こんどのパリ・オペラ座公演は、「ジゼル」「オネーギン」だそうで。
物語性のあるバレエ。日本向けには順当な選択、かな?
こないだのワガノワバレエアカデミーの話で、校長が、「真の劇場は、ボリショイ、マリインスキーと、パリ・オペラ座の3つです。」って言ってたけど。(この3バレエ団は、教師が良くて、バレエの基礎がしっかりしたダンサーが育ちやすい、かな、という共通項はあると思う。)
ただ、諸刃の剣というか・・。
創作、新しい作品の創造、という点に関しては、やっぱり、縛られる規範が色々あると、自由な、奇想天外な発想は生まれにくかったりするかしら?という思いも、一方であって。
中で、パリ・オペラ座は、例外的で、あれほどの大バレエ団でありながら、むしろ、近過去に、バレエ界に、かなり革新的な作品を、次々に送り出した、という、不思議な存在。クラシックバレエの舞台の打ち立てたもの、既成概念を、いい意味で壊して創造する様な傑作を、世に出し続けた。なんでそんなに革新的になったのか、知らないが。
パリ・オペラ座の近過去のコンテの名作は、現代の古典化して、様々なダンサーに踊られてきて、その芸術性には高いものがあるが。
そういう、真に芸術界の極北を切り開くような、深みと斬新さのある芸術、というのとは異質だが。
ちょっと前に、Kバレエが創作した、「クレオパトラ」って。
いわば大衆化路線(?)。高尚というよりは通俗になるかもしれないが、今迄バレエであまり取り上げられなかった、誰もが知る史実に基づいた、ドラマティックな女王と英雄たちの物語で、観客を惹きつける劇的起伏に富み、ゴージャスさも分かりやすさもあり、グランドバレエ向きの題材なんではないのかな?たぶん。
これって、題材としては、いいかも?と思って。
で、こういうのを持ってくる発想って、意外と、今までありそうでなかったような気がするので。
やっぱり、権威有りすぎる大バレエ団で、色んな規範に縛られすぎると、こういうの、思いつかなくなるものかな??って思ったりして。まあ、もしかしたら、Kバレエならではのアイデアだったのかな?とも思うので。
(結構、大振付家の時代が去った後、新しい作品を創らねば、作らねば、というので、新作色々出たけど、正直、あんま題材的に、いまいちで、面白くないのもあった。)
(特に、ロシアで、もう今までの古典とか、定番演目よりも、それ以外を!って掛け声は耳たこで聞いたが、出てきたのは、がっかりするのもあって・・・)
で、熊川哲也って、作品を創るにあたって、模倣でもいいんじゃないか、良いものは真似しても居んじゃね?との主旨の事を過去に発言してて、実際、あそこの「白鳥の湖」、一部、ブルメイステル版のアイデアから拝借したり、他もあったような気がする。(うろ覚え)(ブルメイステル版「白鳥」のアイデアを借りたものとして、新国立劇場の牧版「白鳥」の冒頭部分もあった。)
で、熊川哲也がそういう人なので、他の振付家が、ほんじゃ自分も「クレオパトラ」作る、って言っても、もしかして目くじらたてないかも(??)と、半分位思って。(か、どうかは分らないけど、希望的観測で。)
昔は、振付作品を盗用されたと訴えたりとか、そういうのも出たけど、そういうことさえなければ・・・。
「クレオパトラ」は、この題材で、他バレエ団、他の振付家も作れたらいいなって思って。
そして・・・日本人でなく、外人キャストでやってほしいなあ。(ごめん。)
だって、クレオパトラ、なんだもん。やっぱ、日本人よりグラマラスで神秘的でゴージャスな美女に出てきてほしいとか(あははは、非国民。)、シーザーだって、アントニーだって、外人キャストで見たいなって思うので。
(Kバレエとそのファンの皆さま、こんな意見ですみません。)
もはや、観客の本音の言いたい放題になっちゃうけど。
