2020年11月18日(水)
ゴミ出しだけをして、釣りに行く予定だった。
たまたま飛んでたワタムシのせいで、捜索隊を出すもカラブリ。
念のため、帰宅前に「家の前の空き地」へと立ち寄ったら・・・
人知れず、隣の畑で「どっひゃあ!わっちゃあ!」大事件が静かに進行していたのであった。
というのが、前回までのお話。
ヨモギハムシ銅金型
「どっひゃあ!」「何でこんなとこにおるんな~っ!」
さらに、ヨモギハムシ青黒型
「わっちゃあ!」「お前もおるんかいっ!」
どちらも1匹ずついたのである。
そこらじゅういくら探しても、この2匹。
かくして、静かなる「どっひゃあ!わっちゃあ!」大事件が勃発したのであった。
何せ、玄関から徒歩20歩におったんである。
つい最近、半世紀ぶりの出会いと書いたばかりのヨモギハムシが目と鼻の先におったんである。
いやあ、恥ずかしいやらみっともないやら。
目の前の空き地から隣の畑を観察してきてたはずなのにな・・・・・・
と、待てよ?
お前らがついてたのは菊の葉やん?
しかも、畑のオッサンがこの菊植えたの今年のことやんか?
さらに、1株だけやで? 周りは全部別の植物やで?
さらにさらに、周りの空き地や畑の周りにあるヨモギは丁寧に調べ直したけど、全然おらんやないかいっ!
お前ら、いったいどこからどうやってわざわざ菊へやって来たんな?
釣りなど行ってはおられぬ、調べる方が先だなと
ヨモギハムシ種群の染色体数の異なる二型及び. 色彩二型の長野県内における分布と環境
関東地方における染色体数の異なるヨモギハムシ群の. 分布と色彩二型の頻度
など、信州大学の先生たちの論文(PDF)を読んでみて、さらにびっくり!
間違えた解釈をしてるかもしれないが
①やはり殆どのヨモギハムシは飛べない。歩いて分布を広げる。
②青黒型と銅金型の色彩2型は、メンデルの遺伝の法則にしたがって出現する。
③染色体数が、♀=42・♂=41の高地型と、♀=32・♂=31の低地型が生息する。
とのこと。
①歩くのであれば、と我が家横の空き地に逃がしておいて、もとの菊の葉にたどり着くかどうか観察してみようじゃん。
畑のオッサンにとっては、菊を食べるやっかいな虫だから、戻らなければそれはそれで助かるはずだし。
そもそも辺りにあるヨモギを無視して、ピンポイントの菊に歩いてきたのか?
はなはだ疑問だ。
そういえば、
玄関にクワガタを置く。
その出来事に驚き、ついついツイッターの話題にしてしまう。
そのツイッターから特定された人物の個人情報を把握していき、空き巣狙いや詐欺などを企てる。
というニュースも見たぞ。
私の家の前に、ヨモギハムシを置いていった怪しい不埒な連中がおるんやで!きっと!(おるかいっ!)
②メンデルの遺伝の法則に随うのであれば
この青黒型と銅金型で次の世代を生むなら、1:0か1:1の割合で見られるからな。
来年を楽しみにしておこうじゃん。
③染色体数が10も違ってればあきらかに別種じゃん。
生殖的隔離をどのようにおこなってるのかなあ?交接器の形の違いやろか?
ゆるやかなすみわけをしているとはいえ、外観ではほぼ区別がつかないとなれば困るよな~。
和名のつけ方もどうなるんだろ?
私の所は標高低い瀬戸内の都会近くだから低地型だよなあ?
なんて、ゴミ出し中にワタムシ1匹見つけたために、未知なる世界へいざなわれ・・・
それはそれは、楽しゅうて楽しゅうて。
予定が完全に変わっちまったわ~!
ちなみに、今日の時点でもとの菊の葉にたどり着いておりまへんぞ!
今日いたのはね、青と青のカップル1組。
ますますややこしいことしてくれるから、ますます楽しゅうなるわあ・・・
※11/19追記:ブログ仲間のどぶがいさんから
「・・・ピンポイントでその作物にしかいないとなると移入の可能性がありそうですね。・・・」とのコメントを頂きました。
このぼんくら頭は、その可能性をすっかり忘れてました。
確かに、植栽する以前からヨモギハムシの卵などがついていた可能性が一番高いですよね。
となると、今回の場合は人為的な分散移動ってことになるみたいですよねえ。
さて、ここのヨモギハムシたちを如何にしようかなあ?
