2017年4月8日 土曜日
タナゴ類が産卵する二枚貝の生息調査に参加させてもらった。
中高の生徒さんが10名弱と役所の人たちとボランティアの方々。
こんなシルトや泥でおおわれた流域を調べるのである。
若者たちは、あいさつもそこそこに胴長にはきかえて1列にスタンバイ。
ローラー作戦で幅10m、流域数10mを手探りしながら前進である。
とてもじゃないが腰がもたんので、私は去年に続き記録係。
採れた貝の種類と地点をプロットしていくのである。
「1個も採れんヤツは後で一発芸じゃあ~!」
「トンガリササノハガイですっ!」
なぜか役所の新人さんが必死に報告をしてくれる。
中高の生徒さんたちは経験者が多く、どこに多いかも知っている。
あわてないのである。
「老師! てっぺんうすくなりましたね!」
「うるさいわい! これでもコンディッショナ~使いよんぞ!」
「効果ないんじゃないですか?」
「ええいっ! お前マイナス3ポイントじゃ!」
くだらないヤリトリも束の間である。
「トンガリです!」「トンガリ4つ!」「トンガリ7個!」
次々と手をあげて知らせてくる。
「イシガイやマツカサガイ見つけんといけんでえ!」
最も保護の必要なあるタナゴの産卵母貝なのである。
「マツカサガイです!」
なんと遠方の街からわざわざ参加してくれた小学生が見つける。
「ええ子じゃねえ! お父さんはどっか遊びに行っとるちゅうのに。」
そう、その子のお父さんは1人下流域へ魚採りに行きやがっとるのである。
半ばを過ぎ、イシガイもマツカサガイもほどほどに見つかってくる。
ほぼ昨年並みの数である。
という訳でこの日の二枚貝の成果は次の通り。
ずいぶんトンガリササノハガイが増えてきた。
シルトが堆積し、しだいにタナゴ類の生息地として不適な環境になってる証だ。
この調査が始まってから約20年。
よくぞ中高の生徒さんたち続けてこられたと感心するのである。
ドロにまみれることも嫌がらず、雨に降られることも気にせず・・・・・・
役所の人たちも含めて手弁当で集まる若者たちの姿は、ドロだらけだけれどとても美しい。
「天然記念物」に指定してあげたいくらいである。
もっとも私は彼ら彼女らに「天然危険物」と呼ばれたりもしている。
お互い口が悪いので指定されないのであった。
さ、後半は生息魚類調査という名の「楽しい魚採り」なのである。
ウホホ~イ!
タナゴ類が産卵する二枚貝の生息調査に参加させてもらった。
中高の生徒さんが10名弱と役所の人たちとボランティアの方々。
こんなシルトや泥でおおわれた流域を調べるのである。
若者たちは、あいさつもそこそこに胴長にはきかえて1列にスタンバイ。
ローラー作戦で幅10m、流域数10mを手探りしながら前進である。
とてもじゃないが腰がもたんので、私は去年に続き記録係。
採れた貝の種類と地点をプロットしていくのである。
「1個も採れんヤツは後で一発芸じゃあ~!」
「トンガリササノハガイですっ!」
なぜか役所の新人さんが必死に報告をしてくれる。
中高の生徒さんたちは経験者が多く、どこに多いかも知っている。
あわてないのである。
「老師! てっぺんうすくなりましたね!」
「うるさいわい! これでもコンディッショナ~使いよんぞ!」
「効果ないんじゃないですか?」
「ええいっ! お前マイナス3ポイントじゃ!」
くだらないヤリトリも束の間である。
「トンガリです!」「トンガリ4つ!」「トンガリ7個!」
次々と手をあげて知らせてくる。
「イシガイやマツカサガイ見つけんといけんでえ!」
最も保護の必要なあるタナゴの産卵母貝なのである。
「マツカサガイです!」
なんと遠方の街からわざわざ参加してくれた小学生が見つける。
「ええ子じゃねえ! お父さんはどっか遊びに行っとるちゅうのに。」
そう、その子のお父さんは1人下流域へ魚採りに行きやがっとるのである。
半ばを過ぎ、イシガイもマツカサガイもほどほどに見つかってくる。
ほぼ昨年並みの数である。
という訳でこの日の二枚貝の成果は次の通り。
ずいぶんトンガリササノハガイが増えてきた。
シルトが堆積し、しだいにタナゴ類の生息地として不適な環境になってる証だ。
この調査が始まってから約20年。
よくぞ中高の生徒さんたち続けてこられたと感心するのである。
ドロにまみれることも嫌がらず、雨に降られることも気にせず・・・・・・
役所の人たちも含めて手弁当で集まる若者たちの姿は、ドロだらけだけれどとても美しい。
「天然記念物」に指定してあげたいくらいである。
もっとも私は彼ら彼女らに「天然危険物」と呼ばれたりもしている。
お互い口が悪いので指定されないのであった。
さ、後半は生息魚類調査という名の「楽しい魚採り」なのである。
ウホホ~イ!