こんにちはー。そうだいです。今日も風のさわやかな秋晴れとなりました。この季節になると、私の町ではあちこちからキンモクセイの香りがただよってくるんですよねぇ。風とともにやってくるこの香りにふれると、いよいよ夏が終わったんだな、と実感してしまいます。すでに忘れかけちゃってるけど、今年の夏はとんでもない暑さだったんだよなぁ! 冬はどうなるかな。
昨日、久しぶりに大学時代の友人とメールで連絡をとりました。友人? いや、わたくしとしては親友とさせていただきたい! 親友ですよ。うれしかったねぇ! 1年ぶりくらいだったので、かなりのごぶさたというわけでもなかったのですが、それぞれが元気に今を生きているということ。ただそれがわかっただけでもううれしくなっちゃうんだなぁ! 今度は直接会いたいね。
さて、そんなこんなで昨日は大学時代の親友との思い出を掘り起こしていたんですが、当然ながらあわせて私の頭に浮かんでくるのは、私が大学生だった1998~2001年の4年間の日本という世界です。もう10年くらい前になっちゃうんですね。まさに「ひとむかし」前のことよ!
不思議な感覚ですね。ほとんど今現在と変わらないように見えるんだけど、ビミョ~に違う世界。ケータイやネット社会もすでにあったけど、たぶんタイムスリップしたら何かに困るんだろうなぁ。
大学時代、私は日本映画の「Jホラーブーム」というものに夢中になっていました。
Jホラーブームって、なんだったんでしょう? 私としてはかなり盛り上がっていたんですが、たぶん、そんなことを知らずに生活していた方も多かったかと思います。「なーんか最近、なっがい黒髪の幽霊が出てくるホラー映画がやたら多いなぁ。」ぐらいな感じで。でもねぇ、私にはおおごとだったんだ! 日本が世界のホラー映画先進国になってたんだから。
このブームの中心となる人物は、当然ながらホラー映画を制作する監督や脚本家だったわけなんですが、中田秀夫、高橋洋、清水崇、鶴田法男などの名前があげられます。それぞれが持てるだけの知恵と技術をしぼって、それまでどこでも表現されていなかった「恐怖」の表現を目指して作品を創り上げ、それらが大いにウケた時期が「Jホラーブーム」だったわけなんですね。日本で生まれた独自の「こわさ」に目をつけたハリウッドが、その流れを輸入してしょっちゅうリメイクしていたことをおぼえている方も多いかと思います。
だいたい、レンタル向けのオリジナルビデオ『ほんとにあった怖い話』のシリーズ開始(1991年)から、めいっぱい広げてハリウッド版Jホラー『呪怨 パンデミック』の公開(2006年)ぐらいまでがJホラーブームの範囲ってとこでしょうかね。
この「Jホラーブーム」では、大ヒットしたためにシリーズ化したタイトルも多かったのですが、そこには必ず、恐怖の対象となる「怨霊キャラクター」がいました。おもしろい共通点は、全員が女性的雰囲気を強調した長い黒髪であることです。
まず第1! 言わずと知れた『リング』シリーズ(映画化第1作は1998年)でおなじみ、黒髪に白いドレスのコーディネートがインパクト大、TVと井戸がラッキーアイテムの「平成が生んだ最大最凶の怨霊女王」、山村貞子!!
続く第2! オリジナルビデオ時代からの地道な活動が実を結んだ。満を持しての映画化『呪怨』(2003年)以来は、あれよあれよという間にハリウッドのスターダムへと駆け上がっていった「階段の似合う血まみれシンデレラガール」、佐伯伽椰子(かやこ)!!
そして第3! 貞子と伽椰子を影から追いかける。何をやっても死なない、顔がどんなに変わってもシリーズが終わらない。コロコロ変わる主演女優と映画監督のバランスが常におかしい『富江』シリーズ(映画化第1作は1999年)の台風の目、「美のノーライフクィーン」、川上富江!!
素晴らしいです。この3人がおしゃれなカフェテラスにでも集まって、ブームの落ち着いた今だからこそのぶっちゃけトークなんかやってたら最高だなぁ。
これに『エコエコアザラク』シリーズ(第1作は1995年)の黒井ミサさんが来ちゃった日には! そのカフェテラスに臨時アルバイト志願しちゃうなぁ。
せっかく集まったんで、ぜひとも次回には、貞子さん、伽椰子さん、富江さん、それにミサさんもあわせていったい誰が最も怖いのか? 誰が最も美しいのか? 誰が最も人気があるのか? といったあたりを検証していくことにしましょう。いずれの方も、そうそうたる女優さんたちが演じていらっしゃいますからね! ワクワクするなぁ~。じゃあ、まずはデビューのいきさつから……
「ちょっとお待ちなさーい!!」
え! そ、そのお声は!?
「ホラー3人娘の話題をするんだったら、まずは私たちを取り上げるのがスジってもんじゃないのかしらねぇ。」
「わたしら、いったい何世紀にわたって化けて出てきてると思ってんの?」
貞子・伽椰子・富江 「あっ、先輩! チイィーッッス!!」
……こ、こりゃあ大変なことになってきちまったぜ!!
