですね~。★★アイムユアーズ★★

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