ゆうわファミリーカウンセリング新潟 (じーじ臨床心理士・赤坂正人)     

こころと暮らしの困りごと・悩みごと相談で、じーじ臨床心理士が公園カウンセリングや訪問カウンセリングなどをやっています。

あだち充『H2』(全34巻)2000・小学館-こちらも青春真っただ中のお話ですよ!

2024年11月19日 | 小説を読む

 2024年11月のブログです

     *

 能登半島地震で崩れたじーじの部屋の本の山の積み直し作業は今も継続中。

 先週は、なんと、あだち充さんの『H2』を発見してしまった。

 なつかしい!

 20年ぶり!

 さっそく、読んでしまう。

 これが名作!

 野球マンガといえば、『タッチ』を連想するが、さらに深化している感じ。

 『タッチ』は三者関係(?)のマンガだったが、こちらは四者関係(?)、と人間関係も成熟を示している(?)。

 ハラハラ、ドキドキ、で年寄りのじーじの心臓にも悪い(?)。

 まさに、青春真っただ中!だ。

 しかも、今回は、脇役への目配りも丁寧で、あだちさんもおとなになったようだ(あだちさん、ごめんなさい)。

 34巻が必要だった理由もわかる。

 主人公の幼なじみのお母さんが亡くなる場面では、じーじは久しぶりに号泣をしてしまった。

 あだちさんのマンガにおなじみの、ユーモアだけではない、生と死、喪失と再生のテーマは健在だ。

 へたな小説より奥が深い世界が展開する。

 こちらも名作として残るのではないだろうか。

 素敵な野球マンガを楽しめて、ごきげんな1週間だった。        (2024.11 記)

 


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