2019年6月29日(土)
イボニシかな?
だとすればタナゴ竿・仕掛けでの釣査220種目なのである。
兄貴が釣ったややこしい貝なのである。
6月24日(月)のこと。
所用を済ませ、兄貴と元宇品へ。
メバルやマタナゴ(ウミタナゴ)たちがたくさん泳いじょる。
ウキウキと竿を出すが、真昼間メバルはそうそう食い気を示さない。
「釣ったよ~っ!」と兄貴。
マタナゴである。
最近、瀬戸内海のウミタナゴは別種マタナゴとされるようになった。
ここ(広島西部)のマタナゴは少し赤みが強いぞ!
撮影をしようにも
ケースに入らんがなっ!
「もっとちっこいの釣ってえや!」と言うのに
続けて、さらにおっきいのを2尾。
竿が満月のようにしなって今にも折れそうだ。
仕掛けもいつ切れるか、気が気でない。
私にキュウセン。
ほれ見てみっ!
丁度ええサイズやろ?
ちゃんと撮影できるサイズを釣ってもらわんといけんで!
おっきい方がおもろいわ!
なんてことワイワイ言ってたら
「今度は小さいよ~っ! ほれ見てみっ!」
ちゃんとハリスが肉に食い込んじょるがなっ!
ややこしいことする兄貴じゃわ。
確かに釣ったことのない巻き貝なので220種目として登録せんといけん。
20種ごとに図鑑にまとめてるので記念すべき1種なのだ。
なのだが、何でもいいから魚にしたかったなあ。
ちなみにこれで魚以外は22種類目。
軟体類はずいぶん昔に少し興味を持っただけ。
よく知らないのである。
イボニシ
レイシガイ
レイシガイダマシ
レイシガイダマシモドキ(ひどい名じゃね)
あたりがなんとなく頭に浮かぶケド、確信が持てない。
こんな写真も撮っておくことにした。
昨夜、貝類図鑑を引っ張り出して調べ直して、
殻内部の縁が黒いことからイボニシということに。
イボニシというと、若い頃試し食いをして苦みの強い貝であることや
かつて環境ホルモンの影響を受け、多くの個体がメス化したという報道がされたことを思い出す。
あれからどうなったんだろ?
どれくらいオスに戻ったんやろか?
ついつい『どんだけ~っ!』と叫びたくなるのであった。
僕的にはウミタナゴの方のマタナゴの名前の由来が気になります。標準和名がタナゴの方とちょっとややこしいですからね。
確かに肉食性の貝が釣れることもよくあるんです。
基本、私が釣ったときは見て見ぬふりしてなかったことにしてます。
兄貴が釣ったとなれば話は別です。
ウミタナゴの亜種として2007年に片淵さんと中坊さんが命名してるようですが
確かに淡水タナゴ類の中のタナゴをマタナゴと呼ぶこともありますもんね。
命名としてはちいとばかし混乱を招くでしょうね。