KOFUKUの家から

演劇的体質の自由人
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南のちいさな森の家にて
芸術的田舎暮らし真っ最中

ぴーちゃん (6・8追記あり)

2017-06-08 | KOFUKU日記



ぴーちゃんのことをご存知のみなさまへ

このところ、ぴーちゃんの咳の調子がかなり良くなくて、五日に咳の解明の為にレントゲンをとってもらいました。

そこでレントゲンの際に大きなパニックを起こしてしまいましたが、その後はしばらく落ち着いていました。

検査結果は、現実的に治療薬の無い胸の気管が気道を支える骨ごと酷くつぶれていて、酷いところは2ミリほどしか隙間がないと言う状態でした。
もう息をするのが精一杯という状態だったのです。
咳が悪化したり、状態が悪くなれば、直ぐにでも窒息死の可能性もあるということです。

反面、年齢にしては心臓は元気らしく、投薬でおさえられれば長生きもできると。
とりあえず気管支を広げる薬より、炎症などを抑えて息をしやすくしてあげたほうがいいという事でお薬を出してもらいました。


そして、用事をすまして帰宅してからのこと、ぴーちゃんの様子がおかしいのです。
この頃確かにずっと不眠と惰眠を繰り返したり、徘徊は続いていて、たまに少し色んなことが良く解らなくなった感じになることが起きるようになっては居たのです。

けれど、かなり自我があって、私に吼えて要求したりして、もっと意識もはっきりしていて、お水やおトイレ(もうかなりあちこちでするようにはなっていましたが)もまだ自分で対応できました。

ところが、戻ってしばらくしてから急に、なにかこう切迫したように、私の認識もあまり出来ない様な様子で歩くのです。
お水の場所も解らなくなり、傍までいくけれど、水皿から飲むことが出来ません。
水を飲みたそうにしているので、コップを口元に持っていくけれど飲みません。
時折抱くと一瞬私の口を舐め水分を取りますが、激しく嫌がって降りてしまいます。
スポイトで僅かずつお水を口に入れて対応しつつ見守るしか出来ませんでした。
しかも、途中ふらふらしながら手足の力が抜けてしまったり、倒れてしまったり。
眠さのピークが来ても歩く事をやめようとせず、最終的には力尽きて眠りました。
まさに痴呆症状が急激にすすんだ感じです。

昨日の朝に病院に相談に行きましたが、レントゲンのショックが強かったせいかもしれないので、診察は受けずに対応を相談だけしてきました。
車中では落ち着いていたのですが、戻ってから、また同じ状態に。
さらに、前日は無かったのに、きゅんきゅん、きゃんきゃんと立ち止まっては鳴きます。
まるで不安になって何かを探している様子で、やはり私が抱いてみても、嫌がって降りては鳴きながら歩きます。
しかも、前日も転んだりしたせいか、僅かながら手足を引きずっています。
お天気の崩れのせいか、薬でおさまっていた咳も頻繁にでます。
そして、ふらふらしては転んだり、座り込んだり。
体力と眠気の限界が来たのか、なんとか前日と同じ状態で寝てくれました。

そして、今日も咳は続いていて、起きて歩くのですが、かなり腕や足が痛そうです。
支えきれず、立ち止まる時は手を上げて身体も斜めになっています。
でも、それでも歩く。水も飲めません。

救いはご飯を良く食べてくれること。
朝からご飯とスープで水分を補給しました。

さすがに前二日間の破壊の疲れか、今日は少し歩くとベッドで寝ます。
天気のせいかやはり咳が出てしまいます。

昼食を摂ってから、横になって寝ていたのですが、咳き込みもあり、眠っているのか、ぐったりしているのか輪在らない様子で、息がかなり速くなってきました。
こんなに早い息遣いになったこともなく不安です。
再度、病院に連絡し、これから再診に行ってきます。

この数日でかなりの変化がありました。
もしかしたら、の事もあるかもしれません。

ぴーちゃんは16歳4ヵ月。
年齢が年齢なので、いつ何が起きてもおかしくありません。
山にいるので、すぐに病院にもいけません。
ある程度の覚悟は持って過ごしていますが、やはり不安ですし、寂しく、悲しい、です。

残された時間はかなり短いのかもしれません。
でも、最後まで、天国に先に行ってしまったガイちゃんや相方さんの分まで、彼らの腕の中に託すまで、しっかりそばに居たいとおもいます。
わたしのいのち、だから。

いま、病院に向かう車の中です。
大好きなじいちゃんと車にいるお陰でしょうか、いまは少し息も落ち着いています。

またお知らせ致します。



2017・6・8追記



病院から戻りました。
ぴーちゃんは病院到着の頃には随分と息も安定しました。
もともと相方さんの車に揺られているのが一番安心で大好きな子で、地元に戻ってからは、大好きなじいちゃんと車に乗るのが一番嬉しく安心していたので、じいちゃんに車に乗せてもらって、匂いや体感で安心したのかもしれません。

先生の診察でも肺などの音も悪い状態ではなく、疲れや精神的なものが大きいかもしれないとおっしゃっていました。
一時的に息がかなり取れない状態が続いていたのではないかと思われると。
とりあえず、落ち着いたので、今は心配は無い、と。
息が出来なくなれば食事も出来なくなってくるので、今は食事は積極的にとってくれるので大丈夫と判断してよい、と。
しばらく薬を継続して様子を見ましょう、と。

ただ、お水が飲めない事と咳き込みの時間が長いので、窒息による失神がいつおきてもおかしくない状態だそうです。
そのまま息を引き取る可能性は大いにあるので、そうなった場合の起こし方など伺いました。
また痴呆症状が何か他の形で出てくることもあると。
その対処法など詳しく聞いて来ました。
精神的なものが大かと思うので、できるだけストレスを減らしてあげる事に専念したいと思います。
とにかく大事に到らず良かったです。
楽観は出来ない状態なのですが、とりあえず落ち着きましたの報告でした。
お祈り、ありがとうございました!