2022年7月16日(土)
チュウシャクシギ Numenius phaeopus
20220511 40cmほど
カラスより少し小さいくらいのシギ。
一度ぜひ会いたかったシギ。
地元にいることは知識としては知ってて、なまで見たことのないシギ。
5月、あのフォークボールの軌道のような口ばしでの摂餌行動が見たくて、干潮時に
また、塒(ねぐら)や休憩してるポイントも知りたくて、満潮時に
何度も何度も地元の干潟を訪ね、右岸も左岸も散策しまくった。
この日も空振りで、しかたなく1年中見かけるイソシギを撮影したりして・・・
1万5千歩くらい歩き、夕暮れ。
「もう帰ろう!」と交通量の多い大橋をトボトボ歩いてたら、後方からバサバサバサ・・・
頭上を越えてく10数羽の鳥の群れ。
歩道にじっと固まって、降りろ近くに降りろと見とどけた。
「ありがたい! 橋の根元に降りた!」
とりあえず遠くから1枚。
「うわっ! チュウシャクシギじゃ!」
牛歩の歩みで近づいて、歩道の欄干に半分レンズを隠して1枚。
いつ気付かれて飛んでくかと思えば手も震える。
やがて気付かれても飛ぶこともなく歩いて遠ざかることを知る。
ジリジリ近づく私と遠ざかるチュウシャクシギとの緊張がほどけたのが
これまた初めてのキアシシギが足元近くにいたことに気付いたとき👇
キアシシギ Tringa brevipes
だから、イソシギと戯れたことで、チュウシャクシギに会い、ジワジワ追うことでキアシシギに会えたということ。
たまたまの偶然の連続だった。
ただ、こうした偶然も「熱意(執念ともいう)と積み重ねてきた行動による必然」と誰かが言ってた。
巣穴にいるオサガニなどを食べるのに、あの口ばしが好都合なのは観察しててわかった。
大食漢であることも、しっかり洗って食べるきれい好きなこともよくわかった。
やがて、潮が満ちてきて、ポイピピピピ・・・みたいな鳴き声で去ってく姿にも感動した。
「この感動を知人にも・・・」と、数日後誘ったら
すぐ足元にも数羽いて
遠い干潟にもいて
見渡すと干潟に100羽を越えるほどいて・・・
「なんぼでもおるね」と言われたりして・・・この日前後がピークだったのかもしれない。
その数日後にはすっかり姿をくらましてた。
この干潟は採餌場所としては最的確でありつつ、塒や休憩場所としては不適格なのではないか?
と、素人なりにあらためて感じた次第。
渡りは5大陸に及ぶほど広く生息してて
夏、繁殖のために寒冷地へ
冬、越冬のために亜熱帯域へ移動してるみたい。
その渡りの中継地として、春・秋に日本を含めた温帯域で休憩をする。
日本に限らず、干潟はあまり役に立たないものとして埋め立てられ減ってくばかり。
干潟を保全してても周囲を護岸で固めたりしてる。
餌があったとしても、落ち着いて餌にありつけられないような環境になってるのではなかろうか?
こうした命や生態系のつながりは、なんとか未来の子どもたちへと残し続けていきたいもんだね。
チュウシャクシギ Numenius phaeopus
20220511 40cmほど
カラスより少し小さいくらいのシギ。
一度ぜひ会いたかったシギ。
地元にいることは知識としては知ってて、なまで見たことのないシギ。
5月、あのフォークボールの軌道のような口ばしでの摂餌行動が見たくて、干潮時に
また、塒(ねぐら)や休憩してるポイントも知りたくて、満潮時に
何度も何度も地元の干潟を訪ね、右岸も左岸も散策しまくった。
この日も空振りで、しかたなく1年中見かけるイソシギを撮影したりして・・・
1万5千歩くらい歩き、夕暮れ。
「もう帰ろう!」と交通量の多い大橋をトボトボ歩いてたら、後方からバサバサバサ・・・
頭上を越えてく10数羽の鳥の群れ。
歩道にじっと固まって、降りろ近くに降りろと見とどけた。
「ありがたい! 橋の根元に降りた!」
とりあえず遠くから1枚。
「うわっ! チュウシャクシギじゃ!」
牛歩の歩みで近づいて、歩道の欄干に半分レンズを隠して1枚。
いつ気付かれて飛んでくかと思えば手も震える。
やがて気付かれても飛ぶこともなく歩いて遠ざかることを知る。
ジリジリ近づく私と遠ざかるチュウシャクシギとの緊張がほどけたのが
これまた初めてのキアシシギが足元近くにいたことに気付いたとき👇
キアシシギ Tringa brevipes
だから、イソシギと戯れたことで、チュウシャクシギに会い、ジワジワ追うことでキアシシギに会えたということ。
たまたまの偶然の連続だった。
ただ、こうした偶然も「熱意(執念ともいう)と積み重ねてきた行動による必然」と誰かが言ってた。
巣穴にいるオサガニなどを食べるのに、あの口ばしが好都合なのは観察しててわかった。
大食漢であることも、しっかり洗って食べるきれい好きなこともよくわかった。
やがて、潮が満ちてきて、ポイピピピピ・・・みたいな鳴き声で去ってく姿にも感動した。
「この感動を知人にも・・・」と、数日後誘ったら
すぐ足元にも数羽いて
遠い干潟にもいて
見渡すと干潟に100羽を越えるほどいて・・・
「なんぼでもおるね」と言われたりして・・・この日前後がピークだったのかもしれない。
その数日後にはすっかり姿をくらましてた。
この干潟は採餌場所としては最的確でありつつ、塒や休憩場所としては不適格なのではないか?
と、素人なりにあらためて感じた次第。
渡りは5大陸に及ぶほど広く生息してて
夏、繁殖のために寒冷地へ
冬、越冬のために亜熱帯域へ移動してるみたい。
その渡りの中継地として、春・秋に日本を含めた温帯域で休憩をする。
日本に限らず、干潟はあまり役に立たないものとして埋め立てられ減ってくばかり。
干潟を保全してても周囲を護岸で固めたりしてる。
餌があったとしても、落ち着いて餌にありつけられないような環境になってるのではなかろうか?
こうした命や生態系のつながりは、なんとか未来の子どもたちへと残し続けていきたいもんだね。