ゴミ出しだけをして、釣りに行く予定だった。
たまたま飛んでたワタムシのせいで、捜索隊を出すもカラブリ。
念のため、帰宅前に「家の前の空き地」へと立ち寄ったら・・・
人知れず、隣の畑で「どっひゃあ!わっちゃあ!」大事件が静かに進行していたのであった。
というのが、前回までのお話。
ヨモギハムシ銅金型
「どっひゃあ!」「何でこんなとこにおるんな~っ!」
さらに、ヨモギハムシ青黒型
「わっちゃあ!」「お前もおるんかいっ!」
どちらも1匹ずついたのである。
そこらじゅういくら探しても、この2匹。
かくして、静かなる「どっひゃあ!わっちゃあ!」大事件が勃発したのであった。
何せ、玄関から徒歩20歩におったんである。
つい最近、半世紀ぶりの出会いと書いたばかりのヨモギハムシが目と鼻の先におったんである。
いやあ、恥ずかしいやらみっともないやら。
目の前の空き地から隣の畑を観察してきてたはずなのにな・・・・・・
と、待てよ?
お前らがついてたのは菊の葉やん?
しかも、畑のオッサンがこの菊植えたの今年のことやんか?
さらに、1株だけやで? 周りは全部別の植物やで?
さらにさらに、周りの空き地や畑の周りにあるヨモギは丁寧に調べ直したけど、全然おらんやないかいっ!
お前ら、いったいどこからどうやってわざわざ菊へやって来たんな?
釣りなど行ってはおられぬ、調べる方が先だなと
ヨモギハムシ種群の染色体数の異なる二型及び. 色彩二型の長野県内における分布と環境
関東地方における染色体数の異なるヨモギハムシ群の. 分布と色彩二型の頻度
など、信州大学の先生たちの論文(PDF)を読んでみて、さらにびっくり!
間違えた解釈をしてるかもしれないが
①やはり殆どのヨモギハムシは飛べない。歩いて分布を広げる。
②青黒型と銅金型の色彩2型は、メンデルの遺伝の法則にしたがって出現する。
③染色体数が、♀=42・♂=41の高地型と、♀=32・♂=31の低地型が生息する。
とのこと。
①歩くのであれば、と我が家横の空き地に逃がしておいて、もとの菊の葉にたどり着くかどうか観察してみようじゃん。
畑のオッサンにとっては、菊を食べるやっかいな虫だから、戻らなければそれはそれで助かるはずだし。
そもそも辺りにあるヨモギを無視して、ピンポイントの菊に歩いてきたのか?
はなはだ疑問だ。
そういえば、
玄関にクワガタを置く。
その出来事に驚き、ついついツイッターの話題にしてしまう。
そのツイッターから特定された人物の個人情報を把握していき、空き巣狙いや詐欺などを企てる。
というニュースも見たぞ。
私の家の前に、ヨモギハムシを置いていった怪しい不埒な連中がおるんやで!きっと!(おるかいっ!)
②メンデルの遺伝の法則に随うのであれば
この青黒型と銅金型で次の世代を生むなら、1:0か1:1の割合で見られるからな。
来年を楽しみにしておこうじゃん。
③染色体数が10も違ってればあきらかに別種じゃん。
生殖的隔離をどのようにおこなってるのかなあ?交接器の形の違いやろか?
ゆるやかなすみわけをしているとはいえ、外観ではほぼ区別がつかないとなれば困るよな~。
和名のつけ方もどうなるんだろ?
私の所は標高低い瀬戸内の都会近くだから低地型だよなあ?
なんて、ゴミ出し中にワタムシ1匹見つけたために、未知なる世界へいざなわれ・・・
それはそれは、楽しゅうて楽しゅうて。
予定が完全に変わっちまったわ~!
ちなみに、今日の時点でもとの菊の葉にたどり着いておりまへんぞ!
今日いたのはね、青と青のカップル1組。
ますますややこしいことしてくれるから、ますます楽しゅうなるわあ・・・
※11/19追記:ブログ仲間のどぶがいさんから
「・・・ピンポイントでその作物にしかいないとなると移入の可能性がありそうですね。・・・」とのコメントを頂きました。
このぼんくら頭は、その可能性をすっかり忘れてました。
確かに、植栽する以前からヨモギハムシの卵などがついていた可能性が一番高いですよね。
となると、今回の場合は人為的な分散移動ってことになるみたいですよねえ。
さて、ここのヨモギハムシたちを如何にしようかなあ?
その可能性が大きいんだ!
すっかり脳みそから落としてました。
畑のオッサンが植えた菊に卵がついたまま、移植された可能性が一番高いんだ・・・
良い指摘をありがとうございます!
追記しておきます。