あ~、例えば、ボリショイの「ファラオの娘」って、なんであの話になっちゃったの?あの時代のキャストで、「クレオパトラ」とかに出来れば、割と豪華キャストも夢ではなかった???かもとか、何より美術には期待できたんじゃ?とかね、妄想が広がってゆくのでした。
どこのバレエ団があってるかなんてわからんけど、例えば、パリ、オペラ座が「クレオパトラ」やるって言ったら、自分は留めないし。(どこのバレエ団にも言えることだが、やってみないと、合うか分んないけど。)(パリ・オペラ座バレエ団のファンの方、こんなてきと~な意見で、すみません。ぱっと思いつきで、書いてるだけなので。)
パリ、オペラ座には、近過去の新作で、名画を土台にした、『天井桟敷の人々』があったけどね。
そういえば、大昔、プリセツカヤが持ってきた全幕もので、「メアリ・スチュアート」ってのがあった記憶が。
舞踊技術、バレエの基礎はしっかりしているなら、作品が面白ければ、尚良し、なので、やっぱり、題材の選び方、中身も大事と思う。
ロシアのは、ハムレットに想を得ても「ロシアン・ハムレット」になっちゃってたしね。「パリの炎」も、いまいち、日本人が共感しやすいストーリーやテーマでは、なかった気がする。
本日は、思い付きによる放言ですので、そのつもりで読み飛ばして頂ければ、幸い。
【原発事故、東電旧経営陣3人への訴訟の件、追記】
※ちなみに、昨日の東電の裁判の話、「司法の判断は、これこれこういう理由で、こうだ」って説明されちゃうと、ムムムで、
国民感情と、司法の裁きに、解離があるとしか、言いようがない。司法試験受かった人の理屈をきいても、心が全然、ふに落ちん。じゃ、誰が責任取るの?っていうと、原発推進した、小泉元総理とか?
でも、あの武黒フェローとかの現役時代の図々しい態度とか覚えてるし、やっぱり東電旧経営陣にも、責任取ってほしい。
武黒とか、民主党の上の人のせいにして、自分は被害者みたいに訴えていたよね。何で、あの人が、あの当時、もっと非難されなかったのか、被害者のように振る舞えたのか、時間たっても納得しない。
物語性のあるバレエ。日本向けには順当な選択、かな?
こないだのワガノワバレエアカデミーの話で、校長が、「真の劇場は、ボリショイ、マリインスキーと、パリ・オペラ座の3つです。」って言ってたけど。(この3バレエ団は、教師が良くて、バレエの基礎がしっかりしたダンサーが育ちやすい、かな、という共通項はあると思う。)
ただ、諸刃の剣というか・・。
創作、新しい作品の創造、という点に関しては、やっぱり、縛られる規範が色々あると、自由な、奇想天外な発想は生まれにくかったりするかしら?という思いも、一方であって。
中で、パリ・オペラ座は、例外的で、あれほどの大バレエ団でありながら、むしろ、近過去に、バレエ界に、かなり革新的な作品を、次々に送り出した、という、不思議な存在。クラシックバレエの舞台の打ち立てたもの、既成概念を、いい意味で壊して創造する様な傑作を、世に出し続けた。なんでそんなに革新的になったのか、知らないが。
パリ・オペラ座の近過去のコンテの名作は、現代の古典化して、様々なダンサーに踊られてきて、その芸術性には高いものがあるが。
そういう、真に芸術界の極北を切り開くような、深みと斬新さのある芸術、というのとは異質だが。
ちょっと前に、Kバレエが創作した、「クレオパトラ」って。
いわば大衆化路線(?)。高尚というよりは通俗になるかもしれないが、今迄バレエであまり取り上げられなかった、誰もが知る史実に基づいた、ドラマティックな女王と英雄たちの物語で、観客を惹きつける劇的起伏に富み、ゴージャスさも分かりやすさもあり、グランドバレエ向きの題材なんではないのかな?たぶん。
これって、題材としては、いいかも?と思って。
で、こういうのを持ってくる発想って、意外と、今までありそうでなかったような気がするので。
