懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

国会代表質問等

2024-10-09 17:46:48 | Weblog
前日10/8の論戦は、まず
立民/社民/無所属を代表しての、田名部さんという女性議員の質問が、前半では、特に良かった。

野田・石破だと、二人ともしゃべりが遅くて、・・・だったのが、

その点には風穴を開けてくれたのが、国民民主・玉木雄一郎議員の質疑。
この方は主義主張には、基本賛同できないうえに、メンタルが弱い、打たれ弱い、と言う政治家として大きな欠点も持ってるけど、

やはり元財務官僚で頭悪くないし、サクサク喋れて、質問内容も、野田の「は?何で今、その話なの?」と言うような話に比べ、喫緊必要な話になってて、おまけに、「この議場の緊張感の無さ!」を最後に叱責したのも良かった。(あ、ほめちゃった)

共産党の田村智子委員長も、聞きやすい話し方で過不足なく語り、こういうひとがでてきてほっとした。

(立民は、野田豚も酷かったが、次に出た吉田はるみは、つっかえつっかえ下みて原稿読んでて、酷くてさすがに見るのやめた。ああいう人を出して女性活躍って、国民をバカにしてる。そういうのを見た後だったから、田村氏が良く見えた、っていうか、出すなら、。田名部氏や田村氏位の人を出すべき。人材がいないわけじゃあるまいに。野田立民執行部の駄目さに閉口した。

ついでに、共産党の志位議長、消費税減税、って言ったと思うので、そこ!そこをもっと立てて、前面に押し出してやればいいのに。
マーケティング的観点から見ても、共産党あたりの立ち位置として、「消費税減税!」は選挙公約として、押し所になると思う。

(って、共産党に言ってもダメかもしれんが。自民党とかぶる主張よりも、自民も立民も賛成しない、一般国民にプラスになりやすい公約は、共産党の立ち位置ならいえるんだから、得票のばすためには強調するべきなんだけど。)

ついでに、志位議長のあたりから、イシバの聞く態度がとても悪くなって、2重人格みたい。TVカメラ回ってるんだから、ああいう態度はTVに映らないようにしたほうがいい。権力を志向するひとって、こんなもんか。(要は、得票多い党の相手はまともに相手して、少ない政党の人はなめてかかってるみたいで、思い出すと、笑えるが)

・で、最後に大トリ。真打、というか、
れいわ新選組、山本太郎!

しゃべりが物凄くうまい。口がうまいだけじゃなく、能登被災地支援で何度か現地入りもしてて、調べるべきこともばっちり調べてて、裏付けのある、石破側には耳の痛い正論を、あの立て板に水のしゃべりで、すらすら言い放ってて。

原稿もとってもよくできてるし、しゃべり方も凄くうまいので、はあ~~~、と思って聞きまして。

でも、いっとう最後なので、他の人を先に聞くので、待つのが長い感じ、それが唯一の欠点か?
山本太郎だけ聞くより、他の人を聴いてから聞いた方が、より、視点の持ち方や、演説の組み方、話し方のうまさが分る。

ただ、独特過ぎて、人が真似ようと思っても、なかなかできないかも。
(私、山本ファンでもれいわ押しでもない、無党派層です)

で、翌9日。
石破茂首相と、野田立民代表は、他の人より、心の世界が近いように思った。
立民のポンコツ議員どもが、野田を論戦に強い扱いしてるが、論戦そのものなら、玉木・国民民主代表の方が、全然よかったと思う。

それよりも、石破は、他の人より野田にはシンパシーを感じてる部分があって、価値観が近いとか、感覚に近いものがあるように見えた。
論戦がうまいとか下手とかの技術的なことよりも、石破と野田の関係性の距離感が、少なくとも石破側から見て、近く見える。

仲良しこよし、ってわけでもなかろうが、それでも、野田/石破で話してる時の方が、玉木/石破の時より、関係性の距離が近く見えて、ディベートの巧拙論議よりも、関係性の距離感の方が注目する価値があるように見えた。

