休日にTVつけてたら、塩谷瞬がらみで、大友康平氏がTVに出て、『パッチギ!』の話をちょこっとしてた。(ワイドショーの内容はないようなものだから。(笑)大友氏氏以外は、ずるそうな目をしてたので、TV消した。)
あの映画のことを、すっかり私も忘れてた。不本意ながら、今回シオシュンがワイドショーに出てて、思い出した。
大友氏の短いインタビュー
「井筒監督が、本当に怖かったですよ~。俺も、よく怒られた。」
へ~、そ~なのか~。他の俳優さんの話は前に読んだけど、大友氏も演技指導で怒られてたのは知らなかった。それで、あの好演に繋がったのね~。
すっごい素敵だったんですのよ~、『パッチギ!』での、大友氏。今にして思えば、超かっこいい大人の男だった。
”良い監督は怖い”説があるけど。
当時私が見てた日本映画では、「ワンテイクで撮る」と言ってた監督もいて、パッチギでの井筒氏は、そういうんじゃなくって、正統派の演技指導をする、できる監督さん、ということか、と。
でも、ほんとに私なんて全部だまされて。見る目が無い素人で、塩谷氏も、大友氏も、あの凄くいい演技、「演技じゃないみたい」と思ってて、あんなにいい演技なのに、舞台裏では、俳優が監督に怒られて怒られて、何度も取り直して、それであんなフレッシュな演技が出来てたなんて、想像付かなかった。
大友氏は、よく存じ上げないけど本業は歌手の人かと思ってたし、もう、演技が演技に見えなくて、全部ほんとにその場でやってることに見える。
塩谷瞬もそう。
この二人も良かったけど、あの映画での井筒監督に感心するのは、出演者が皆、生き生きと躍動して、思い出すと、一人ひとりがそれぞれ、いいのよね。
だれもそうだけど。たとえば、あの映画のケンコバなんて、面白くてしっかり記憶に残ってるし。
(そういうの、あの時の井筒監督の、大きな愛と言うか、人間愛的なものを、映画の中に感じてしまうのが観客なのだけど。でも、そういうきれいごとしか見れない私らの裏に、名監督に怒られるまくる役者たちのスパイシー・ワールドがあるのね~、きっと。)
だから、主役の塩谷はともかく、大友氏の話になると偏っちゃうけど。とりあえずTVに出てたから、彼の話で。
【プレイバック「パッチギ!」大友編】
大友氏の役は、主人公の少年を助けるラジオ局の人で、放送していいか分からない「イムジン河」を、会社の上の人とケンカしながら、主人公が歌うことを強行する、というもの。自分の首をかけて。
この、ラジオ放送しようとしてたら、会社の上役がやってきて、大友扮するナイスガイと口論するシーン。台本のせりふ自体が笑えて面白いのだけど、大友氏は本業が役者でないせいか、妙なフレッシュさがあって。
たたみかけるように台詞を言い、何か言われるとマシンガンのように言い返し。
その、テンポが最高なの。
な~んでこんなに上手く台詞をしゃべれるのかしら?と思ったくらい。本業役者の人には、できない良さが出せてたと思う。役の台詞じゃなくて、大友氏が本気で思ったことをいいたい放題いってるか、アドリブかと勘違いしそうなくらい。
大友と悪役の呼吸も絶妙、そして大友&塩谷の、演技のからみも、・・意志ある青年と、闘うオトナの、気持ちの通い合いが、感動するなと言う方が無理なくらい。
あの二人、あの映画の中でも、とくに演技じゃないっぽい、本気っぽくみえる演技だったな。塩谷の表情なんて、一瞬本気だったとしか思えないような表情してたもん。
かっこいい大人の男の見本のような役を演じた大友氏。年月を経ても、あまり見かけも変わらず、TVでかっこよかったです。(よく知らない人だし、ファンじゃないけど。)
誰かと違って、下らない事、一切言わないし。大人の男って、そういうもんよね。
【井筒監督】参ったな~と思うのは、あの大友氏の演技、あれって、演技指導でああなったのか~と思うと、事実を知っても、あんな演技、どうやったらさせられるのか?
