![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/cd/30fe7e552fa0781dc2fb718feadb41a8.jpg)
少し前にも紹介しましたが、ホセ・クーラは1997年にヴェルディの傑作オペラ、オテロのタイトルロールにデビューして、今年でちょうど20周年を迎えました。
→ 「オテロのデビューから20年」
そして21年目に踏み出した円熟のオテロ、現在、ベルギーのリエージュのワロン王立歌劇場でリハーサル中です。
劇場のフェイスブックにリハーサルの写真がいくつか掲載されましたので紹介したいと思います。
6月16日に初日、全部で6公演です。
幸い、今回もライブ放送の予定がありますので、それについても紹介しています。
**************************************************************************************************************
<劇場FBの告知>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/73/a191f990e9c4f80b1ddc913d4bcbd02b.jpg)
<劇場の公演概要紹介ページ>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/a3/6d20aed0c5c830fb0af5461e298c3a5b.jpg)
Conductor : Paolo Arrivabeni
Director : Stefano Mazzonis di Pralafera
Choirmaster : Pierre Iodice
Otello: José CURA
Desdemona: Cinzia FORTE
Iago: Pierre-Yves PRUVOT
Cassio: Giulio PELLIGRA Emilia: Alexise YERNA Lodovico: Roger JOAKIM
Roderigo: Papuna TCHURADZE Montano: Patrick DELCOUR An Araldo: Marc TISSONS
Opéra Royal de Wallonie-Liège
2017/6/16,20,22,25,27,29
<リエージュの街の告知ポスター>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/b4/13f817658496810fafc9a628ddefe76b.jpg)
<オテロの紹介動画>
劇場がアップしているものですが、どうやら前回の公演(2011年)の舞台映像のようです。
Otello de Verdi - Opéra Royal de Wallonie-Liège - Teaser
<リハーサルの画像>
クーラのオテロと、イアーゴ役のPierre-Yves Pruvot。
何だか2人、よく似ていますね? ボサボサの髪に髭面、体形も、服装まで・・(笑)
これはたまたまなのか、それとも、イアーゴはオテロの光と闇、表と裏の一方の側という解釈から? ちょっと、うがちすぎですよね(笑) クーラは、ピーター・グライムズの時からの髪と髭を伸ばしたままで、このオテロもやるのでしょうか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/3c/70a7f2b84b19eb7341b348d54af9edf2.jpg)
リラックスした雰囲気、クーラが話しているのは演出家?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/f7/d8ecf0073fb4b25b18c466a8cc587092.jpg)
大勢の子どもたちに囲まれたデズデモーナと。第2幕の第3場、オテロは左側に置かれた一段高い椅子に座っているようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/17/3e31e7f61266154bb2a94079c639a1ed.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/05/db1d6a58fbab06e69eb6b5bb5ff82286.jpg)
舞台となった地中海に浮かぶ島、キプロスの南国風の雰囲気を出すためか、ヤシの木が植えられた舞台セット。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/49/25d2b958fff66dc3d1ace96a0e77088a.jpg)
舞台セットは、かなりクラシカルな、オーソドックスなものに思われますが、演出はどうでしょうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/47/d81c8b0a0f72177d4b480efbf7e67e95.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/37/f1df2e54f7bb8f5bc09256a569d40ccd.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/a3/f7dcfc083d7249965207a1c46b6bcb82.jpg)
指揮者のパオロ・アリヴァベーニとオーケストラのリハーサルの様子
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/59/bd0ffce7b003e9a5dc8d16e3a20af1ba.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/9b/253591c759f2a7aa49a829754e351c46.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/33/bd023570cde779ba90033c7c8b5a2040.jpg)
<ライブ放送の予定>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/95/ab68a6f7592144f7d7fa12efdd72d0a2.jpg)
インターネットによるライブ中継があるのは、2017年6月27日、現地時間20:00~です。
日本時間では、6月28日の午前3時から。
2月にモンテカルロのクーラ主演のタンホイザー仏語上演を放送してくれたCultureboxで放送されるようです。
詳細がわかりましたら、また紹介したいと思います。
*****************************************************************************************************
このプロダクションは再演で、2011年の初演の時は、昨年亡くなったダニエラ・デッシーとファビオ・アルミリアート夫妻が出演していたようです。当時の舞台写真が劇場のHPにありましたので、舞台の様子を知る材料として、いくつか紹介します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/e4/aecc0dec29a783945e481b5bf9c6ee1c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/3c/437e73b5e8e01257e3ccaff908b846df.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/5a/66dbe42df40426218edb3491f44b3548.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/a0/6157b992a3c4938efb76f2fa6965c5d7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/46/6f5db7d6ec29d8a4637637a9a6e01301.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/6f/581f7df81d5957fedcdb1cbd7b49d6fb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/79/7859686d36b026442e013c68ad4ddcfe.jpg)
最後に、今は亡きデッシーの美しい舞台姿を。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/35/585c070c4d427484d78fc87c4144d21f.jpg)
*画像はワロン王立歌劇場のHP、FBなどからお借りしました。