石破茂は、野田佳彦の話の入り方とか、やり方で、野田に、ちょっと心を開いて話してる時がある?様に見えて、そこが隙になる。

それがこの二人の、この日の関係性の、独自な面かもね、と思った。

ただ、今日の論戦は、裏金問題で、圧倒的に野田有利、石破不利な条件下だったので、その割には、石破がよく切り抜けたような面があって、逆に野田は、そこで引かずともよい所で、石破の詭弁にごまかされかけて一歩引いた所があって、苦笑した。ちゃんと勉強してる人なら、基本がしっかりしてれば、そういう所は間違えなかったと思う。

まあ、石破の、絶望的に不利な条件下で、こういう時はこういう、みたいなかわしトーク、そして上川陽子の答弁のように、しどろもどろにもならず、声の調子も変えずに、いけしゃーしゃーと、詭弁を弄していたのは、苦笑しながら、ある意味感心した。

野田は、あんまりよくなかったけど、目的があって手段がある、という事で、そして彼は緊縮財政派なので、やたら、補正予算!と言ってたが。
(野田立民は、解散総選挙をすぐやるのには反対したい、と言う目的があって、能登の話、補正予算、と話進めてる、ストーリーが見えて苦笑したが、ほんとのこと言うと、立民は、通常国会の時、能登被災者支援で補正予算組むことを、れいわが提案したら、立民の議員が山本太郎の部屋へきて、そんなことやっても無駄だから、取り下げるように、とお勧めしてくれた!んだそうで、

(前日の山本の質疑の所で、本人がばらしてた)
https://youtu.be/WCy_3vJUoCM?t=609

なんていうのかな、野田って不誠実で、目的があって、それでこういうこと言ってる、ってだいたいわかるので・・・。
親切なれいわは、今の所、これ以上指摘してないけど、いいんじゃない?野田立民の不誠実さは、ばらしちゃえば。

自民党を有利にする、と言う人も居るだろうけど、それ以前に、野田佳彦を代表にした立民、解散総選挙の流れは分り切ってたはずなのに、準備もそんなにしてたように見えない立民。

膿を出す、とは、辻元清美議員が、いぜん言ったけど、野田立民の膿も、そろそろ出してもいいのかな、と思ったし、とりあえず、自力で、れいわ、共産、社民は、頑張るしか、無いんじゃない?

第一、先の立民代表選見ても、今の立民で政権交代すると、…その先が、な。

立民の中には、田名部さん以外にも、立派な政治家は、何人もいると思う。勿体ないと思うし、個人的には、例えば、よく知らないけど杉尾秀哉議員とか、応援したくなるような国会議員は何人もいる。ただ、今の執行部、野田とその周辺は、言葉使いも下品だし、(ディベートで自民をボコボコんにする、といってたって、報道にあったし。ボコボコ、って、何なのか?この低い意識は何なのか?

ディベートで相手をボコボコに言い負かすことが目的ではなく、政権交代が目的だもなく、いい政治を行うことが、本来の目的だ。)

野田はもう一つ、途中で「どうせ、小さい○○でしょ」と、石破が所属した団体を「小さい」と揶揄した箇所があって、そういう意識と、石破が、ミニ政党の議員や党首が相手だと、見下してる?様に見えたのと、意識の持ち方が、ちょっと似てるように思った。

政治家は、言葉も、態度も大事で、立民の野田豚の取り巻き連中のように、下品な意識低い系の言葉使いなど、もってのほか(何のために政治家になったのか、その議員の目的が見える気がする)

で、その意味では、玉木議員の、言葉を荒げても、紳士的な言葉使いが崩れないのは、態度としてよかったし、常日頃から、どういう人物として生きてるのか分かる。演技や計算だけでなく、その人の生き方が垣間見える瞬間はある。そういう、品性も大事。(玉木が、演説の最後に、「何、拍手してるんですか?!」って、やっぱり叱責してたような気がしたけど。怒っていても、紳士的な態度は崩れなかった。

玉木は改憲論者で、私とは政治的主張は、相いれない。頭は悪くないし、財政の事もある程度わかってる立場かなと思うので、国会質疑の場では、部分的に、マシにみえるときがあるって話だけど。

山本太郎は、演説、うますぎる。








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映画「忘れない、パレスチナの子供たちを」「サウンド・オブ・フリーダム」

