10月24日、コトコトバの有志みんなで、お友達のポケちゃん率いる
タップダンスエンターテイメントユニット
「TAP DO!」の皆さんのショーを観劇しました~!
「TAP DO!」はミュージカル俳優にコメディアン、ミュージシャン、
色んな人が集まって出来たエンターテイメントユニットです。
TAPはさることながら、生演奏に、ジャグリングに、パントマイムに
チアダンス、バトントワリング、コメディ、歌にと大活躍!
もうお母さんたちも、子どもたちもおなかを抱えて大笑い、
TAPの妙技にジャグリングの技に歌にダンスにうっとりの一時間半でした。
終わってからの子ども達の様子やほぼ全員のお母様方から、
即座に長い感激メールを頂きまして、とっても嬉しかったです。
終演後、皆様に子どもたちからお花贈呈させていただきました。
子どもたちへのキャストのみなさんの笑顔がとても優しかったです。
ジャグリングやTAPなどタップドゥ!のやってることは
楽々とやっているけれど、実はとても繊細な芸術。
一瞬の緊張が途切れても成功しないし、怪我だってしちゃうくらいハード。
そんな中、素直なダウンちゃんたちは声を上げてしまったり、
緊張して立ち上がってしまったり、お母さんとおしゃべりしてしまったり。
同業者として拝見していて、子ども達の声などが
キャストさんの他のお客様との本来の呼吸のタイミングを
結構崩してしまったりしていたのではと思います。
上演時間も時間も制限ありますしね~。
作るほう、やってるほうは秒単位の世界ですもんね。
いえ、もちろん彼らはプロですから、
そういうことも問題なくやらなくちゃいけませんが、
やはり人間ですから、そういう場合はいつもよりぐんと
努力度数が上がるわけですよ。
本当はそんな中演じるのは大変だったと思いますが、
子どもたちの呼吸を無視せずにしっかりと受け止めてくださり、
笑顔で舞台とつなげて下さっていました。
とってもとっても嬉しかったです。
前のほうのお席で、前後のお客様は私たちの団体の様子に
時にご迷惑をおかけしたかと思いますが、
多くの方が子どもたちの個性をご理解くださって、
何もおっしゃらず、お見守りくださったことも感謝でした。
また開演前から、チケットも無いままお手洗いを使わせて頂いたり、
スタッフの方にもご迷惑やお手数をおかけいたしましたが、
皆様に快くご配慮いただきました。
この場をお借りしまして、キャスト様、スタッフ様、
当日ご観劇のお客様に重ねて御礼申し上げます。
ありがとうございました。
今回、思いましたことは、子どもたちの個性がどうであれ、
守らないといけないルールは存在し、守るべきということです。
ルールを大事にするって大事だなあと。
今は理解できず、また現状の状態として守れなくとも、
守っていく努力というものを、子どもたちと関わる私たち大人と、
ともに努力して、多くの方と一緒になって快く観劇したいと思いました。
時に素直な子どもたちと関わっておりますと、
大人もその子ども達の状況になれてしまい、
またそれが当たり前になって来てしまいます。
今は何を大事にしないといけないのか解らなくなったり、
すっかり考えなくなってしまう時があります。
実はお客様のお一人がお連れのお子様がお母さんに聞いておられました。
「どうしてあの子たちはずっとしゃべってるの?
席を立っちゃダメだよね。後ろの人は見えないし。
なのにどうして一緒の大人は怒らないの?」
お母さんが言いました。
「暗いから怖くてたっちゃったのかもね。
でも観てる時にしていいことではないね。」
反省しました。
確かにそうです。していけないものを出来ないから仕方ない
と思われる様な行動をしてはいけませんでした。
自分たちがそう思うなら、出来ないところには
参加してはいけないと言っているようなものです。
楽しませたいという配慮から席を自由にしたけれど
テンションがあがってしまうものだからこそ、
大人のサポートが必要だった、と。
一緒になって笑ってるだけじゃいけなかったナーって。
他の人とも楽しく時間を共有するために
「だめ」と注意するのではなく「こういう時はこうしようね」
と子どもたちに教えてあげなくてはならなかったんだ、と。
今は出来なくてもきっと親と子のその真摯な姿が見えることで
受け取られ方も全然に違ったはず。
何より、この世界を理解している私が皆さんにちゃんと
アドバイスしてあげなければならなかったと思いました。
この親子さんの会話は私が言わせたのだなーと思い、
いろいろ思い巡らせながら劇場を後にしました。
帰り道、たくさんの個性が集まって出来ている世界だからこそ
それぞれの個性を許しあい、そしてお互いが出来る範囲でいいから
それぞれのことを思いやる事がとっても大事では無いかと感じ、
努力していきましょう、とスタッフのKちゃんと話し合いました。
今後はお母さんたちともこのような経験を糧に話をして、
みんながどこに行っても快く楽しめるようにしていく努力を
みんなでしていきたいと思っております。
それはなぜなら、子どもたちもお母さんたちにも
本当に心から楽しんで欲しいなあと思うからなのでありました。
コトコトバのみんなが素敵な大人になっていけますように、
私たちも素敵な大人になって行ける様に努力したいです!
それでは、タップドゥ!の皆さんをご紹介します!
左からタップといえばこの人「まきさん」
左から二番目がパーカッション担当の「まーちゃん」
そして顔芸にバトンに切れのいいダンスに歌に大活躍
女子の東大、お茶ノ水女子大卒の「なおちゃん」
そしてリーダー、エンターテイナー「ポケちゃん」で~す!
お隣はミュージカルの天使「ひかるちゃん」
タップドゥはまだまだメンバーが居るのです。
みんなで7名の大所帯。
他にもベースの神様「みやじくん」
キーボードの妖精「かおりん」もおります。
こんな感じでジャグリングもしちゃいます。
けど、お笑いばっかりじゃないのよ。
かっこいいのよ!
(本人たちいわく、TAP三割、笑7割ですが。。。^^;)
皆さんもぜひ今度はTAP DO!体験してみてくださいね!