せ~の、おつかぁ~、れいなー!!
……って言わざるをえねぇだろ、今日ばっかりは! どうもこんばんは、そうだいでございます。
みなさま、平日を普通にお仕事で過ごされた方も、有給休暇かそれに近いスケジュール調整をはたして東京・九段下の日本武道館に馳せ参じた方も、まるっとまとめてお疲れいなさまでございました。
それで本日5月21日火曜日。私はもうあったり前のように休みをとって日本武道館に駆けつけたわけだったんですけれどもね。
いや~……よかったね。もともと、よくなくなる要素はひとっつもなかったね、なんたって天下のモーニング娘。なんですから。
『モーニング娘。コンサートツアー2013春 ミチシゲ☆イレブンSOUL 田中れいな卒業記念日 in 日本武道館』
ついに来てしまった、この日が。そして、無事にとどこおりなく終わってしまった。
私はまぁ、こうやって自分のブログでことあるごとに「モーニング娘。大好き! ハロー!プロジェクト大好き!!」と、ことあるごとにわめき散らしている一介のオッサンなのですが、実際のところはそう言い出したのもおととしの夏すぎくらいからでして、今現在でもファンクラブに入会せずに周辺から遠巻きに彼女たちの動向をのぞきこんでいるというやじうまワイドなポジションにい続けています。
そういう立場から見ると、やっぱり同じような気合いと志をもって今日のような一大イベントにのぞむ「真性ファン」のみなさまの本気度には本当に頭が下がるばかりだし、思わず感動してしまう熱気を感じるのですが、今しばらくは、なんつっても仕事だ試験勉強だとなにかと不安定な日々の連続がどうにかなるまでは、まだまだこういうラクな場所から応援させていただきたいのよねェ。まぁ、「なにかと不安定」と言ってみたところで、結局は経済、経済!! なにごともマニーなのよねチミー。
ハロー!プロジェクトのファンクラブは「入会費&初年年会費」が5800円で「年間更新費」が4800円ですか(一般)。いま入れないこともないんですが、ここはもうちょっとガマンして「ここだ!」という吉祥を待つことにしましょう。なにごとも、直感ときっかけは大事。
しかし今おもえば、私がハロー!プロジェクトのライヴコンサートに行くようになったのは2011年の9月のモーニング娘。第6代リーダー高橋愛さんの卒業コンサートから。それから、当日券であるにもかかわらずメンバーに異常に近い(けど、真後ろ)座席をゲットした奇跡の丸1年前、2012年5月の第7代リーダー新垣里沙さん&第8期(留学生2名も含めると)最後のメンバー光井愛佳さんの卒業コンサートをへて、今回の田中れいなエース卒業コンサートは3回目の参戦ということになります。
たった3回! まだ3回しか行けていないのですが、その2年弱の間に、私の身辺もいろいろ変わりました……3回とも会場が日本武道館だったのですが、最初はコンサートの右も左も南側スタンドも北側ステージも、サイリュウムの点灯のさせ方さえ知らないという、赤ん坊でさえもない胎児だったのです。いや、胎児は外気に触れちゃいけないんですけどね。
それがまぁ、なんとかかんとか「オイ!! オイ!!」とか、「(おつか~?)れいなー!!」とか、「(愛するひと~は)れいなだけー!!」とか絶叫できるくらいにまで成長してねぇ……最初の高橋リーダー卒業コンサートのときには「おつか~?」って聞かれてもポカーンとしてたよな、お前。無作法者が!!
やらしいことを言うと、武道館に行くときは1回目も2回目も、おサイフ事情はチケット代といくばくかのお安めのグッズを買うだけで半死半生という状況だったのですが、今年に入ってからはなんと~かんと~か、グッズ全品を射程範囲内におさえる余裕もできるようになってきました。これも、働くエネルギーをいろんな媒体から毎日供給してくれるハロプロのみなさまのおかげなんですよ! おそらく、こういったイベントに参加する楽しみを胸にいだきながら日常の日々をあくせく働いていらっしゃるファンのみなさんもそう感じていらっしゃるのではないのでしょうか。アイドルとファンとの理想の関係はギヴ&テイクでなければならないのです。偶像と信者みたいな一方的な感じになっちゃあおしめぇよ。
前置きがいつものように長くなりましたが、以下のコンサート参戦記は、あくまでも上記のような、「やっと首がすわるようになってはきたが頭蓋骨はふにゃふにゃ」というレベルの赤子がタッタカターとキーボードをたたいて組み上げた文章ですので、ちゃんとした歴戦のモーヲタのみなさまの記録をお読みになりたい方は、ぜひとも別のブログをお尋ねになることをおすすめいたします。そして……にわかだからって、怒っちゃや~よ!?
時はさかのぼりますが、1回目の高橋リーダー卒業コンサートは日本武道館2デイズということで、チケットの先行予約があったために私は事前にチケットを入手して当日にのぞむという余裕がありました。
それに比して、2回目の春コンサート武道館は1日だけだったために前売りチケットの状況がかなりタイトで、何回かあった追加販売のチャンスも逃がしまくった挙句、私はコンサート当日の当日券チケットに賭けるしかなかったのでした。ライヴヴューイングの選択肢は、私にはないんだよな~。どんなに本人たちの顔が見えにくかったのだとしても、やっぱり私は本人たちのいる空間に行ってみたいワケなんですよ、うん!
