懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

自然体

2019-11-02 18:11:34 | Weblog
【フィギュアGPフランス杯、男子SP】のセルゲイ・ボロノフ。

かっこよくて、びっくり。去年よりも、さらに。

単純な意味で、TV画面映える映える。この人が出るとTVつける価値がある感じ。

トレンドのクィーン曲を、ボロノフ特有の深みを加えて表現していて、雰囲気のかっこよさだけの選手ではないんだけど。

というか、技術の精進、芸術的な深さ、人間味、のような部分に裏打ちされた、固有のかっこよさが目立つ人。

私は、羽生のファンで、この人のファンではないんだけど。

ツイートで、ボロノフはGPSに出るだけで価値がある、だったか、そんなのがあったような気が。

ボロノフが出ると、GPSの観る価値が上がる、とは思った。

老けるより、年齢を重ねて男性的魅力が増す方向になって、他の人と違うなって思う。
美しくある為の、特別な努力をしているようには見えなくて、自然体で美しくいられる、不思議な存在。

録画し損ねたので、正直、前回の女子も含め、日本人選手を延々と映すより、ボロノフとか見ごたえある人を映してほしいというのは、ある。

【BS12 ドイツのドラマ 「バビロン・ベルリン」9・10話】
この頃、フィギュアGPSを見るのが大変な位、はまってるドラマなんだけど。見だすと止まらない、謎が謎を呼び、何だか一向に、謎や疑惑が解決せずに、また新たな謎が!という展開の中。

人が人を裏切り、同じ組織の仲間をスパイし、警察が暗黒街のボスに通じてたり、組織の一員が対立組織に仲間を売ったり、普通の女の子が、仕事なくて金の為に昼は警察で働き、夜は娼婦して、いいよる男の子たちを手玉に取って、いいように使ってたり、その他もろもろ、一筋縄ではいかないこの作品の中で、

唯一、割と普通にまともそうだった、警部助手の青年・シュテファンが、あっけなく殺されてしまった!

何か、密談してる男たちを見て、読唇術で大事な秘密を知って、それを行政長官に報告しなくちゃいけなかったはずなのに。
それをさせたくない男たちに殺されたのかな。

近道を人に聞いて言った道は怪しい道で、人気のない、何か起こりそうな環境で、やっぱり、数人の男たちに前と後ろに立ちはだかれて、横へ逃げても逃げ切れず、最後は男に拳銃を向けられ、ああああああ、と思っても、あっけなく頭を撃ち抜かれた。

あああ、優しくて、中々有能だったシュテファンが死んでしまった。

主人公のゲレオン・ラート警部は、怪しい医者の陰謀で、変な薬を処方されてて、発作がくると、怪しい薬をガーッと飲んでるけど。薬飲むシーンの度に、不安でならない。

だんだん体に不具合が来ていて、あの薬、どうなのか、ラートはあんなで捜査まっとうできるのか、健康体の助手のシュテファンには生き残ってほしかった、とか、残念感、ショックが引かない。

一方で、1話から色んな画策してる、スヴェトラーナ・ソロキナの暗躍が終わらない。トロツキストが運ぼうとした金塊が、ソロキナがドイツの右翼の実業家アルフレッド・ニッセンに話したことで、15人皆殺しにあってるソビエト反体制集団・赤い砦の血と汗と涙の結晶(?)の金塊が、伯爵令嬢ソロキナによって、ドイツの黒い国防団だったか、そんな国家転覆を目論み毒ガス密輸してる陰謀集団に奪われそうになってる。

ソロキナは、彼女の心情に即してドラマが進行してる形ではない為、目的の為に、ソ連の革命家とドイツの右翼青年実業家、二人の男を恋人にし、暗躍するソロキナが、視聴者目線では、姦婦にしかみえなくなってしまった。彼女には彼女の言い分があるのは分ってるんだけど。彼女の為に、男たちは踏んだり蹴ったりの目にあっている。

その、ドラマの、シュテファンが死んだショックで、(・・・・というよりは、テレ朝のGPSの番組作りが、日本人選手の宣伝臭が強すぎて洗脳みたいで、敬遠したこともあるけど)・・・フランス杯のネイサン・チェンSP演技を見損ねた。

【フランス杯、サマリンとか】

アレクサンドル・サマリンの、4回転ルッツー3回転トーループ、そして4回転フリップの成功の演技は見たけど。(少し前に、ネイサンが、ルッツとフリップの4回転入れてた時期があったなって、思い出していた。男子のクワド祭りを辞めさせたいっぽいルール改正以後、見なくなった様な。)成功か、失敗かで、こういう高等技術は明暗くっきり。

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