2022年8月13日(土)
サンインマイマイ Euhadra dixoni

20220717 殻径50mmほど
所用を終え、車に戻る途中、山道のケヤキ(?)の葉にひっついてて

その重さに耐えられなくて、枝は垂れ下がっていた。
殻高が相当高いし、軟体部の模様も少し違和感がある。
セトウチマイマイとは違うカタツムリだというのが第一感。
「サンインマイマイじゃないですか?」と知人。
「ビンゴ!」だった。
中国地方と朝鮮半島に生息する樹上性の大きなカタツムリだそうだ。
知人に頼んで枝からそっと降ろす。
アカメガシワの広い葉にのせて・・・
な、なんと驚いたことに、危機を感じたのが軟体部をどんどん出してくる!

私の乏しい経験でいえば、触ったとき殻ごもりするのがカタツムリの習性だと思ってた。
コイツは逆に触ると、こもってたのにドンドン軟体部を伸ばしてくる。
その力もけっこう強い!
と、今度は知人が別のカタツムリを見つけた。

少し小さくて、こもったまま軟体部を出してくれない。
「サンインマイマイとは違う気がする」と私。
「いや同じですよ」と知人。
ならば、並べて撮影しとこうと

色の違いは個体変異だとしても、殻の巻き方の丸みの形が違う気がするからなあ・・・
コイツは、時折見かけるヤマタニシかアツブタガイなのかもしれない。
撮影を終え、再びもとのケヤキ(?)の葉に戻して・・・

セトウチマイマイと

イズモマイマイと

念のため、並べておいてみる。
中国地方の大型カタツムリといってもいろんな種類がいることをあらためて思う。
かつて交流が少なかった時代の地域の方言の違いとよく似てるよな。
それくらいカタツムリたちの移動範囲は狭く地域ごとに種分化してるってことだね。
半世紀以上生きてきて、この大型のソフトクリーム状のカタツムリは初めて見たし
身近な自然といいつつ、パンダやゾウ、エスカルゴは見たり食べたりすることがあっても
「サンインマイマイは意識したことがなかった」ことに
あらためて自分の『常識の穴を見つけ埋めていくことが知恵のはじまり』なのだと思った。
サンインマイマイ Euhadra dixoni

20220717 殻径50mmほど
所用を終え、車に戻る途中、山道のケヤキ(?)の葉にひっついてて

その重さに耐えられなくて、枝は垂れ下がっていた。
殻高が相当高いし、軟体部の模様も少し違和感がある。
セトウチマイマイとは違うカタツムリだというのが第一感。
「サンインマイマイじゃないですか?」と知人。
「ビンゴ!」だった。
中国地方と朝鮮半島に生息する樹上性の大きなカタツムリだそうだ。
知人に頼んで枝からそっと降ろす。
アカメガシワの広い葉にのせて・・・
な、なんと驚いたことに、危機を感じたのが軟体部をどんどん出してくる!

私の乏しい経験でいえば、触ったとき殻ごもりするのがカタツムリの習性だと思ってた。
コイツは逆に触ると、こもってたのにドンドン軟体部を伸ばしてくる。
その力もけっこう強い!
と、今度は知人が別のカタツムリを見つけた。

少し小さくて、こもったまま軟体部を出してくれない。
「サンインマイマイとは違う気がする」と私。
「いや同じですよ」と知人。
ならば、並べて撮影しとこうと

色の違いは個体変異だとしても、殻の巻き方の丸みの形が違う気がするからなあ・・・
コイツは、時折見かけるヤマタニシかアツブタガイなのかもしれない。
撮影を終え、再びもとのケヤキ(?)の葉に戻して・・・

セトウチマイマイと

イズモマイマイと

念のため、並べておいてみる。
中国地方の大型カタツムリといってもいろんな種類がいることをあらためて思う。
かつて交流が少なかった時代の地域の方言の違いとよく似てるよな。
それくらいカタツムリたちの移動範囲は狭く地域ごとに種分化してるってことだね。
半世紀以上生きてきて、この大型のソフトクリーム状のカタツムリは初めて見たし
身近な自然といいつつ、パンダやゾウ、エスカルゴは見たり食べたりすることがあっても
「サンインマイマイは意識したことがなかった」ことに
あらためて自分の『常識の穴を見つけ埋めていくことが知恵のはじまり』なのだと思った。