住職の独り言

~ご縁に触れて~

宗教心意識調査

2009年06月13日 | Weblog
NHK放送文化研究所による日本人の宗教心の意識調査があった。

お守り・お札・おみくじ・占いなどの現世利益中心の宗教的行動は、
徐々に増えてきているという。(例えば、おみくじ19%→25%)

祈り・礼拝・布教や聖書・お経に触れる自己修養的行動は減少傾向!
(例えば、聖書・経典11%→5%)

宗教を信仰している人は全体の35%で、60歳以上が半数以上で16~29歳は2割以下と、世代により大きな開きがある。

信仰する宗教では仏教34%、神道3%、キリスト教その他が1%、信仰しないは49%だった。

10年前と比べると仏教信仰者は4%増えた。

信仰に関係なく親しみを感じる宗教は仏教65%(10年前より16%増加)、神道21%、キリスト教13%…

親しみを感じる宗教がない人は29%で10年前の40%から大きく減った。

宗教の役割について
「心の安らぎや幸福感が得られる」
「困難や悲しみを癒す」と思う人が、ほぼ半数を占める。

奇跡を信じる若者層が、この10年で増加傾向。

現世享楽的傾向から「心の時代」へと移行し、心の支えを求める傾向にある。
仏教に親しみを感じる人が増加傾向にあるのがその表れ…
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