懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

旭川中2凍死事件、真相究明を求める署名が13万筆集まる

2022-06-01 01:54:16 | Weblog
旭川の中学2年女子生徒が、同級生や教師、教頭、市教委らの関わる世界で、類例を見ない陰惨な犯罪行為の果てに凍死状態で発見された事件。

これ、ずっと気になってました。

報道は少なく、私は事実を知ったのも、事件直後よりずっと後です。ウクライナ報道にあれほどかまける暇があったら、なぜ、同じ日本人がこんなにも酷い目に遭ってなくなった事件に心を寄せる事が出来ないのか。

ウクライナのレイプ報道よりも、彼女はずっともっとひどい目にあわされて、精神を粉々に破壊されて不条理な死に至らしめられています。何度も何度も酷い目に遭い、苦しみながら死んでいったのです。(その死も、他殺ではないのか?という声もあるようです。)

そのぞっとする事件の内容を見ると、この日本のどこが、自由と民主主義なのか!?旭川教育委員会って何なのか?!彼女の事件から見えるのは、不自由と無法でしかありません。

ここにはハンムラビ法典はないので、心情的には、加害者たち全員に、彼女と同じ目にあってほしいのですが。
この国でそれは無理でも、せめて加害者たち全員が大きな社会的制裁を受ける事を望みます。

主犯格?のC男とその親。それに、猥褻画像を保存していたという教頭とか。本来なら、裁判で極刑が相当の人物にしか見えません。

被害者が集団に自殺を強要されているのを見て、通報した年配婦人が亡くなっているのも、背筋が寒くなります。

旭川市教委は、おかしい。
文科省も、何だったら北海道知事その他も、もっと動いて事を正すべきだと、個人的には思います。

こんな異常な事件で犯人は罪に問われず、さらに主犯の親は被害者の親が悪いと吹聴したと聞いています。
こういう連中に良心も反省も期待できませんので、社会的に立ち直れない程の制裁が加えられなければ、同様の事件は起こると思っています。

こんなで自由と民主主義って、よく言える。この件をあまり報じないマスメディアが、ウクライナ問題で正義感ぶるのは、欺瞞以外の何物でもない。

ウクライナの大人女性へのレイプは何度となく声高に非難するのに(正直、日本のTV番組で白昼堂々、ゼレンスキー大統領が「レイプ」って話を延々とやってるのって、今迄の日本の放送界には無かった在り方で、ちょっとかなり違和感があったんだけど。常態化しましたね。各番組ディレクターは、ウクライナ側が流してくる残虐映像に慣れてしまったみたいで、感覚が歪んでんじゃないかと思う時はある。)、

なんで日本人女子への集団での異常な性的虐待や自殺強要はスルーするのでしょうね!?

性的暴力って別にロシアの専売特許でも何でもない。TVの評論家のこの手の話を見ると、彼らの意識に呆れかえってますが。
沖縄で、言いにくい事だが、米兵が日本人女性を性的暴行って、既知の話だし、今回のウクライナ報道に違和感を持つのは、日本女性が米兵にレイプはスルーで、ゼレンスキーが「レイプ」と言えば、、日本のメディアとか視聴者は、そっちだけ非難。(しっかし、あの男、レイプの話が好きだなって思ったけど。「ジェノサ~イド!」とレイプと「地獄」って、すぐ言うんだけど。

本当の地獄は、例えば旭川の事件の被害者女子のような立場の人が見たものだと、自分は思う。上には上の地獄があるというか。
ついでに言えば、ウクライナは元々2つ以上の異なる勢力の対立があったし、その前にアメリカのネオコンの陰謀、暗躍もあった。あの国の孕む複雑な背景を全部捨象して、大衆の俗な好奇心に媚びた報道にもうんざりだけど。

今回の旭川の事件は日本人が同じ日本人に性的暴行や虐待し、ネット拡散とかだけど。これもスルーだよね、日本のマスメディア。なんでゼレンスキーだけ、ウクライナだけ、いつも特別扱いなのか?(私だけじゃなくて、日本に来た他国の避難民は皆おなじこといってますよね。ウクライナだけ特別扱い、って。)

日本人なんだから、もっと同じ日本人の被害者を擁護してもいいんじゃないか、と思うけど。マスメディアの無関心には、寒いものがあります。

日本は、そんなに言うほどまともな国じゃない。事実上、こんな異常な怪しい話がある国。

マスメディアには、ウクライナ問題はもういいから、

(ウクライナ問題は、同じ話を何か月引っ張ったら気が済むんだと思う。アメリカは戦争の長期化とロシアの弱体化を望んで、こうなってるそうだから。全然解決しないし、むしろ今度バイデン大統領は、日本人一般が見た事もない優秀で怖そうな武器を、ウクライナに供与するという。紛争に、火に油。さらに死人が増え、もっと酷い事になるでしょう。関係者全部に早期解決する気があったら、違う展開ありえたと思うし。

今回のアメリカの武器は優秀過ぎて、バイデンが一線を超えてやしないか?バランス的に、ちょっとやりすぎなのでは?と案じてるし、アメリカ側が「ロシア領土には使わないと、ウクライナに約束して貰った」というのは、その約束守られる保障はあるのか?ただの口約束ですよね?と、言いたくなる。バイデン政権の危なさに、先行き不安しかないですが。)

マスメディアには、旭川中2女子凍死事件の様な、日本問題にもっと目を向けてほしいです。
にせものの自由と民主主義は、いらない。

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火曜ドラマ「正直不動産」次週ラスト!続編希望

2022-06-01 00:44:23 | Weblog
【火曜NHK夜10時のドラマ、「正直不動産」】

毎回面白くて、不動産知識ではためになる、そんなドラマだったけど。次週、最終回って?早すぎる!!!!

10回で終わりなのか?

まだ、新人不動産営業の月下ちゃんがだんだん成長してゆく様、面食いで結婚したい榎本サンと、まだ遊んでいたい主人公・永瀬のお付き合いの行方、とか、
あと1回で結局つけられると逆に物足りなさそうなネタが色々。

次週で終わりなら、気持ちまだ終われそうにないので、続編作ってくれないかしら?もちろん、同じメンバーで。

主人公の永瀬役の山下智久は、単なる演技力っていうより、今迄のキャリアで身についた物が、やり手の営業マン役にリアリティを与えているような気がしてた。不動産営業としての幅広い知識の魅力と、まだ遊んでいたい30代イケメンのチャラさがほどよくマッチして、この番組を見る気にさせる主役であり続けた。

頑張る新人だけどここぞという時はしっかりした知識も開陳する新人の月下と並んで、他のドラマにない魅力的なキャラクター造形になってたと、私的には思う。

熱血部長、クールな社長、二つの不動産会社を天秤にかけるマダム・・・、毎度変わる購買のお客様方。もう少し見ていたい。
来週で終わるって早すぎ。
気持ち、まだ終われない。

【映画『アンダーグラウンド』』】
今日TVでやってた、映画『アンダーグラウンド』は、1995年のユーゴスラビア・・ドイツ・ハンガリー・ブルガリアの現代史を踏まえた作品だけど、一方でコメディの独特の味付けがあって、カンヌ映画祭でパルム・ドール賞を受賞したのも納得の作風。

この所、東欧現代史に関心が集まっている中、今はもうない、ユーゴスラビアという国の政治や風俗の断面が活写されて、貴重な作品だった。

自分らは日本人で東アジアの人間だから、東欧については知らない事がたくさんある。映画的に素晴らしかった事に加えて、歴史への興味にもこたえてくれる佳品だった。

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