やっぱり、権威有りすぎる大バレエ団で、色んな規範に縛られすぎると、こういうの、思いつかなくなるものかな??って思ったりして。まあ、もしかしたら、Kバレエならではのアイデアだったのかな?とも思うので。
(結構、大振付家の時代が去った後、新しい作品を創らねば、作らねば、というので、新作色々出たけど、正直、あんま題材的に、いまいちで、面白くないのもあった。)
(特に、ロシアで、もう今までの古典とか、定番演目よりも、それ以外を!って掛け声は耳たこで聞いたが、出てきたのは、がっかりするのもあって・・・)
で、熊川哲也って、作品を創るにあたって、模倣でもいいんじゃないか、良いものは真似しても居んじゃね?との主旨の事を過去に発言してて、実際、あそこの「白鳥の湖」、一部、ブルメイステル版のアイデアから拝借したり、他もあったような気がする。(うろ覚え)(ブルメイステル版「白鳥」のアイデアを借りたものとして、新国立劇場の牧版「白鳥」の冒頭部分もあった。)
で、熊川哲也がそういう人なので、他の振付家が、ほんじゃ自分も「クレオパトラ」作る、って言っても、もしかして目くじらたてないかも(??)と、半分位思って。(か、どうかは分らないけど、希望的観測で。)
昔は、振付作品を盗用されたと訴えたりとか、そういうのも出たけど、そういうことさえなければ・・・。
「クレオパトラ」は、この題材で、他バレエ団、他の振付家も作れたらいいなって思って。
そして・・・日本人でなく、外人キャストでやってほしいなあ。(ごめん。)
だって、クレオパトラ、なんだもん。やっぱ、日本人よりグラマラスで神秘的でゴージャスな美女に出てきてほしいとか(あははは、非国民。)、シーザーだって、アントニーだって、外人キャストで見たいなって思うので。
(Kバレエとそのファンの皆さま、こんな意見ですみません。)
もはや、観客の本音の言いたい放題になっちゃうけど。
あ~、例えば、ボリショイの「ファラオの娘」って、なんであの話になっちゃったの?あの時代のキャストで、「クレオパトラ」とかに出来れば、割と豪華キャストも夢ではなかった???かもとか、何より美術には期待できたんじゃ?とかね、妄想が広がってゆくのでした。
どこのバレエ団があってるかなんてわからんけど、例えば、パリ、オペラ座が「クレオパトラ」やるって言ったら、自分は留めないし。(どこのバレエ団にも言えることだが、やってみないと、合うか分んないけど。)(パリ・オペラ座バレエ団のファンの方、こんなてきと~な意見で、すみません。ぱっと思いつきで、書いてるだけなので。)
パリ、オペラ座には、近過去の新作で、名画を土台にした、『天井桟敷の人々』があったけどね。
そういえば、大昔、プリセツカヤが持ってきた全幕もので、「メアリ・スチュアート」ってのがあった記憶が。
舞踊技術、バレエの基礎はしっかりしているなら、作品が面白ければ、尚良し、なので、やっぱり、題材の選び方、中身も大事と思う。
ロシアのは、ハムレットに想を得ても「ロシアン・ハムレット」になっちゃってたしね。「パリの炎」も、いまいち、日本人が共感しやすいストーリーやテーマでは、なかった気がする。
本日は、思い付きによる放言ですので、そのつもりで読み飛ばして頂ければ、幸い。
【原発事故、東電旧経営陣3人への訴訟の件、追記】
※ちなみに、昨日の東電の裁判の話、「司法の判断は、これこれこういう理由で、こうだ」って説明されちゃうと、ムムムで、
国民感情と、司法の裁きに、解離があるとしか、言いようがない。司法試験受かった人の理屈をきいても、心が全然、ふに落ちん。じゃ、誰が責任取るの?っていうと、原発推進した、小泉元総理とか?
でも、あの武黒フェローとかの現役時代の図々しい態度とか覚えてるし、やっぱり東電旧経営陣にも、責任取ってほしい。
武黒とか、民主党の上の人のせいにして、自分は被害者みたいに訴えていたよね。何で、あの人が、あの当時、もっと非難されなかったのか、被害者のように振る舞えたのか、時間たっても納得しない。