私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

中海流入小河川にて : 島根釣行②

2018-07-17 10:14:11 | 淡水釣り
2018年7月17日(火)

7月4日に島根へ行った思い出話の続き。

うまい出雲蕎麦を食った後、雨も止んだ。
島根の淡水魚に詳しい友が「カジカの遡上を見せたい」と言って立ち寄った川。


いつものように私は釣り、友はガサ。

まず、私の成果3種を紹介。

ヌマチチブかな? 次々と釣れる。


ヌマチチブとチチブの区別は、いろんな地域で見つけるほどに余計わからなくなってしまった。

ウキゴリの幼魚。コイツもよく釣れる。


ここ数年間釣ってみたいと思って地域の川のアチコチで釣りをした。
今年4月、訳もわかっとらんかみさんに成魚がヒョイと釣られてしまった時はグヤジイのなんの・・・
6月になって、遡上中の幼魚や未成魚なら割とヒョイヒョイと釣れる体験をした。
要はポイントとタイミングをつかんでるか否かなのかもしれない。

初物の時の体験は強烈な記憶のだが・・・その後は当たり前に釣れる普通の魚になっていく。
アミメハギ・カワハギ・メジナ・キジハタなどなど・・・大騒ぎをしたのが恥ずかしくなる。

マハゼの幼魚。コイツは1尾だけ。


カジカ中卵型(かな?)はとうとう釣れずじまい。

続いて、友のガサ成果の紹介。(私のと重なる魚は省かせてもらう)

カジカ中卵型(?)のりっぱな成魚と


遡上中の幼魚。


「ほれみ。遡上中のカジカ、たくさんおるじゃろ?」と。(そりゃ、いつも100%信用してますって)

トウヨシノボリ宍道湖型(かな?)と呼ばれてたりっぱなオス。


「こんな美しいオスは初めて採った」と、友ははしゃいでる。
確かに美しい。
ただ、私にはオウミヨシノボリなんかとの区別はますますわからなくなる。

まして、最近の説で先取優先というルールの下、ヨシノボリ類の一部を「クロダハゼ」と呼んでるのは釈然としないぞ。
今回のは、分布域からいえば「クロダハゼ(不明型)」にあたるんだろうケド・・・
学名を最も古く記載されてる論文からリノゴビウス・クロダイと改めるのはいいと思う。
でも、標準和名さえもその論文をもとにして変更せにゃならんのんだろうか?
変更するにしても他の多くのヨシノボリ類との整合性を持たせて
せめて「クロダヨシノボリ」と呼ぶわけにはいかんのんだろうか?
発表論文が広域に長年の研究に基づく成果ならば納得もできるけどなあ。

一般に広くわかりやすく伝えていくのも学会や研究者の仕事の1つだと思うもんな。
最初に論文を書いた人の成果を称えるのは学名だけでいいんじゃないかなあ?
標準和名ってけっこうコロコロ話し合いで変えられてるし・・・、カエルアンコウなんてね。

他にもドジョウなどなど、ガサで採った魚たちを丁寧に1種ずつ撮影してる友。


いつもながら友は「いい仕事をされてます」なあ。

その横で、撮影をさっさと終えた私のくだらぬ好奇心がしょ~もない出来事を・・・続く。












最新の画像もっと見る

コメントを投稿