2024年11月のブログです
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能登半島地震で崩れたじーじの部屋の本の山の積み直し作業は今も継続中。
先週は、なんと、あだち充さんの『H2』を発見してしまった。
なつかしい!
20年ぶり!
さっそく、読んでしまう。
これが名作!
野球マンガといえば、『タッチ』を連想するが、さらに深化している感じ。
『タッチ』は三者関係(?)のマンガだったが、こちらは四者関係(?)、と人間関係も成熟を示している(?)。
ハラハラ、ドキドキ、で年寄りのじーじの心臓にも悪い(?)。
まさに、青春真っただ中!だ。
しかも、今回は、脇役への目配りも丁寧で、あだちさんもおとなになったようだ(あだちさん、ごめんなさい)。
34巻が必要だった理由もわかる。
主人公の幼なじみのお母さんが亡くなる場面では、じーじは久しぶりに号泣をしてしまった。
あだちさんのマンガにおなじみの、ユーモアだけではない、生と死、喪失と再生のテーマは健在だ。
へたな小説より奥が深い世界が展開する。
こちらも名作として残るのではないだろうか。
素敵な野球マンガを楽しめて、ごきげんな1週間だった。 (2024.11 記)