私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

夏井いつき『句会ライブ』 連続特選句に!0.01%の・・・:さぬき方面日帰りツアー④

2020-01-31 16:41:55 | 俳句
2020年1月31日(金)

世間では語呂あわせで『愛妻の日』とか・・・
こういう人間関係に関わるような記念日はいかがなもんか?
この日が誕生日の男たちにどうしろというのだ?
この日生まれの男はみんな愛妻家とでもいうつもりなんか?

さて、1月25日のさぬき日帰りツアー
『つりぼりcafeピラルク』『さぬきうどんセルフチェーン店』の後
本日のメインイベント『夏井いつき句会ライブ』会場へ向かう・・・
前にナビ入れて・・・・・・『しこちゅ~ホール』が出てこな~いっ!

ええいっ!ままよ!行っちゃえ!
アッチで聞き、コッチで訊ね・・・着いた!(はしょるんかいっ!)


開演時間ギリギリになっちった!


出来たてみたいやね。
うどんと同じで、建物にもタイミングがある。

みなさん、すっかり会場に入っちゃってるみたい。
何せ30分前から入場で自由席、私ら10分前に着いたもん。

よくわからん水のしたたるオブジェを見ながら


会場入りも小走り。


入り口のポスターも歩き撮りのブレまくり。

だから帰宅後チラシを再度撮影!


2階席しか残ってないなあ。開始前にパチリ!ステージ遠いなあ。


何せ、かみさん、未だに根に持ってるのだ。
昨年の9月、初めての『句会ライブ』で付き添いの私の適当なんが特選句の1つになってしもたから。
(そのようすは 『句会ライブ』参戦記!:疲労困憊本番編にて)

てなわけで、四国中央市までトコトコ出かけんといけんよになったんである。
今回は、是が非でもかみさんに特選句をとっていただきたいっ!
じゃないと、いつまでも夏井いつきさんの追っかけせんといけんよになる。

とはいえ、会場には700名を越える人たち。
特選7句はいつきさんが選ぶからねえ。
厳しいわなあ。

開演、ナビの話から始まり、夏井いつきさんも迷うたらしいな。

はしょって投句の場面へワープ。

私はあくまでドライバー兼添乗員
ボウズでも「ま、いいや!」 君に桜鯛
ほぼほぼ選ばれんだろう駄句をしたためる。

さ、思い切り笑わせてもろうた後はいつきさんから発表だっ!

さすがに良い句が並ぶなあ。
3つ目の
冴え返る太平洋まで150km
この句だけなんかどっか変わっちょるなあ~。

当然私の句は選ばれることもなく
選評と観客の読み取りや意見交流も終え
後は観客の拍手で一番を決める時間に。

私は海や川が好きだから、太平洋さんに大きな拍手!
よく分からんもんな、この句。
そりゃ他の句が一番になるか。

いよいよ大詰め、次々と作者の発表!

と、この句のとき、横のかみさんスッと立つやないの!

かみさんの句だったのである。
前回のまるっきし逆パターンやんかっ!

でもって、かみさんがもらったのは『みきゃん俳句手帳』の


サイン入り


口惜しさはまったくなく、ただただ祝福の思いで
「どういう意味でつくったん?」と訊ねたら・・・

「瀬戸大橋渡るとき、木陰の道路標識に『太平洋まで150km』と書いてあって・・・』
「そのとき、え~っ太平洋までって思って。太平洋よ太平洋」
とよくわからんことをのたまう。
「ほいで、配られた季語の中から春の一番初めに書いてた『冴え返る』をくっつけて・・・」

おいおいっ!
そんなんで特選とったんかい?

ま、標識の言葉一つにするどく感銘する心がいいんじゃろね。
おめでとう!よかったね!

ともあれ、かみさん上機嫌。
「句会ライブで夫婦で立て続けに特選句に選ばれるなんて奇跡よ奇跡!」
「1%×1%じゃから0.01%の確率よ、すごいと思わん?」

「まあな、宝くじでも買う?」
「買わんっ!」

というなごやかな会話の下、骨付鳥「一鶴」へと。(あぶなく居酒屋一鶴へ行きかけたケド)