2017年5月14日 日曜日
釣りに行った。
昨日の漁港へ、再び。
所用をすませ、のんびり体をやすめるはずだったのだが・・・・・・
すべての原因は昨日「なんでくん」と出会ったことにある。
「なんでくん」は小1の男の子。
2つのバケツの魚をあきることなく移動させ続けた4才の「アンちゃん」のあんちゃん。
妹を迎えにきた「なんでくん」にホッとするのもつかの間。
「なんでくん」の口撃(?)がはじまる。
「すごいです! たくさんの魚! 何ていう魚ですか?」
観察ケースに一匹ずつ入れて分かりやすく説明しようじゃないか!
「アア、コイツはシマシマで、ヒレに赤いスジがあるじゃろ?」
「ホントだあ!」「ふぉんとじゃ~!」(アンちゃん分からんけどつきおうとる)
「だからアカオビシマハゼ」
「へえ~。この魚は?」
「コイツはアイナメ」
「なんでアイナメなの? なんで?」
「ん? ・・・・・・なめるほどオイシイからかな?」
困ってきたぞ。
この年頃の質問攻めにウソはつきたくないが知らんもんは知らんし・・・・・・
「で、コイツがタケノコメバル。で、これがアサヒアナハゼ。最後にサラサカジカ」
質問が出せないようパパッと早口で終えることにした。
「なんでおじさんいっぱい釣っとるのにお父さんは釣れないの? なんで?」
お父さん、おったんかい!
よく見ると浮き桟橋で一人のんびりサビキ釣りしとるやないかい!
「それは、お父さんのエサとおじさんのエサがちがうからだよ」
「なんで? エサは何なの?」
「おじさんはイソゴカイでね。底魚を釣るときに使うんよ。」
「なんでイソゴカイだと釣れるの? 底魚ってなに? なんで?」
わあ! 楽しいケド大変やわあ!
「ねえ? おさかな博士(しだいにこう呼ばれだしたのだ)? おっきいおさかなくれん?」
ん、またまた困った。(今日は「アイナメ持ち帰り」で煮付けにする予定だったのだ)
「じゃ、お父さんのクーラーボックス持ってこれるかな? あげるからね」(フフフ、重くて持ってこれまい)
「ん! 分かった!」
「アンちゃんもお~」 2人とも駆けていくがな。
持ってきたのである。
全部あげたのである。トホホ
お父さんもボウズに飽きてやってきた。
「もう、帰るよ。遊んでもらってすみません。お魚もありがとうございます」
「ばあちゃんに見せるんじゃ! きっとよろこぶ」「ちっとよろろぶ」
よしよし、めでたしめでたし。
「ちょっと竿持ってみたい? いい?」
「いいけど釣れんよ」
「なんで? なんでおじさんは釣れたのに釣れんの? なんで?」
お父さんではないが、まさに帰る潮時なのである。
潮時の説明がややこしいので、エサをつけ、ほどよいポイントに落としてから竿を渡す。
「軽い~! なんで? なんでおじさんの竿軽いん?」
「ヒキよるよっ!」 横から相棒の大声!
あわてて竿を立てて、ブルブルあがってきたのはタケノコメバル(下写真右)
「オモロ~! ねっもう一回? いい? いい?」
「いいけど釣れんよ」
「なんで? 今釣れたのに釣れんの? なんで?」
ま、ええか。お父さん見とるし。
今度は「なんでくん」、ナント自分でウキを見てあわせたのである。(ナントくんと呼ぶべきか?)
最初は根がかりかと思えた竿のしなり具合から、ブルブルブルブル・・・・・・
アイナメ(上写真左)だったのである。
「オッモロ~! なんじゃ、かんたんじゃん。すぐ釣れるじゃん!」(なんじゃくんと呼ぶべきか?)
捨てゼリフと「ありがと~」の言葉とともに「なんでくん」帰路に着くのであった。
大漁だったバケツはカラ。
晩ご飯のおかずにと粘るもののアイナメ2匹とアサヒアナハゼ2匹。
下ごしらえして冷凍保存。
かくして今日もお出かけとなったのであった。
アイナメ4匹をお持ち帰りしてっと。
アサヒアナハゼの方がうまかったね!