不思議です。現場の雰囲気の作り方とか、もって行き方とか、ノウハウがあるのでしょうね。(私、井筒氏もこの映画と虎ノ門しか知らんし、ファンじゃないですが。)
【プレイバック『パッチギ!』塩谷編】
この作品のこの人のことは、語ると終わらなくなるので、自重、短めに。
今回、マスゴミで売名したい人や、視聴率上げたい人に取り上げられてますが、それは半分どうでもいいけど、今回、変な騒ぎがきっかけで、映画を思い出し、一番最初に浮かんだのは、やはりこの人の演技シーン。(井筒監督の力もあるのかもだけど)
自分的に、映画の中で一番何度も見たシーンは、最後の「イムジン河」絶唱シーン。
2番目が、途中の、塩谷扮する主人公が、失意の中、橋の上で、咆哮しながら、大切なはずのギターを叩き壊すシーン。
塩谷については、他作品でも、印象に残る演技はあったので、そっちの話もすると、ややこしくなるので割愛。
美男子に生まれて、人生なまなかでは、なさげだけど・・、
本人も言ってたけど、
”芝居で結果出しなよ!”って、結論的にはそう思う。
最近、どんな役者になったか知らないし、若いときは良い役者でも、変わることもあるけど、ここまで色々言われたら、芝居で結果出すしか、ないんじゃない?
TVの報道は、じつのところ、彼の美貌を楽しんでみてるけど、外野コメントは興味ない。
すねに傷持つはずのスキャンダル中年たちが、この機に乗じて評論家気取りとか。ぶ男が美男をけなして見苦しいとか。視聴率のために、ビジュアルがいいので映像使われてるだけじゃないかと思うけど。それなりの恋愛経験のある人でないと、恋愛の話はするだけ時間の無駄。当事者間の問題は、大衆共有することではないのにね。
あの映画のことを、すっかり私も忘れてた。不本意ながら、今回シオシュンがワイドショーに出てて、思い出した。
大友氏の短いインタビュー
「井筒監督が、本当に怖かったですよ~。俺も、よく怒られた。」
へ~、そ~なのか~。他の俳優さんの話は前に読んだけど、大友氏も演技指導で怒られてたのは知らなかった。それで、あの好演に繋がったのね~。
すっごい素敵だったんですのよ~、『パッチギ!』での、大友氏。今にして思えば、超かっこいい大人の男だった。
”良い監督は怖い”説があるけど。
当時私が見てた日本映画では、「ワンテイクで撮る」と言ってた監督もいて、パッチギでの井筒氏は、そういうんじゃなくって、正統派の演技指導をする、できる監督さん、ということか、と。
でも、ほんとに私なんて全部だまされて。見る目が無い素人で、塩谷氏も、大友氏も、あの凄くいい演技、「演技じゃないみたい」と思ってて、あんなにいい演技なのに、舞台裏では、俳優が監督に怒られて怒られて、何度も取り直して、それであんなフレッシュな演技が出来てたなんて、想像付かなかった。
大友氏は、よく存じ上げないけど本業は歌手の人かと思ってたし、もう、演技が演技に見えなくて、全部ほんとにその場でやってることに見える。
塩谷瞬もそう。
この二人も良かったけど、あの映画での井筒監督に感心するのは、出演者が皆、生き生きと躍動して、思い出すと、一人ひとりがそれぞれ、いいのよね。
だれもそうだけど。たとえば、あの映画のケンコバなんて、面白くてしっかり記憶に残ってるし。
(そういうの、あの時の井筒監督の、大きな愛と言うか、人間愛的なものを、映画の中に感じてしまうのが観客なのだけど。でも、そういうきれいごとしか見れない私らの裏に、名監督に怒られるまくる役者たちのスパイシー・ワールドがあるのね~、きっと。)