次回、平成の話をする前に『お岩・お露・お菊 元祖怨霊グータンヌーボ』
昨日、久しぶりに大学時代の友人とメールで連絡をとりました。友人? いや、わたくしとしては親友とさせていただきたい! 親友ですよ。うれしかったねぇ! 1年ぶりくらいだったので、かなりのごぶさたというわけでもなかったのですが、それぞれが元気に今を生きているということ。ただそれがわかっただけでもううれしくなっちゃうんだなぁ! 今度は直接会いたいね。
さて、そんなこんなで昨日は大学時代の親友との思い出を掘り起こしていたんですが、当然ながらあわせて私の頭に浮かんでくるのは、私が大学生だった1998~2001年の4年間の日本という世界です。もう10年くらい前になっちゃうんですね。まさに「ひとむかし」前のことよ!
不思議な感覚ですね。ほとんど今現在と変わらないように見えるんだけど、ビミョ~に違う世界。ケータイやネット社会もすでにあったけど、たぶんタイムスリップしたら何かに困るんだろうなぁ。
大学時代、私は日本映画の「Jホラーブーム」というものに夢中になっていました。
Jホラーブームって、なんだったんでしょう? 私としてはかなり盛り上がっていたんですが、たぶん、そんなことを知らずに生活していた方も多かったかと思います。「なーんか最近、なっがい黒髪の幽霊が出てくるホラー映画がやたら多いなぁ。」ぐらいな感じで。でもねぇ、私にはおおごとだったんだ! 日本が世界のホラー映画先進国になってたんだから。
このブームの中心となる人物は、当然ながらホラー映画を制作する監督や脚本家だったわけなんですが、中田秀夫、高橋洋、清水崇、鶴田法男などの名前があげられます。それぞれが持てるだけの知恵と技術をしぼって、それまでどこでも表現されていなかった「恐怖」の表現を目指して作品を創り上げ、それらが大いにウケた時期が「Jホラーブーム」だったわけなんですね。日本で生まれた独自の「こわさ」に目をつけたハリウッドが、その流れを輸入してしょっちゅうリメイクしていたことをおぼえている方も多いかと思います。
だいたい、レンタル向けのオリジナルビデオ『ほんとにあった怖い話』のシリーズ開始(1991年)から、めいっぱい広げてハリウッド版Jホラー『呪怨 パンデミック』の公開(2006年)ぐらいまでがJホラーブームの範囲ってとこでしょうかね。
この「Jホラーブーム」では、大ヒットしたためにシリーズ化したタイトルも多かったのですが、そこには必ず、恐怖の対象となる「怨霊キャラクター」がいました。おもしろい共通点は、全員が女性的雰囲気を強調した長い黒髪であることです。
まず第1! 言わずと知れた『リング』シリーズ(映画化第1作は1998年)でおなじみ、黒髪に白いドレスのコーディネートがインパクト大、TVと井戸がラッキーアイテムの「平成が生んだ最大最凶の怨霊女王」、山村貞子!!
続く第2! オリジナルビデオ時代からの地道な活動が実を結んだ。満を持しての映画化『呪怨』(2003年)以来は、あれよあれよという間にハリウッドのスターダムへと駆け上がっていった「階段の似合う血まみれシンデレラガール」、佐伯伽椰子(かやこ)!!
そして第3! 貞子と伽椰子を影から追いかける。何をやっても死なない、顔がどんなに変わってもシリーズが終わらない。コロコロ変わる主演女優と映画監督のバランスが常におかしい『富江』シリーズ(映画化第1作は1999年)の台風の目、「美のノーライフクィーン」、川上富江!!
素晴らしいです。この3人がおしゃれなカフェテラスにでも集まって、ブームの落ち着いた今だからこそのぶっちゃけトークなんかやってたら最高だなぁ。
これに『エコエコアザラク』シリーズ(第1作は1995年)の黒井ミサさんが来ちゃった日には! そのカフェテラスに臨時アルバイト志願しちゃうなぁ。
せっかく集まったんで、ぜひとも次回には、貞子さん、伽椰子さん、富江さん、それにミサさんもあわせていったい誰が最も怖いのか? 誰が最も美しいのか? 誰が最も人気があるのか? といったあたりを検証していくことにしましょう。いずれの方も、そうそうたる女優さんたちが演じていらっしゃいますからね! ワクワクするなぁ~。じゃあ、まずはデビューのいきさつから……
「ちょっとお待ちなさーい!!」
え! そ、そのお声は!?
「ホラー3人娘の話題をするんだったら、まずは私たちを取り上げるのがスジってもんじゃないのかしらねぇ。」
「わたしら、いったい何世紀にわたって化けて出てきてると思ってんの?」
貞子・伽椰子・富江 「あっ、先輩! チイィーッッス!!」
……こ、こりゃあ大変なことになってきちまったぜ!!
次回、平成の話をする前に『お岩・お露・お菊 元祖怨霊グータンヌーボ』