2022年11月のブログです
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ニュースを見ていたら、またまたマスコミ「警察官」さま(?)か、あるいは「裁判官」さま(?)の映像を見てしまった。
ところは、大阪のとある開かずの踏切。
1時間に踏切が閉まっているのが54分というとんでもない踏切。
そんな踏切を放置している行政や鉄道会社の責任はとてつもなく大きいと思うが、そこに出現したのがマスコミ「裁判官」さま(?)。
以前も指摘をしたが、違反をしている人にインタヴューをする。
警報機が鳴っているのに踏切に入る人に、「危ないと思いませんか」「なんで警報機が鳴っているのに入るのですか」と小学生でもするような幼稚なインタヴューをする。
インタヴューをされたあるおじさんは「待つのがいやなんだ」「みんなやっている」と当然逆ギレ。
気分の悪いニュースとなった。
テレビ局の記者は「警察官」さま(?)か「裁判官」さま(?)なのか。
高い競争率を突破して記者になったのに、そんな質問しかできないのは悲しい。
ここはやはり、「歩道橋があると助かりますよね」とか「地下道があるといいですよね」と聞いてほしいし、「行政はいつになったら高架にするんでしょうね」と確認をしてほしい。
そういう声が、行政や鉄道会社の改善の動きを加速させるかもしれない。
それがマスコミの仕事ではないのだろうか。
そしてよく考えると、要は聞き方だけでなく、マスコミが誰により添っているか、という心構えの問題ではないのだろうかとも思う。
マスコミは「警察官」さま(?)や「裁判官」さま(?)ではなく、庶民により添った、弱い者の味方のマスコミになってほしいな。 (2022.11 記)