そして今年5月。現在のモーニング娘。第8代リーダー道重さゆみさんとともに第6期メンバーとして、そして、モーニング娘。プラチナ期を中心とする自身のグループ在籍期間「10年4ヶ月」のほぼ全てを栄光のエース格として疾走し続けた田中れいなさんが、21日の日本武道館コンサートをもってモーニング娘。とハロー!プロジェクトを卒業。
昨年2012年11月のモーニング娘。東京・中野サンプラザコンサートで発表されたこの報は列島を震撼させ、1日公演かぎりに設定された田中エース卒業コンサートの前売りチケットは、例によって発売初日に、あたかもあっつあつのフライパンの上に落ちた水滴のごとくに「じゅっ。」と一瞬でかき消えてしまいました。そして私はその日、朝から晩までお仕事ごとごと。
また当日券か……でも、去年も当日券でかなりいい座席がとれたし、今年もその感じでいってみよっか!
そういうわけで、昨年と同じようなスケジュールで日本武道館に駆け込むことにしたのでしたが、今年の武道館はいろんな意味で、前回のコンサートとは状況がだいぶ異なるものになっていたのでありました……やっぱり1年前と現在とでは、モーニング娘。に吹いている風がまるで違う!! そんなことをまさしく身をもって実感した2013年春の日本武道館だったのです。うおお!
前回、昨年5月の日本武道館コンサート当日券作戦は、結果としては「モーニング娘。の北西スタンド側の花道に来たメンバー数名と目があった気になる。」という望外の超収穫を得て千葉生還となりましたが、なにごとも当たって砕けろでのぞんだ当日の私のスケジュールには、2点の反省点が生じていました。
反省その1 …… 日本武道館到着が「午前9時」は早すぎる
反省その2 …… 当日券販売時刻の「午後3時」になっても行列に並んでいなかった
この2点なんですが、午前9時に来たのに最大目的の午後3時に目的地にいなかったって、どういうことなんでしょうか……これは「うさぎとかめ」のうさぎにも「ありえねー! はえー意味ねーし!!」と断罪されうる大失態でした。自分で自分がおそろしい。
まず反省その1については読んで字のごとくなんですが、ただし、午前9時に日本武道館に来ても決して無意味ではありません。
これは今日の田中エース卒業コンサートの場合もそうだったのですが、午前9時台ではもちろん当日券チケットの販売はしていませんが、通常では午前11時から開始されるコンサート限定グッズ販売場のための長蛇の行列はすでに2~300人規模でできあがっています。
そして、私のたった2回の経験から言わせていただければ、午前9時にその列に加わって、コンサート限定グッズを全品買い揃えることはもうすでに難しい! つまり、人気アイテムであるがゆえに、全国をまわるコンサートツアーの最終日である日本武道館の時点で在庫がわずかになってしまっているもの、特に卒業コンサートの場合は卒業するメンバーの写真やロゴ、メンバーカラーでデザインされているグッズの一部は、行列の100~200人台ですでに「完売しました。」になるのも当たり前の世界なのです!
つまり、特濃なファンの方々にとっては午前9時到着でさえ「遅すぎる!」ということになってしまうのですが、あくまでも私の場合は午後3時からの当日券販売がいちばんの目的なので、今のところは特定のメンバーに対する執着もそれほど生じていないこともあって、時間つぶしと「まぁ、来た記念に。」といった軽さでのんびりとグッズ販売の行列に加わるぶんには、そんなに早起きする必要はないわけなのです。
そういったわけで、昨年の反省その1をふまえた、本日の日本武道館への到着時間は……「午前9時30分」!!