白身でプリプリとして、クセもないし。
釣りに行った。
昨日の漁港へ、再び。
所用をすませ、のんびり体をやすめるはずだったのだが・・・・・・
すべての原因は昨日「なんでくん」と出会ったことにある。
「なんでくん」は小1の男の子。
2つのバケツの魚をあきることなく移動させ続けた4才の「アンちゃん」のあんちゃん。
妹を迎えにきた「なんでくん」にホッとするのもつかの間。
「なんでくん」の口撃(?)がはじまる。
「すごいです! たくさんの魚! 何ていう魚ですか?」
観察ケースに一匹ずつ入れて分かりやすく説明しようじゃないか!
「アア、コイツはシマシマで、ヒレに赤いスジがあるじゃろ?」
「ホントだあ!」「ふぉんとじゃ~!」(アンちゃん分からんけどつきおうとる)
「だからアカオビシマハゼ」
「へえ~。この魚は?」
「コイツはアイナメ」
「なんでアイナメなの? なんで?」
「ん? ・・・・・・なめるほどオイシイからかな?」
困ってきたぞ。
この年頃の質問攻めにウソはつきたくないが知らんもんは知らんし・・・・・・
「で、コイツがタケノコメバル。で、これがアサヒアナハゼ。最後にサラサカジカ」
質問が出せないようパパッと早口で終えることにした。
「なんでおじさんいっぱい釣っとるのにお父さんは釣れないの? なんで?」
お父さん、おったんかい!
よく見ると浮き桟橋で一人のんびりサビキ釣りしとるやないかい!
「それは、お父さんのエサとおじさんのエサがちがうからだよ」
「なんで? エサは何なの?」
「おじさんはイソゴカイでね。底魚を釣るときに使うんよ。」
「なんでイソゴカイだと釣れるの? 底魚ってなに? なんで?」
わあ! 楽しいケド大変やわあ!
「ねえ? おさかな博士(しだいにこう呼ばれだしたのだ)? おっきいおさかなくれん?」
ん、またまた困った。(今日は「アイナメ持ち帰り」で煮付けにする予定だったのだ)
「じゃ、お父さんのクーラーボックス持ってこれるかな? あげるからね」(フフフ、重くて持ってこれまい)
「ん! 分かった!」
「アンちゃんもお~」 2人とも駆けていくがな。
持ってきたのである。
全部あげたのである。トホホ
お父さんもボウズに飽きてやってきた。
「もう、帰るよ。遊んでもらってすみません。お魚もありがとうございます」
「ばあちゃんに見せるんじゃ! きっとよろこぶ」「ちっとよろろぶ」
よしよし、めでたしめでたし。
「ちょっと竿持ってみたい? いい?」
「いいけど釣れんよ」
「なんで? なんでおじさんは釣れたのに釣れんの? なんで?」
お父さんではないが、まさに帰る潮時なのである。
潮時の説明がややこしいので、エサをつけ、ほどよいポイントに落としてから竿を渡す。
「軽い~! なんで? なんでおじさんの竿軽いん?」
「ヒキよるよっ!」 横から相棒の大声!
あわてて竿を立てて、ブルブルあがってきたのはタケノコメバル(下写真右)
「オモロ~! ねっもう一回? いい? いい?」
「いいけど釣れんよ」
「なんで? 今釣れたのに釣れんの? なんで?」
ま、ええか。お父さん見とるし。
今度は「なんでくん」、ナント自分でウキを見てあわせたのである。(ナントくんと呼ぶべきか?)
最初は根がかりかと思えた竿のしなり具合から、ブルブルブルブル・・・・・・
アイナメ(上写真左)だったのである。
「オッモロ~! なんじゃ、かんたんじゃん。すぐ釣れるじゃん!」(なんじゃくんと呼ぶべきか?)
捨てゼリフと「ありがと~」の言葉とともに「なんでくん」帰路に着くのであった。
大漁だったバケツはカラ。
晩ご飯のおかずにと粘るもののアイナメ2匹とアサヒアナハゼ2匹。
下ごしらえして冷凍保存。
かくして今日もお出かけとなったのであった。
アイナメ4匹をお持ち帰りしてっと。
アサヒアナハゼの方がうまかったね!
白身でプリプリとして、クセもないし。
いい話じゃった
コメントありがとうございます
元気にやってますか?
「なんで?」の鉄砲は大変でしたが
できるだけ正確にわかりやすく答えました
この子も「釣れた!」という体験が強烈に残ってくれるものと信じてます
快い疲れです
やっぱりちゃっちい釣りはいいですね
環境にもやさしいしね