だから、主役の塩谷はともかく、大友氏の話になると偏っちゃうけど。とりあえずTVに出てたから、彼の話で。
【プレイバック「パッチギ!」大友編】
大友氏の役は、主人公の少年を助けるラジオ局の人で、放送していいか分からない「イムジン河」を、会社の上の人とケンカしながら、主人公が歌うことを強行する、というもの。自分の首をかけて。
この、ラジオ放送しようとしてたら、会社の上役がやってきて、大友扮するナイスガイと口論するシーン。台本のせりふ自体が笑えて面白いのだけど、大友氏は本業が役者でないせいか、妙なフレッシュさがあって。
たたみかけるように台詞を言い、何か言われるとマシンガンのように言い返し。
その、テンポが最高なの。
な~んでこんなに上手く台詞をしゃべれるのかしら?と思ったくらい。本業役者の人には、できない良さが出せてたと思う。役の台詞じゃなくて、大友氏が本気で思ったことをいいたい放題いってるか、アドリブかと勘違いしそうなくらい。
大友と悪役の呼吸も絶妙、そして大友&塩谷の、演技のからみも、・・意志ある青年と、闘うオトナの、気持ちの通い合いが、感動するなと言う方が無理なくらい。
あの二人、あの映画の中でも、とくに演技じゃないっぽい、本気っぽくみえる演技だったな。塩谷の表情なんて、一瞬本気だったとしか思えないような表情してたもん。
かっこいい大人の男の見本のような役を演じた大友氏。年月を経ても、あまり見かけも変わらず、TVでかっこよかったです。(よく知らない人だし、ファンじゃないけど。)
誰かと違って、下らない事、一切言わないし。大人の男って、そういうもんよね。
【井筒監督】参ったな~と思うのは、あの大友氏の演技、あれって、演技指導でああなったのか~と思うと、事実を知っても、あんな演技、どうやったらさせられるのか?
不思議です。現場の雰囲気の作り方とか、もって行き方とか、ノウハウがあるのでしょうね。(私、井筒氏もこの映画と虎ノ門しか知らんし、ファンじゃないですが。)
【プレイバック『パッチギ!』塩谷編】
この作品のこの人のことは、語ると終わらなくなるので、自重、短めに。
今回、マスゴミで売名したい人や、視聴率上げたい人に取り上げられてますが、それは半分どうでもいいけど、今回、変な騒ぎがきっかけで、映画を思い出し、一番最初に浮かんだのは、やはりこの人の演技シーン。(井筒監督の力もあるのかもだけど)
自分的に、映画の中で一番何度も見たシーンは、最後の「イムジン河」絶唱シーン。
2番目が、途中の、塩谷扮する主人公が、失意の中、橋の上で、咆哮しながら、大切なはずのギターを叩き壊すシーン。
塩谷については、他作品でも、印象に残る演技はあったので、そっちの話もすると、ややこしくなるので割愛。
美男子に生まれて、人生なまなかでは、なさげだけど・・、
本人も言ってたけど、
”芝居で結果出しなよ!”って、結論的にはそう思う。
最近、どんな役者になったか知らないし、若いときは良い役者でも、変わることもあるけど、ここまで色々言われたら、芝居で結果出すしか、ないんじゃない?
TVの報道は、じつのところ、彼の美貌を楽しんでみてるけど、外野コメントは興味ない。
すねに傷持つはずのスキャンダル中年たちが、この機に乗じて評論家気取りとか。ぶ男が美男をけなして見苦しいとか。視聴率のために、ビジュアルがいいので映像使われてるだけじゃないかと思うけど。それなりの恋愛経験のある人でないと、恋愛の話はするだけ時間の無駄。当事者間の問題は、大衆共有することではないのにね。