いや~、なんつっても私、長蛇の列にならぶっていう体験を日常生活でほとんどやらないもんなので、日本武道館前で厳粛に執り行われるこの儀式に参列するのがものすごく好きなんです。特に買いたいグッズがあるわけでもないのについついならんでしまうのは、その行列の空気に触れたいからなんでしょうね。いや、ならんでる皆さんの99.9% は男性なんですけれどもね。
なんかもう、会話がおもしろいのね。顔見知りと思われるファングループのあいだで交わされる、日本全国のどこどこから来たとか、集まるのが久しぶりだとか、あの人は何時ごろに来るって……あぁ、いた! オーイ!! とか、秋の℃-uteに行けるかどうかは仕事のはかどり次第だなぁ、とか。全体的にお祭りなテンションの高さが、オッサンだらけながらもとっても人間的でうきうきするんです。まわりを見わたせば、他にも外国語で会話をするヨーロピアンな集団がいたり、ケータイで動画を観て気分を高める集まりがあったり、ひとりで黙々と大学受験あたりの参考書を読んでいる若者もいたり。
かく言う私はといいますと、昨年に引き続いて伊坂幸太郎の文庫本を読んでいました。まるまる1冊読み終わっちゃったよ! 天気が良くてよかったなぁ。昨年の武道館コンサートではたまに豪雨が降りそそいでいました。
結果として私は本日、午前9時30分に行列に加わって、グッズ販売開始からしばらく経ったお昼12時30分ごろに自分のグッズを購入することができました。今回買ったのは、いつものタオル&サイリュウム2本の組み合わせに工藤遥さんモデルのオレンジ色のTシャツ。今回のオリジナルTシャツは市松模様になっていてなんかよかったです。
だいたい流れや雰囲気は昨年といっしょだったのですが、確か昨年は、私は午前9時に並んで午後1時に購入できていたはずなので、昨年よりも今年のほうが約1時間ぶんほどスムースに行列が進んでいたということになります。特に今年のほうが人数が少ないという印象はまったくなかったですけどねぇ。
いっぽう、昨年の反省その2はまったくの大ボンクラミスで、私は午前中に着くなり会場整理のお兄さんに当日券チケットの販売場の位置を鼻息あらく尋ねていたのですが、そのときに指示された場所のちょっと向こうにあった「女性&ファミリー客用のグッズ販売場」のある仮設テントで販売されるものと勘違いしてしまったために、正確な場所を知らないまま待機することになってしまったのです。実際のチケット販売場は武道館正面入口の右手に「ひっそり。」と口をあけている数ヶ所の窓口だったのですが、私はそこを通り越して、男性客用のグッズ売り場に負けないにぎわいを見せていた仮設テントに目を奪われて、手前の窓口が視界から完全にはずれてしまっていたのでした……そういうミスをよくする人間だとは30年以上の付き合いでわかってはいるんだけど、あまりにもひどい。
結局、私がそのミスに気づいたのは当日券販売開始「後」の午後3時5分ごろで、さすがになんの変化も起きない仮設テントのまわりを冷や汗をかきながらウロウロしてふと後ろを振り向いてみたら、思ったよりもはるかに地味な行列がぽつねんとできあがっていたので慌ててならびなおしたのでした。
そして、今となっては本当に信じられない話なのですが、その時点でできていた行列はたかだか20名ほどというささやかさで、開始後にならんだ私でさえもが、結果としてステージに激近な(でも見えにくい)「北西1階席サイドスタンド」をゲットすることができたのでした。
正真正銘の結果オーライなので、このくだりは昨年の記事には書かなかったのですが、ほんとにビギナーズラックというかなんというか……とにかく、助かりました。
さて、そんな反省その2を受けての、今回の当日券販売にできるであろう行列への私の想定した参加時刻は、「午後2時55分」! 開始の5分前。
いや、わかる。午前9時半に来て12時半にグッズを買い終えたのだったら、その足で1時ごろに当日券の行列にならんだらいいんじゃないかと。そうしたらいい座席が確実にゲットできるんじゃないかと。
実際に、今日の会場では、午前9時半の時点ですでに、どこからどう見ても徹夜組なみなさんが当日券の販売場近くに20名ほどならんでいました。これは……ひょっとしたら、昨年よりも多い人数が当日券にならぶ可能性がある。そんな予感もしたわけだったんですが。
私の目的は自分のいい席を手に入れることじゃあないんです。「なるべく多くの角度から楽しいコンサートの活況を味わうこと」! これなんですよ。
ようするに、ステージが見やすい席に座りたいのだったら、とっととファンクラブに入会するべきなんです。今のところ、モーニング娘。の日本武道館コンサートの当日券では、必ずステージにたいする角度や機材配置の関係で「見えにくいお席となります。」というただし書きのつくサイドスタンド席しか残っていない、という厳然たる事実はだいたいわかってきました。
でも、ヘンな角度から観るモーニング娘。のコンサートも、もうちょっといろんな場所から観てみたい! そこには必ず、私がまだ発見できていない種類の感動があるはずなのだ。天下のモーニング娘。の舞台が、正面から見なければその真価が見いだせない程度のものであるわけがないのです!! ウラをとれ! でも、真ウラにまわったらお客さんの迷惑だから、ちょいななめウラをとれ!!
そんなわけで私は前回同様、昼過ぎには日本武道館にいたのにもかかわらず、武道館にある昭和風味のレストラン「武道」でカレーライスをのんびり食べたり、ふらっと歩いて江戸城北ノ丸の外堀を「ぬら~、ぬら~……」とただよっていた体長1m はあろうかというコイを、笑っちゃうくらいにいわくありげな喪服の女性といっしょに無言で20分間ほど見つめていたり、江戸城本丸公園に行って白人さんだらけの江戸城天守台にのぼったりと、私なりには意味があるけどモーニング娘。ファンにとっては血迷ったようにしか見えない無為の時間を2時間ほどすごしました。これほどまでに濃密で息詰まる無意味な時間がかつてあっただろうか!? あつかったね~。もう夏ね~。
その間、全身にわきあがる身震いするまでの後悔の念! でも、ここを耐えてこその今回のトライなのよ。どうせいい席ったって、前回の1階最前列が限界なんですからねぇ。そこをいま列にならんでいる人に取られていくっつったって、いいじゃねぇかそんなもん。私はもうそこに座れたんだし。また今日、私以外の誰かがそこに座って大いに楽しんでくださればいいんだよ。
そんな不気味きわまる妄想をいだきつつも、午後2時55分に満を持して当日券売り場に向かったのでしたが、現場に行った私に襲いかかってきたのは、前回の武道館コンサートとは圧倒的に違いすぎる状況!
