2021年3月23日(火)
今日は1年間あたためてた情報記録から1つ
俗に『森のエビフライ』と呼ばれてるアカマツの実の食痕
あれは、忘れもしないちょうど1年と何日か前のことだっただろうか・・・
(忘れとるやないの! お約束のパターンですわ)
釣り竿をいったん置くと決め、ひと気のない山間の散策を日課にして
ついでに止水域でみられる両生類でも調べてまわろうとしてた頃のこと。
例えば、こんな感じで👇
ニホンアカガエルのおたまなど:砂留周り
広いスペースに車を停め、一歩踏み出したとたん見つけたのであった。
ちょうど隣県の地方番組で『森のエビフライ』を取り上げてて
その正体はおそらく『ニホンリスのお食事』によるものだとたまたま知ってたから
「お~い! 森のエビフライ発見じゃあ~っ!」とかみさんに威張って
「ほんまじゃ! でも、そんなんいっぱい落ちとるよ」と反撃くらって
確かにそこらかしこに落ちとるわ~。
帰宅後、ネット検索。
ネズミやムササビなどの食痕とは違う。
「やっぱりニホンリスの食痕みたいじゃね~」と
友に確認と報告をちょっぴり自慢気にメールで送ったら・・・
「確か広島県ではニホンリスは絶滅しとるんじゃなかったか?」
「でも確かにニホンリスの食痕っぽいなあ」との返事。
確かに「レッドデータブックひろしま2011」の哺乳類の絶滅リストに
ニホンオオカミ、ニホンカワウソと並んでニホンリスが掲載されてるのである。
絶滅である証明は難しい。
定期的な調査はもちろん、何十年にもわたって目撃例も痕跡もないことが積み重ねられての「絶滅」宣言。
ならば、私が拾った「森のエビフライ」は何なんだ?
タイワンリスでも誰か逃がしたのだろうか?
この食痕の犯人を見たわけではないし、でも、正体も知りたいし・・・
思い切って、何人かの県の野生生物の研究者さんにメールを送ったのであった。
わずか数日後、一人の研究者さんから実に実に丁寧な返事が戻ってきてた。
しかも、研究者さんが撮影したであろうニホンリスの画像が添付されてて・・・
「明らかになった頃に、どうぞご自由に使ってください」との許可までくださってて・・・
いずれにしても食痕の正体は不明であり、『絶滅』なのか『生息』なのか微妙または重要な状況証拠にすぎない。
門外漢のど素人の私が「大騒ぎ」をして、万が一でもニホンリスや絶滅を提唱した研究者さんたち
そして最新の調査を続けてる研究者さんにご迷惑なんぞかけられぬわ。
んなわけで、ある程度明らかになった1年と数日後にこうして書いているのであった。
何が明らかになったのか?
研究者さんからのメールに何と書いてあったのか?
リスさんの1年祝うかエビフライ
これは単に私の駄句だ。
続きは、また次回。
お楽しみに・・・せんわなあ!
今日は1年間あたためてた情報記録から1つ
俗に『森のエビフライ』と呼ばれてるアカマツの実の食痕
あれは、忘れもしないちょうど1年と何日か前のことだっただろうか・・・
(忘れとるやないの! お約束のパターンですわ)
釣り竿をいったん置くと決め、ひと気のない山間の散策を日課にして
ついでに止水域でみられる両生類でも調べてまわろうとしてた頃のこと。
例えば、こんな感じで👇
ニホンアカガエルのおたまなど:砂留周り
広いスペースに車を停め、一歩踏み出したとたん見つけたのであった。
ちょうど隣県の地方番組で『森のエビフライ』を取り上げてて
その正体はおそらく『ニホンリスのお食事』によるものだとたまたま知ってたから
「お~い! 森のエビフライ発見じゃあ~っ!」とかみさんに威張って
「ほんまじゃ! でも、そんなんいっぱい落ちとるよ」と反撃くらって
確かにそこらかしこに落ちとるわ~。
帰宅後、ネット検索。
ネズミやムササビなどの食痕とは違う。
「やっぱりニホンリスの食痕みたいじゃね~」と
友に確認と報告をちょっぴり自慢気にメールで送ったら・・・
「確か広島県ではニホンリスは絶滅しとるんじゃなかったか?」
「でも確かにニホンリスの食痕っぽいなあ」との返事。
確かに「レッドデータブックひろしま2011」の哺乳類の絶滅リストに
ニホンオオカミ、ニホンカワウソと並んでニホンリスが掲載されてるのである。
絶滅である証明は難しい。
定期的な調査はもちろん、何十年にもわたって目撃例も痕跡もないことが積み重ねられての「絶滅」宣言。
ならば、私が拾った「森のエビフライ」は何なんだ?
