KOFUKUの家から

演劇的体質の自由人
大きな愛にいだかれて
チワワたち猫たち
南のちいさな森の家にて
芸術的田舎暮らし真っ最中

シュタイナークラスのクリスマススペシャルレッスン

2008-12-14 | 相方さん(米澤観児氏について)
本日はシュタイナー小学校の模擬クラスのオープンスクールでした。
総勢11人で大輔先生のスペシャルレッスンを受けました。
この絵は大輔先生の描いた黒板絵のマリアとイエスさまです。

大輔先生の授業ではクリスマスの持つ深い意味が小さな子供にもわかるようにと進められていきます。
みんなで先ずマリアとヨセフがイエス様を授かるまでのクリスマスのお話を聞きました。
そして授業ではブロックのミツロウクレヨンを使って馬小屋の中でイエス様を抱いて座っているマリア様の絵を描きました。
このマリア様の文字がひらがなへと変容します。
平安の「安」と言う字はこのマリア様の絵と同じように家の中に女の人が居るという意味があり、そしてその女と言う時は「め」と言う字に変り、最後は「あ」と言う時に変っていくのでした。
平安の「安」、「あ」の字は世の平和が訪れた日に生まれた尊い文字でした。

そしてにじみ絵の授業もクリスマスのレッスンが続きます。
みんなでクリスマスカラーの色の体験と「星の銀貨」の絵を描きました。
最後にはクリスマスのお話の続きを聞きました。
救い主イエスが生まれた夜、荒野では貧しい羊飼い達が天のお告げを聞き、それぞれがミルク、子羊、羊毛を持ってすくし主を探し、そして贈り物を捧げます。
真っ暗な世の中に、それはそれは冷たく寒い馬小屋でなにももたず小さなものとして生まれた救い主イエス。
でもそれは世の光であること、それが先生の口からドラマとなって伝えられます。

お話は羊飼い達が「この奇跡は誰も信じないだろう。しかし私たちは恐れずこの奇跡を伝えよう!」と寒く、暗い荒野に希望に満ちて羊飼い達が歩みだすところで終わります。
言葉の一つ一つに深い美しい意味が込められます。叡智です。それを真っ直ぐに受け取れる人はきっと世の光を自分の中に感じられるのではないかなあと思いました。

美しいレッスンでした。