前回はチケット販売後にならんで20名程度の列だったのが、今回は開始5分前の段階で150名の長蛇の列! どこからどう見ても私はならぶのが遅すぎた!! ヒエ~、へんな小理屈なんかこねずに、私も早くならんでおけばよかったよう!!
これにはさすがにビックラこきました……状況があまりにも昨年と違いすぎる。
言っておきますが、昨年のモーニング娘。の日本武道館コンサートだって、2013年5月の現時点ではモーニング娘。史上最長のメンバー在籍期間記録「10年9ヶ月」の偉業を達成した第7代リーダー新垣里沙さんと、急遽、無念の卒業を決断することとなった光井愛佳さんのペア卒業コンサートということで、意味合いとしては今回の田中エース卒業に勝るとも劣らない重要性があったものでした。それなのに、この勢いの違いは一体なんなのだろうか。
思うに、これこそが「時流の追い風」というものなんじゃないのでしょうか。今、モーニング娘。は「シングル2連続チャート首位」という話題で、ふだんはアイドルにさほどの興味のない人々にもわかりやすく「へえ~。」と言わせることができる訴求力を持ちえています。
私個人としては、CD がここまで売れない時代になりながらも、いまだにほぼ唯一無二の人気指標になっている「オリコンチャート」というものに若干の不満もないわけではないのですが、やっぱりこの力は無視できないものがあると。それはもう今回の当日券の売れ行きのものすごさで身をもって再認識しました。メンバー個人個人の人気とはまるで別の次元で、確実にグループの勢いが加速していたのです。
それでまぁ~、私は最悪、「チケットが取れませんでした……午前中に出向いて当日券で必ず観るだのと大口を叩いた責任を取って、我が『長岡京エイリアン』の連載を本日付けで打ち切ります。来週からは『長岡京エイリアン Max Heart 』がはじまるよ。おともだちとみんなで見てね☆」というテロップまでもが脳裏をよぎったのですが、まさに命からがらという感じでなんとか当日券にありつくことができました。
とはいえ、私が今回ゲットしたのは「北東サイドスタンド2階席の前列」。「2階席」なのよね~。日本武道館の2階席は、事実上の3階席なのよね~。ステージは遠いのよね~。
要するに、昨年に奇跡的に手に入れた「北西サイドスタンド1階席」とは、(前回も今回もほぼ同じ形の)ステージをはさんだ反対側ななめ上方に位置する場所で、ステージを観る角度はほとんど「上から見おろす」感じ。ステージを真横から観ることに違いはないのですが、私のすわった座席は昨年よりも後方になってしまったため、前回かろうじて見えていたステージ後ろの巨大 CGスクリーンは今回、まったく見えないというシビアな状況になってしまいました。まぁそのほかにも、今回の私の座席はコンサートが開始してはじめてわかるさまざまなキビしい条件がチラリホラリと……
いいじゃないか、いいじゃないかと自分に言い聞かせはするものの、やっぱり午前中に来ておいてこの座席か……
話は変わりますが、私は今年、その時に五体満足で生きていたら必ずや、9月10日の℃-uteコンサートと、11月29日のBerryz工房コンサートには行かせていただきたいと日夜、八幡大菩薩に祈願しております。
この2つのコンサートは……今回の田中エース卒業コンサートに比較して、どんな感じになりますかねぇ。
重要なのは、どちらも「グループはじまって以来の日本武道館コンサート」ってことなのよね……当日券のならびかたはどうなることなのやら。
今から、この身でそれぞれの空気を感じることが楽しみでしょうがないわけなのですが、できれば今回みたいな2階席は避けたいな……どうかな?
いちおう、℃-uteコンサートは今回の課題をふまえて「チケット販売開始10分前」に当日券売り場にならぶつもりなんですが、次回こそ、ほんとに150名をさらに上回る長蛇の列ができてしめだされる可能性もあるし、案外それほどではないのかもしれないし。Berryz工房もそうなのですが、日本武道館という土地になじみのあるモーニング娘。とはまるで違う、「その時になってみないとわからない」カオス感に思わずぞくぞくしてしまいます。楽しみですね~。
あらっ、とか何とか言ってるあいだに、すでに字数がこんなアホなことに!?
ということで、さんざん引っぱっておいてなんなんですが、肝心かなめの田中エース卒業コンサートの内容につきましては、また次回の講釈ということにさせていただきます。もう、『長岡京エイリアン』ならではの毎度おなじみ、だらだらクオリティでございます……
ホントにね、今回の卒業コンサートは前回、前々回とはまるで違う空気感を持った、田中れいなという人物の味わいがこれでもかというほどに前面に押し出された独特な公演になっていましたよ!
結論から言っちゃえば、座席の条件こそ3回中最悪でしたけど、私は今日のコンサートがいちばん好きでした!!
