2022年8月11日(木)
ホタルハムシ Monolepta dichroa

20220717 3~4mm
この日、タデノクチブトサルゾウムシをみつけたすぐ傍らにワラワラといて

ホタルハムシかな?と思いつつ、上翅後端まで黒一色だったため半信半疑だったけど・・・
また、その傍らにコイツもいて

上翅後端が黄色くなってることもあり、ホタルハムシと確信した。
この後端の黄色をもとに、ホタルの発光になぞらえて命名されたのだから。
クロウリハムシとデザインは似てるけど、サイズが小さく少し細長いから全然違うハムシだ。
帰宅後、いろいろ調べてみたら・・・
ホスト(食草)は、ヨモギやタデ類、マメ科など多岐にわたることを知った。

ところが、テレ東の番組『所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!』(2010年11月19日)で
「『蓼食う虫も好き好き』の虫とはホタルハムシのことで、タデを唯一食べる虫だ」みたいな紹介がされていたらしい。

「なるほどね」と思いつつ、「ちょっとまてよ」といぶかしく感じた。
ならば、前回紹介した「タデノクチブトサルゾウムシ」はどうなるのだ?

あらためて調べてみたら、このゾウムシやイタドリハムシも含め
「蓼食う虫」には何種類もいるみたいだった。
私自身が実際に確かめてはいないから、確実なことはいえないけど
「ホタルハムシがタデを食べる唯一の虫だ」という断定には疑問が残ったなあ。
基本、私は断定的に物申すタイプの人たちが苦手で、いつもつい反例を探したくなるのである。
ちなみに、タデ類にはヤナギタデとかイヌタデとかあって
私ら子どもの頃、「赤まんま」と呼ぶ女の子たちの「おままごと」にお付き合いさせていただいたりもした。
さらに、ヤナギタデの変種にムラサキタデ(ベニタデ)というのがあって
この子葉は、刺し身のつまとして「小さな赤いカイワレの先」のような形で載ってることも知った。
よく知らぬまま食っちゃってる人は、私も含め結構いるんじゃないかなあ?とも思った。
つまりだ。
『蓼食う虫も好き好き』は少々蓼にも虫にも失礼な偏見っぽくて
『蓼食う人もそこそこ』いるというのが、より正確なのではないかと思ったなあ。
ほら、たった1種類の小さなハムシでも、そこそこ自由研究の素材として使えるでしょ?
ホタルハムシ Monolepta dichroa

20220717 3~4mm
この日、タデノクチブトサルゾウムシをみつけたすぐ傍らにワラワラといて

ホタルハムシかな?と思いつつ、上翅後端まで黒一色だったため半信半疑だったけど・・・
また、その傍らにコイツもいて

上翅後端が黄色くなってることもあり、ホタルハムシと確信した。
この後端の黄色をもとに、ホタルの発光になぞらえて命名されたのだから。
クロウリハムシとデザインは似てるけど、サイズが小さく少し細長いから全然違うハムシだ。
帰宅後、いろいろ調べてみたら・・・
ホスト(食草)は、ヨモギやタデ類、マメ科など多岐にわたることを知った。

ところが、テレ東の番組『所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!』(2010年11月19日)で
「『蓼食う虫も好き好き』の虫とはホタルハムシのことで、タデを唯一食べる虫だ」みたいな紹介がされていたらしい。

「なるほどね」と思いつつ、「ちょっとまてよ」といぶかしく感じた。
ならば、前回紹介した「タデノクチブトサルゾウムシ」はどうなるのだ?

あらためて調べてみたら、このゾウムシやイタドリハムシも含め
「蓼食う虫」には何種類もいるみたいだった。
私自身が実際に確かめてはいないから、確実なことはいえないけど
「ホタルハムシがタデを食べる唯一の虫だ」という断定には疑問が残ったなあ。
基本、私は断定的に物申すタイプの人たちが苦手で、いつもつい反例を探したくなるのである。
ちなみに、タデ類にはヤナギタデとかイヌタデとかあって
私ら子どもの頃、「赤まんま」と呼ぶ女の子たちの「おままごと」にお付き合いさせていただいたりもした。
さらに、ヤナギタデの変種にムラサキタデ(ベニタデ)というのがあって
この子葉は、刺し身のつまとして「小さな赤いカイワレの先」のような形で載ってることも知った。
よく知らぬまま食っちゃってる人は、私も含め結構いるんじゃないかなあ?とも思った。
つまりだ。
『蓼食う虫も好き好き』は少々蓼にも虫にも失礼な偏見っぽくて
『蓼食う人もそこそこ』いるというのが、より正確なのではないかと思ったなあ。
ほら、たった1種類の小さなハムシでも、そこそこ自由研究の素材として使えるでしょ?