私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

カシワツツハムシ Cryptocephalus scitulus:新ハムシリーズ第21弾 上書き

2022-07-22 17:19:24 | ハムシの仲間
2022年7月22日(金)

カシワツツハムシ Cryptocephalus scitulus

20220717 5mmほど

クリ・クヌギ・コナラなど、いわゆるドングリの木の若葉をホストとしてるハムシなのに・・・

とある小さなゾウムシを撮影してたら、近くのオオバコの葉にいて・・・

昨日書いたのと同じ、『虫拾い』だ。

昨夏、アンズの葉から逃亡する後ろ姿だけ撮影してて👇
カシワツツハムシ(?)逃亡中

「この絶好機を逃してはならぬ!」と、日陰のオオバコへじわっと近づき、パチリ!

よく見ると、上翅開きっぱなしで、あまり動こうともしない。
すばしこいハムシの筈なのに・・・

ならば、と日なたへとオオバコの葉ごと運んで・・・

今にも飛びそうな場面をパチリ!
このタレ眼な感じも何となく好み!

よくよく見ると、飛べる筈がないのだ。

上翅の裏側には、小さくて赤いダニ(タカラダニなのかな?)がびっしりついていた。
弱ってホストから落ちたのが先か、ダニがついたのが先か、それはわからないけど・・・

ハムシもダニも大発生したりして農作物にとっては厄介者だし、どっちかというと嫌われるか無視されてる生き物。
ただ、それは人が畑や田という「単純な人為的生態系」の中で、生産性を高めてるときにいえるんじゃないかな?
もともとの「複雑な自然生態系」の中では、キチンとバランスがとれてると、あらためて感じたな。

ちなみに、「タテスジキツツハムシ(3mm)とよく似てる」と書かれてたりするけど
これだけ大きさが違えば、まず間違えることはないとも感じたよ。
コメント
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