……って言わざるをえねぇだろ、今日ばっかりは! どうもこんばんは、そうだいでございます。
みなさま、平日を普通にお仕事で過ごされた方も、有給休暇かそれに近いスケジュール調整をはたして東京・九段下の日本武道館に馳せ参じた方も、まるっとまとめてお疲れいなさまでございました。
それで本日5月21日火曜日。私はもうあったり前のように休みをとって日本武道館に駆けつけたわけだったんですけれどもね。
いや~……よかったね。もともと、よくなくなる要素はひとっつもなかったね、なんたって天下のモーニング娘。なんですから。
『モーニング娘。コンサートツアー2013春 ミチシゲ☆イレブンSOUL 田中れいな卒業記念日 in 日本武道館』
ついに来てしまった、この日が。そして、無事にとどこおりなく終わってしまった。
私はまぁ、こうやって自分のブログでことあるごとに「モーニング娘。大好き! ハロー!プロジェクト大好き!!」と、ことあるごとにわめき散らしている一介のオッサンなのですが、実際のところはそう言い出したのもおととしの夏すぎくらいからでして、今現在でもファンクラブに入会せずに周辺から遠巻きに彼女たちの動向をのぞきこんでいるというやじうまワイドなポジションにい続けています。
そういう立場から見ると、やっぱり同じような気合いと志をもって今日のような一大イベントにのぞむ「真性ファン」のみなさまの本気度には本当に頭が下がるばかりだし、思わず感動してしまう熱気を感じるのですが、今しばらくは、なんつっても仕事だ試験勉強だとなにかと不安定な日々の連続がどうにかなるまでは、まだまだこういうラクな場所から応援させていただきたいのよねェ。まぁ、「なにかと不安定」と言ってみたところで、結局は経済、経済!! なにごともマニーなのよねチミー。
ハロー!プロジェクトのファンクラブは「入会費&初年年会費」が5800円で「年間更新費」が4800円ですか(一般)。いま入れないこともないんですが、ここはもうちょっとガマンして「ここだ!」という吉祥を待つことにしましょう。なにごとも、直感ときっかけは大事。
しかし今おもえば、私がハロー!プロジェクトのライヴコンサートに行くようになったのは2011年の9月のモーニング娘。第6代リーダー高橋愛さんの卒業コンサートから。それから、当日券であるにもかかわらずメンバーに異常に近い(けど、真後ろ)座席をゲットした奇跡の丸1年前、2012年5月の第7代リーダー新垣里沙さん&第8期(留学生2名も含めると)最後のメンバー光井愛佳さんの卒業コンサートをへて、今回の田中れいなエース卒業コンサートは3回目の参戦ということになります。
たった3回! まだ3回しか行けていないのですが、その2年弱の間に、私の身辺もいろいろ変わりました……3回とも会場が日本武道館だったのですが、最初はコンサートの右も左も南側スタンドも北側ステージも、サイリュウムの点灯のさせ方さえ知らないという、赤ん坊でさえもない胎児だったのです。いや、胎児は外気に触れちゃいけないんですけどね。
それがまぁ、なんとかかんとか「オイ!! オイ!!」とか、「(おつか~?)れいなー!!」とか、「(愛するひと~は)れいなだけー!!」とか絶叫できるくらいにまで成長してねぇ……最初の高橋リーダー卒業コンサートのときには「おつか~?」って聞かれてもポカーンとしてたよな、お前。無作法者が!!
やらしいことを言うと、武道館に行くときは1回目も2回目も、おサイフ事情はチケット代といくばくかのお安めのグッズを買うだけで半死半生という状況だったのですが、今年に入ってからはなんと~かんと~か、グッズ全品を射程範囲内におさえる余裕もできるようになってきました。これも、働くエネルギーをいろんな媒体から毎日供給してくれるハロプロのみなさまのおかげなんですよ! おそらく、こういったイベントに参加する楽しみを胸にいだきながら日常の日々をあくせく働いていらっしゃるファンのみなさんもそう感じていらっしゃるのではないのでしょうか。アイドルとファンとの理想の関係はギヴ&テイクでなければならないのです。偶像と信者みたいな一方的な感じになっちゃあおしめぇよ。
前置きがいつものように長くなりましたが、以下のコンサート参戦記は、あくまでも上記のような、「やっと首がすわるようになってはきたが頭蓋骨はふにゃふにゃ」というレベルの赤子がタッタカターとキーボードをたたいて組み上げた文章ですので、ちゃんとした歴戦のモーヲタのみなさまの記録をお読みになりたい方は、ぜひとも別のブログをお尋ねになることをおすすめいたします。そして……にわかだからって、怒っちゃや~よ!?
時はさかのぼりますが、1回目の高橋リーダー卒業コンサートは日本武道館2デイズということで、チケットの先行予約があったために私は事前にチケットを入手して当日にのぞむという余裕がありました。
それに比して、2回目の春コンサート武道館は1日だけだったために前売りチケットの状況がかなりタイトで、何回かあった追加販売のチャンスも逃がしまくった挙句、私はコンサート当日の当日券チケットに賭けるしかなかったのでした。ライヴヴューイングの選択肢は、私にはないんだよな~。どんなに本人たちの顔が見えにくかったのだとしても、やっぱり私は本人たちのいる空間に行ってみたいワケなんですよ、うん!
