KOFUKUの家から

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南のちいさな森の家にて
芸術的田舎暮らし真っ最中

被曝検査

2012-05-19 | KOFUKU日記



《実家のシェアメイト・カンナちゃんのおばあちゃんが贈ってくれた
手作りの夏みかんジャム。色がとてもきれいです。》


実家のシェアメイトのおばあちゃんが作ってくれたジャムが届きました。
彼女のおばあちゃんは毎年時期が来ると庭の夏みかんでジャムを作られます。
美味しいママレードで、私もいつもオイシク頂いていました。
でも、昨年からは食べることが出来ずにいます。
とても残念です。

彼女のご実家は千葉県です。
お年を召したおばあちゃん方には日本国が危険と表明しない限り
目に見えない放射能はないのと同じなのでしょう。
今年もジャムが届き、その向こうにおばあちゃんが
一生懸命ジャムを煮る姿が浮かび、切なくなりました。

美しく包装されたジャムに優しいお気持ちを感じましたが、
とても嬉しいけれど、このジャムは我が家では観賞用なのです。
孫のカンナちゃんも気持ちだけ受け取って食べる事はありません。
放射能ってこんな風に生活の中に忍び寄ってくるんですね。
しかも、そこにある媒体は「愛そのもの」なのにです。

またどこで採れたお野菜や果物でも水でも
自由に口にできる日が来るのでしょうか?
そうだったらいいと思いながらも重いため息が出ます。


さて、先日、関東在住の友人が爪による被曝検査を行いました。
被曝検査の結果を受けて、検査機関のお医者様に質問をされ
その回答文を今後に役立ててほしいとシェアしてくださいました。

この友人は私に分子栄養学を教えてくれている医師です。
この方は医師としての知識や経験からも、除染や食材選択をなさり
その上で日ごろから分子栄養学を日常に取り入れておられますが
この結果を受け、尚の事、一般の家庭での食の摂り方で
内部被ばくも防げるのではないかと教えてくださいました。
少なからずとも、除染や食材選びの他に
栄養成分が身体の色々な面を支えることを知ることは
大きな力の一つになるのでは?と私も感じています。

この被曝検査の結果をお読みいただき、またご家庭でなされている
除染や食材選びの際に、最近シェアしている栄養学の基本など
ご必要な方は是非ご参考くだされば嬉しいです。


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《被曝検査、クリニックによる質問回答文 全文》


まず、爪ミネラル検査の大まかな意味ですが、爪は一種の「排泄物」とみなすべきです。
特にミネラルの排泄は「爪、髪、皮膚(垢)」で排泄しやすいものと「便(胆汁)」で排泄しやすいもの「尿」で排泄しやすいものがあると考えてよいと思います。
人間の身体は「過剰な物質は排泄する」という機能があり、その排泄機能を越えた場合に体内に蓄積するものと考えます。
問題は「吸入」の場合です。この場合、肺胞のマクロファージが取り込むものと考えられます。その後の排泄に関しては不明なところが多く、塵肺などと違って分子レベルですので全身循環に取り込まれる可能性も高いでしょう。

水銀は日本人は比較的高い方が多いです。これは魚介の摂取量が世界基準よりも多いためでしょう。
当然ですが、ミネラル豊富な食事をすれば、爪/髪中ミネラルは上昇してきます。
ナッツはミネラルが豊富なので、微量ミネラル濃度は上昇する傾向にあります。

ウランに関しては3.11前の検出率は「5%前後」です。
ここ最近のウラン検出は95%を越えています。
天然ウランという考え方をする人もいますが、もし天然ウランであれば3.11以前も存在し、現在と存在量は変わらないはずですから、検出率が変化することは考えにくいでしょう。

直接作用は「放射性物質からの放射線によるDNAの直接障害」で
間接作用は「放射線が体内の水と反応することによって生まれる活性酸素による障害」ということです。
チェルノブイリなどの研究によれば、低線量被曝の主役は「間接作用」と考えられています。
よって、その予防対策には「抗酸化物質の大量摂取」ということになるでしょう。
我々のグループでは「ビタミンC」「水素」が良いのではないかと考えています。
特に水素は「ヒドロキシラジカル」を除去しますので、我々としても期待しています。

ミネラルサプリメントの摂取も有効であると考えています。
身体は過剰なミネラルを排泄する機能を持っていますので、ミネラルサプリメントを摂取し続けることによって、微量ミネラル代謝によって徐々に排泄されるということを予測できます。

*マルチミネラル
*ビタミンC
*水素
のサプリメントは摂取による効果が海外の論文では発表されているので期待しています。

当然ではありますが、活性酸素の標的はDNAだけではありません。
細胞膜や膠原繊維などへの影響のほうが大きいと考えています。
..

ウランの吸収経路についてはまだはっきりしていません。
ただし、ウランを含む「遷移元素」は生体内で同様の動きをすることが解っています。
よってウランがどこから吸収されたにせよ、その運搬には「ヘモグロビン」が関わっているという論文が発表されています(過去にその論文はアップしています。鉄も遷移元素です)。
..


簡単ではありますが、ご回答とさせていただきます。


(参考資料)

低線量被曝
http://www.com-info.org/koramu/koramu_20110727.html


ペトカウ効果(高線量外部被曝より、低線量内部被曝の方が被害が大きい)
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/de6dd90d1e88dc5de47a25b9d9ef5214

バイスタンダー効果とゲノム不安定性(被曝した細胞・遺伝子のダメージだけでなく、むしろ直接ヒットされなかった遺伝子のダメージが、放射能による発ガンの主役かもしれない。)
http://homepage3.nifty.com/anshin-kagaku/sub061019hobutsu2006watanabe.html
http://www.cnic.jp/modules/smartsection/item.php?itemid=3

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