タイワンリスでも誰か逃がしたのだろうか?
この食痕の犯人を見たわけではないし、でも、正体も知りたいし・・・
思い切って、何人かの県の野生生物の研究者さんにメールを送ったのであった。
わずか数日後、一人の研究者さんから実に実に丁寧な返事が戻ってきてた。
しかも、研究者さんが撮影したであろうニホンリスの画像が添付されてて・・・
「明らかになった頃に、どうぞご自由に使ってください」との許可までくださってて・・・
いずれにしても食痕の正体は不明であり、『絶滅』なのか『生息』なのか微妙または重要な状況証拠にすぎない。
門外漢のど素人の私が「大騒ぎ」をして、万が一でもニホンリスや絶滅を提唱した研究者さんたち
そして最新の調査を続けてる研究者さんにご迷惑なんぞかけられぬわ。
んなわけで、ある程度明らかになった1年と数日後にこうして書いているのであった。
何が明らかになったのか?
研究者さんからのメールに何と書いてあったのか?
リスさんの1年祝うかエビフライ
これは単に私の駄句だ。
続きは、また次回。
お楽しみに・・・せんわなあ!
めっちゃ続きが気になります!
私も以前、山梨の青木ヶ原樹海の観光地で森のエビフライ見ました。
中国地方・九州地方では、かなり厳しい生息状況らしくて、まさか出会えるとも思わなくて・・・
ま、続きはあまり期待しないでくださいね。
写真を撮れば大スクープですよ!
庄原市西城町では死骸、及び生体が見つかってます。
絶滅と言われて発見されたら、ニホンオオカミも期待しちゃうかな。警戒心が相当強いだろうから、人に見つかる前に逃げるか身を隠すだろうし。
本当に夢とロマンがある話ですよ。
スクープはとてもとても・・・
むしろ研究者たちの成果となるまで、ネットにもマスコミにもあげない方針ですので・・・
確かに庄原での轢死体と生体の話は、私も耳にしました。
広島県にニホンリスが生息していたのはとても嬉しいニュースでした。
私も一度眼の前をささっと走り去る姿を目の当たりにしてはいるんですが、撮影が間に合わなくて・・・
なんか目にした人は結構いるというのも後から聞きました。
いずれにしても豊かな自然を、子や孫・ひ孫の代まで残しておきたいものですね。
5、6年前、西城町か比和町へ向かう道中、道路上に
動物の轢死体を目にしたんですが、結構大きなイタチ科の動物でした。それがカワウソかどうかは分かりませんが、サイズからしてイタチやテンでないことは分かったんですが。
ひょっとしたら、絶滅したニホンオオカミも生存してるかも? 知能の高い動物ほど警戒心が強く人前に姿を現さないからね。キツネでさえも身近に居ても滅多に姿や轢死体さえ目にしない、ツキノワグマもそんな感じですが、それでもキツネやツキノワグマの目撃情報は上がるからね。
オオカミやカワウソは確認情報が極めてと言うか無いに等しいけど、「いつか」また戻って来ると思う。
「いつか」と言うのは大陸から海を泳いで渡って来たりすればね。途方もない年月でもないと思う。
皮肉にも日本は少子高齢化が進んで、田舎の集落が限界集落化して、農耕地が山に返ってるので、動物たちにとっては住みやすくはなってるのかな。
ニホンリスが広島県にいない方がおかしいくらいです。何せ松が多い県だからね。タタラ製鉄の歴史で自然環境が幾たびも破壊され尽くされてニホンリスが広島県から逃げ去ったとも考えられますね。今まさにニホンリスが広島県に回帰する時が到来したのかも。環境が良くなってね。
昨今の気候変動が山の生態系を変質させ、クマやリスも餌不足に繋がって、森の生き物が移動を始めたり。
人間でも環境の良いところへ移動する。
動物がそれをやると人目に付くから、それが大発見につながったりね(笑)
ロマン溢れるお話ですね。
ま、残念ながら、私はニホンカワウソもニホンオオカミも、実態からも定義からもすでに絶滅していると考えています。
大陸から移入してきても、それらはよく似た亜種・または別種ですから。
また、ニホンリスについては
「広島県で初確認されたニホンリスとその生息環境」
という論文と
私のこの記事の後編(続き)をお勧めします。
きっとお役に立つと思いますよ。