そして今年5月。現在のモーニング娘。第8代リーダー道重さゆみさんとともに第6期メンバーとして、そして、モーニング娘。プラチナ期を中心とする自身のグループ在籍期間「10年4ヶ月」のほぼ全てを栄光のエース格として疾走し続けた田中れいなさんが、21日の日本武道館コンサートをもってモーニング娘。とハロー!プロジェクトを卒業。
昨年2012年11月のモーニング娘。東京・中野サンプラザコンサートで発表されたこの報は列島を震撼させ、1日公演かぎりに設定された田中エース卒業コンサートの前売りチケットは、例によって発売初日に、あたかもあっつあつのフライパンの上に落ちた水滴のごとくに「じゅっ。」と一瞬でかき消えてしまいました。そして私はその日、朝から晩までお仕事ごとごと。
また当日券か……でも、去年も当日券でかなりいい座席がとれたし、今年もその感じでいってみよっか!
そういうわけで、昨年と同じようなスケジュールで日本武道館に駆け込むことにしたのでしたが、今年の武道館はいろんな意味で、前回のコンサートとは状況がだいぶ異なるものになっていたのでありました……やっぱり1年前と現在とでは、モーニング娘。に吹いている風がまるで違う!! そんなことをまさしく身をもって実感した2013年春の日本武道館だったのです。うおお!
前回、昨年5月の日本武道館コンサート当日券作戦は、結果としては「モーニング娘。の北西スタンド側の花道に来たメンバー数名と目があった気になる。」という望外の超収穫を得て千葉生還となりましたが、なにごとも当たって砕けろでのぞんだ当日の私のスケジュールには、2点の反省点が生じていました。
反省その1 …… 日本武道館到着が「午前9時」は早すぎる
反省その2 …… 当日券販売時刻の「午後3時」になっても行列に並んでいなかった
この2点なんですが、午前9時に来たのに最大目的の午後3時に目的地にいなかったって、どういうことなんでしょうか……これは「うさぎとかめ」のうさぎにも「ありえねー! はえー意味ねーし!!」と断罪されうる大失態でした。自分で自分がおそろしい。
まず反省その1については読んで字のごとくなんですが、ただし、午前9時に日本武道館に来ても決して無意味ではありません。
これは今日の田中エース卒業コンサートの場合もそうだったのですが、午前9時台ではもちろん当日券チケットの販売はしていませんが、通常では午前11時から開始されるコンサート限定グッズ販売場のための長蛇の行列はすでに2~300人規模でできあがっています。
そして、私のたった2回の経験から言わせていただければ、午前9時にその列に加わって、コンサート限定グッズを全品買い揃えることはもうすでに難しい! つまり、人気アイテムであるがゆえに、全国をまわるコンサートツアーの最終日である日本武道館の時点で在庫がわずかになってしまっているもの、特に卒業コンサートの場合は卒業するメンバーの写真やロゴ、メンバーカラーでデザインされているグッズの一部は、行列の100~200人台ですでに「完売しました。」になるのも当たり前の世界なのです!
つまり、特濃なファンの方々にとっては午前9時到着でさえ「遅すぎる!」ということになってしまうのですが、あくまでも私の場合は午後3時からの当日券販売がいちばんの目的なので、今のところは特定のメンバーに対する執着もそれほど生じていないこともあって、時間つぶしと「まぁ、来た記念に。」といった軽さでのんびりとグッズ販売の行列に加わるぶんには、そんなに早起きする必要はないわけなのです。
そういったわけで、昨年の反省その1をふまえた、本日の日本武道館への到着時間は……「午前9時30分」!!
