KOFUKUの家から

演劇的体質の自由人
大きな愛にいだかれて
チワワたち猫たち
南のちいさな森の家にて
芸術的田舎暮らし真っ最中

成人式

2010-08-23 | KOFUKU日記


親友のK嬢は来年、晴れて成人式をお迎え遊ばします。
以前から私のお振袖をお貸しするお約束でした。
先日、妹が私のと、身長の高い妹のお振袖をばK嬢の為に送ってくれました。
古いふるいお着物ですが、当時も100万円からした特注仕立ての友禅・刺繍のお着物。
今もとても美しい物なのでございます。
昨日はそのお振袖の試着をば致しました~(^^)
K嬢、2枚ともお似合い~♪
その後はあれこれと相談しつつ、和小物などの下見。
乙女はいつまでも乙女ですのよ♪
ああ、今から来年の一月が楽しみでございます。

カンナ嬢を見るたびに思い出すのが叙情画家の高畠華宵さんの絵です。
ありがたい事に幼い頃から画家になるべく若い日々に絵を学んだ父の影響で
海外、国外問わず、いろんな画家さんの絵を見せてもらって育ちましたが、
そんな人々の絵の中で(挿絵画家の中で)なぜかこの方の絵が一番好きでした。

目のクリッとした中原淳一でも、真琴のお姫様でもなく、
なぜか華宵の絵が好きだったんです。
まあ、幼い頃(7歳くらい?)一番好きだった画家がベラスケスだったしなぁ~。
こういうのを書いているバロック期のスペインの画家さんです。

 
≪マルガリータ≫

≪東方三博士の礼拝≫

うん、こういう写実的な絵が好きな子どもでしたの。
図書館でもこの人らの画集ばっかり見てました。(どんな子どもやねん…^^;)
ルーベンスやらミケランジェロやらね、くきっと
そして美しい曲線がある絵が好きだった。
あ、でも、この随分後にモネとかね、ドガとか、ルノワールとかね、
まあ、普通にほわ~~~とした絵も好きになるんですが。。。。
その頃、父がよく点描で絵を描かせようと企んでいたので
それに対する反抗だったのかしら??
まあ、いいや。
なんですかね、このくきっと美しいものを華宵に感じたわけですね。
母にも子どもには珍しい好みだと言われました(^^;)
でもとても美しいのよ。

でK嬢を見てますと、華宵の絵を思い出すのでございます。



こんなかんじ~~~~。

ああ、一月、きっとこんな風に美しく仕上がることでしょう。
魂の家族であるアタクシは本当に楽しみです。