2024-10-09 16:16:54 | Weblog
見に行こうと思ってた映画が2つ。
自分のメモがわりもかねて、ちょっと記載、宣伝を。

【10/4~「忘れない、パレスチナの子供たちを」】
アップリンク吉祥寺、アップリンク京都他。全国ロードショー
https://www.uplink.co.jp/palestine/
https://eiga.com/movie/102237/
より以下転載
パレスチナ人監督モハメッド・サワフとイギリスの名匠マイケル・ウィンターボトムが共同監督を務め、空爆で亡くなったパレスチナの子どもたちを追悼したドキュメンタリー。

2021年5月、イスラエル軍がパレスチナのガザ地区に行った空爆により、11日間で少なくとも67人の子どもたちが命を落とした。イギリスでそのニュースを見たマイケル・ウィンターボトム監督は、若い犠牲者たちを追悼する映画を製作することを決意。パレスチナ人の映画監督モハメッド・サワフと協力し、攻撃からわずか1カ月後に撮影を開始した。

アーカイブ映像や残された家族たちの証言を通して、世界中の子どもたちと同じようにそれぞれの希望や夢、野心を持って生きていたパレスチナの子どもたちの物語を映し出す。「アド・アストラ」「戦場でワルツを」などの作曲家マックス・リヒターが音楽を担当。日本語版ナレーションは坂本美雨。

2022年製作/84分/G/イギリス 原題または英題:Eleven Days in May

監督:モハメッド・サワフ マイケル・ウィンターボトム
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以前、同じ吉祥寺の映画館で上映してた、ガザの美容院の映画や、同時期に渋谷の映画館でやってたパレスチナの映画は、陽気な部分もあって、趣がだいぶ違う、逆かもしれません。某国の支援によりイスラエルが空爆してるパレスチナで、亡くなった子供たちへの追悼の思いで製作された映画なので、行くとしたら翌日仕事でない日に、と思ってるので。行けば100円寄付になるそうだけど、メンタル弱い方向きではないかもだけど、自分的にはパレスチナの問題は忘れたくないので、この映画も気になってます。(他の映画もあるみたい)

【上映中「サウンド・オブ・フリーダム」】
これはもう、全米NO.1ヒットの話題作の日本上陸なので、ここでかくまでもないかもしれませんが。

公式サイトより、以下転載----
https://hark3.com/freedom/

事実から、目を逸らすな──子供を売買する犯罪組織vs連邦捜査官の手に汗握る壮絶な闘い
児童誘拐、人身売買、性的虐待といった国際的性犯罪の数々。その市場規模は年間約1,500億ドルと言われている。本作は、それらの犠牲となった少年少女を救い出すために過酷なミッションに挑んだ実在の人物ティム・バラードの闘いを基にした衝撃の物語である。アメリカでの公開時には賛否両論が巻き起こる中、異例の大ヒットを記録し「23年全米映画興収トップ10」に堂々のランクインを果たした。『パッション』で知られる演技派俳優ジム・カヴィーゼルが、マフィアの巣窟へと乗り込む連邦捜査官をリアルに演じた。監督と共同脚本を務めるアレハンドロ・モンテベルデが児童人身売買の底知れぬ非道さに真正面から斬り込み、心に突き刺さるハイグレードな映画として完成させた。
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アメリカって、怖い国だな~、と言うのが、こういう犯罪の話を知っての感想なんですが(この映画で知ったわけじゃなく、少し前からそういう話は聞いてた。)(きっかけは、ウクライナ戦争、だったかも。ウクライナも、児童への性加害の話が結構出てきてた。2022年位に知った。ヨーロッパも、かもしれんが。)、

ただ、対岸の火事なのか?と言うと、「日本でも怪しい話があるんですよ~」、と言う内容を、NHKの「調査報道」の1回目でやってて、がっくし。
(サウンドオブフリーダムは、いいんだけど、NHKの、日本の怪しい児童への性加害の話は、モザイク入れてたけど、映像もちらっと出てきて、ごく私的には、それは見たくなかったというか、きもちわるかったので、文章だけで映像なしでもよかった。

どうも最近のNHKは、変な風に歪んでないか?と言う気も、半分した。 って余談)
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とりあえず、パレスチナ、レバノンへのイスラエルの戦争犯罪、暴力行為等を、やめさせたい。現状無力だけど、諦めてはいけないと思ってる。

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