いや~、なんつっても私、長蛇の列にならぶっていう体験を日常生活でほとんどやらないもんなので、日本武道館前で厳粛に執り行われるこの儀式に参列するのがものすごく好きなんです。特に買いたいグッズがあるわけでもないのについついならんでしまうのは、その行列の空気に触れたいからなんでしょうね。いや、ならんでる皆さんの99.9% は男性なんですけれどもね。
なんかもう、会話がおもしろいのね。顔見知りと思われるファングループのあいだで交わされる、日本全国のどこどこから来たとか、集まるのが久しぶりだとか、あの人は何時ごろに来るって……あぁ、いた! オーイ!! とか、秋の℃-uteに行けるかどうかは仕事のはかどり次第だなぁ、とか。全体的にお祭りなテンションの高さが、オッサンだらけながらもとっても人間的でうきうきするんです。まわりを見わたせば、他にも外国語で会話をするヨーロピアンな集団がいたり、ケータイで動画を観て気分を高める集まりがあったり、ひとりで黙々と大学受験あたりの参考書を読んでいる若者もいたり。
かく言う私はといいますと、昨年に引き続いて伊坂幸太郎の文庫本を読んでいました。まるまる1冊読み終わっちゃったよ! 天気が良くてよかったなぁ。昨年の武道館コンサートではたまに豪雨が降りそそいでいました。
結果として私は本日、午前9時30分に行列に加わって、グッズ販売開始からしばらく経ったお昼12時30分ごろに自分のグッズを購入することができました。今回買ったのは、いつものタオル&サイリュウム2本の組み合わせに工藤遥さんモデルのオレンジ色のTシャツ。今回のオリジナルTシャツは市松模様になっていてなんかよかったです。
だいたい流れや雰囲気は昨年といっしょだったのですが、確か昨年は、私は午前9時に並んで午後1時に購入できていたはずなので、昨年よりも今年のほうが約1時間ぶんほどスムースに行列が進んでいたということになります。特に今年のほうが人数が少ないという印象はまったくなかったですけどねぇ。
いっぽう、昨年の反省その2はまったくの大ボンクラミスで、私は午前中に着くなり会場整理のお兄さんに当日券チケットの販売場の位置を鼻息あらく尋ねていたのですが、そのときに指示された場所のちょっと向こうにあった「女性&ファミリー客用のグッズ販売場」のある仮設テントで販売されるものと勘違いしてしまったために、正確な場所を知らないまま待機することになってしまったのです。実際のチケット販売場は武道館正面入口の右手に「ひっそり。」と口をあけている数ヶ所の窓口だったのですが、私はそこを通り越して、男性客用のグッズ売り場に負けないにぎわいを見せていた仮設テントに目を奪われて、手前の窓口が視界から完全にはずれてしまっていたのでした……そういうミスをよくする人間だとは30年以上の付き合いでわかってはいるんだけど、あまりにもひどい。
結局、私がそのミスに気づいたのは当日券販売開始「後」の午後3時5分ごろで、さすがになんの変化も起きない仮設テントのまわりを冷や汗をかきながらウロウロしてふと後ろを振り向いてみたら、思ったよりもはるかに地味な行列がぽつねんとできあがっていたので慌ててならびなおしたのでした。
そして、今となっては本当に信じられない話なのですが、その時点でできていた行列はたかだか20名ほどというささやかさで、開始後にならんだ私でさえもが、結果としてステージに激近な(でも見えにくい)「北西1階席サイドスタンド」をゲットすることができたのでした。
正真正銘の結果オーライなので、このくだりは昨年の記事には書かなかったのですが、ほんとにビギナーズラックというかなんというか……とにかく、助かりました。
さて、そんな反省その2を受けての、今回の当日券販売にできるであろう行列への私の想定した参加時刻は、「午後2時55分」! 開始の5分前。
いや、わかる。午前9時半に来て12時半にグッズを買い終えたのだったら、その足で1時ごろに当日券の行列にならんだらいいんじゃないかと。そうしたらいい座席が確実にゲットできるんじゃないかと。
実際に、今日の会場では、午前9時半の時点ですでに、どこからどう見ても徹夜組なみなさんが当日券の販売場近くに20名ほどならんでいました。これは……ひょっとしたら、昨年よりも多い人数が当日券にならぶ可能性がある。そんな予感もしたわけだったんですが。
私の目的は自分のいい席を手に入れることじゃあないんです。「なるべく多くの角度から楽しいコンサートの活況を味わうこと」! これなんですよ。
ようするに、ステージが見やすい席に座りたいのだったら、とっととファンクラブに入会するべきなんです。今のところ、モーニング娘。の日本武道館コンサートの当日券では、必ずステージにたいする角度や機材配置の関係で「見えにくいお席となります。」というただし書きのつくサイドスタンド席しか残っていない、という厳然たる事実はだいたいわかってきました。
でも、ヘンな角度から観るモーニング娘。のコンサートも、もうちょっといろんな場所から観てみたい! そこには必ず、私がまだ発見できていない種類の感動があるはずなのだ。天下のモーニング娘。の舞台が、正面から見なければその真価が見いだせない程度のものであるわけがないのです!! ウラをとれ! でも、真ウラにまわったらお客さんの迷惑だから、ちょいななめウラをとれ!!
そんなわけで私は前回同様、昼過ぎには日本武道館にいたのにもかかわらず、武道館にある昭和風味のレストラン「武道」でカレーライスをのんびり食べたり、ふらっと歩いて江戸城北ノ丸の外堀を「ぬら~、ぬら~……」とただよっていた体長1m はあろうかというコイを、笑っちゃうくらいにいわくありげな喪服の女性といっしょに無言で20分間ほど見つめていたり、江戸城本丸公園に行って白人さんだらけの江戸城天守台にのぼったりと、私なりには意味があるけどモーニング娘。ファンにとっては血迷ったようにしか見えない無為の時間を2時間ほどすごしました。これほどまでに濃密で息詰まる無意味な時間がかつてあっただろうか!? あつかったね~。もう夏ね~。
その間、全身にわきあがる身震いするまでの後悔の念! でも、ここを耐えてこその今回のトライなのよ。どうせいい席ったって、前回の1階最前列が限界なんですからねぇ。そこをいま列にならんでいる人に取られていくっつったって、いいじゃねぇかそんなもん。私はもうそこに座れたんだし。また今日、私以外の誰かがそこに座って大いに楽しんでくださればいいんだよ。
そんな不気味きわまる妄想をいだきつつも、午後2時55分に満を持して当日券売り場に向かったのでしたが、現場に行った私に襲いかかってきたのは、前回の武道館コンサートとは圧倒的に違いすぎる状況!
前回はチケット販売後にならんで20名程度の列だったのが、今回は開始5分前の段階で150名の長蛇の列! どこからどう見ても私はならぶのが遅すぎた!! ヒエ~、へんな小理屈なんかこねずに、私も早くならんでおけばよかったよう!!
これにはさすがにビックラこきました……状況があまりにも昨年と違いすぎる。
言っておきますが、昨年のモーニング娘。の日本武道館コンサートだって、2013年5月の現時点ではモーニング娘。史上最長のメンバー在籍期間記録「10年9ヶ月」の偉業を達成した第7代リーダー新垣里沙さんと、急遽、無念の卒業を決断することとなった光井愛佳さんのペア卒業コンサートということで、意味合いとしては今回の田中エース卒業に勝るとも劣らない重要性があったものでした。それなのに、この勢いの違いは一体なんなのだろうか。
思うに、これこそが「時流の追い風」というものなんじゃないのでしょうか。今、モーニング娘。は「シングル2連続チャート首位」という話題で、ふだんはアイドルにさほどの興味のない人々にもわかりやすく「へえ~。」と言わせることができる訴求力を持ちえています。
私個人としては、CD がここまで売れない時代になりながらも、いまだにほぼ唯一無二の人気指標になっている「オリコンチャート」というものに若干の不満もないわけではないのですが、やっぱりこの力は無視できないものがあると。それはもう今回の当日券の売れ行きのものすごさで身をもって再認識しました。メンバー個人個人の人気とはまるで別の次元で、確実にグループの勢いが加速していたのです。
それでまぁ~、私は最悪、「チケットが取れませんでした……午前中に出向いて当日券で必ず観るだのと大口を叩いた責任を取って、我が『長岡京エイリアン』の連載を本日付けで打ち切ります。来週からは『長岡京エイリアン Max Heart 』がはじまるよ。おともだちとみんなで見てね☆」というテロップまでもが脳裏をよぎったのですが、まさに命からがらという感じでなんとか当日券にありつくことができました。
とはいえ、私が今回ゲットしたのは「北東サイドスタンド2階席の前列」。「2階席」なのよね~。日本武道館の2階席は、事実上の3階席なのよね~。ステージは遠いのよね~。
要するに、昨年に奇跡的に手に入れた「北西サイドスタンド1階席」とは、(前回も今回もほぼ同じ形の)ステージをはさんだ反対側ななめ上方に位置する場所で、ステージを観る角度はほとんど「上から見おろす」感じ。ステージを真横から観ることに違いはないのですが、私のすわった座席は昨年よりも後方になってしまったため、前回かろうじて見えていたステージ後ろの巨大 CGスクリーンは今回、まったく見えないというシビアな状況になってしまいました。まぁそのほかにも、今回の私の座席はコンサートが開始してはじめてわかるさまざまなキビしい条件がチラリホラリと……
いいじゃないか、いいじゃないかと自分に言い聞かせはするものの、やっぱり午前中に来ておいてこの座席か……
話は変わりますが、私は今年、その時に五体満足で生きていたら必ずや、9月10日の℃-uteコンサートと、11月29日のBerryz工房コンサートには行かせていただきたいと日夜、八幡大菩薩に祈願しております。
この2つのコンサートは……今回の田中エース卒業コンサートに比較して、どんな感じになりますかねぇ。
重要なのは、どちらも「グループはじまって以来の日本武道館コンサート」ってことなのよね……当日券のならびかたはどうなることなのやら。
今から、この身でそれぞれの空気を感じることが楽しみでしょうがないわけなのですが、できれば今回みたいな2階席は避けたいな……どうかな?
いちおう、℃-uteコンサートは今回の課題をふまえて「チケット販売開始10分前」に当日券売り場にならぶつもりなんですが、次回こそ、ほんとに150名をさらに上回る長蛇の列ができてしめだされる可能性もあるし、案外それほどではないのかもしれないし。Berryz工房もそうなのですが、日本武道館という土地になじみのあるモーニング娘。とはまるで違う、「その時になってみないとわからない」カオス感に思わずぞくぞくしてしまいます。楽しみですね~。
あらっ、とか何とか言ってるあいだに、すでに字数がこんなアホなことに!?
ということで、さんざん引っぱっておいてなんなんですが、肝心かなめの田中エース卒業コンサートの内容につきましては、また次回の講釈ということにさせていただきます。もう、『長岡京エイリアン』ならではの毎度おなじみ、だらだらクオリティでございます……
ホントにね、今回の卒業コンサートは前回、前々回とはまるで違う空気感を持った、田中れいなという人物の味わいがこれでもかというほどに前面に押し出された独特な公演になっていましたよ!
結論から言っちゃえば、座席の条件こそ3回中最悪でしたけど、私は今日のコンサートがいちばん好きでした!!