私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

おじいくん『くれくれサギ』にっ!:二爺のおとぎ話 中編

2020-10-16 17:47:52 | 海釣り
2020年10月16日(金)

さてさて、あれは今週のはじめのことぢゃった。

U爺さんとおじいくん、2人の爺さんは海へ草刈りに行ったんぢゃ。


おじいくんは、広い南側を『草刈りまさおくん2号』で刈ったんぢゃと。


さすが丁寧ぢゃね。

おじいくんは、だれとでも公平にやさしくつきあう人なんぢゃ。
小さなお孫さんにも同じようにな。
ぢゃから、お孫さんにつけられたニックネームが『おじいくん』
幼い子とも目線が平らな人なんぢゃな。

草刈りを終え、海釣りに出かけた2人の爺さん。

U爺、スズメダイの3連。


ダイサギがほしがって近づこうとしてもあげんのんぢゃ!


ほれっ、ダイサギ、ちょっと離れてふてくされとる。

U爺、意地悪ぢゃっ!


ダイサギ、おじいくんへとむかったぞ。


ところが、おじいくん、最初に釣れた魚がクサフグぢゃった!


「来ちゃだめ、この魚は毒なんぞ!食ったら死ぬんぞ!」
おじいくん、サギの近づく勢いに少しビビりながら、何度も何度もわからせようとしてるんぢゃ。

やさしいのう。

でも、サギには伝わらなくて「ギャーギャー」鳴いとる。

おじいくん、クサフグを海に返し、メバルねらいをやめ、必死になってスズメダイ。

「またせたのう。スズメダイ食べるんか?」


正座して、スズメダイをそっと置いた。


「けっ!これっぽっちかよ!もっと魚釣れよ」とサギ。


こうして、おじいくん、7匹のスズメダイをあげたんぢゃと。

「すまんのう。食べにくい魚ばかりあげてしもうたのう」
おじいくん、サギに頭を下げとる。


サギは、腹いっぱいスズメダイ詰めて、何も言わず去ってったんぢゃ。

おじいくん、『くれくれサギ』にすっかりやられてしもうたんぢゃと!

めでたしめでたし・・・

と、次の日の朝・・・終わらんのんかいっ!


※1 おとぎ話ゆえ、多少事実と異なります。が、やらせ写真は一切ありません。
撮った写真を無理矢理ストーリー仕立てにしとります。


※2 こうした人間の活動を積極的に利用することを学習し習慣化していく鳥の行動を「オートライシズム」と、弟に教えてもらったぞ。
私の兄弟の中で、もっとも丹念に調べ、その情報を的確にすばやく伝えてくれるのが弟なのである。
確かに、耕運機の後をムクドリ・ケリ・コサギなんてのがついてくわなあ。

オートライシズム(autolycism)なんて書くと、一見かっこいい専門用語のようにみえる。
けどな、語源や意味は『ギリシャの略奪王だったアウトリカス(Autolycus)のやり方』ってことなんだからね。
何でもかんでも英語で言えばいいというもんでもないと思うな、U爺は。

例えばぢゃ!
SDGs、このアルファベット、概念も活動方針もすこぶるいいことと思うよ。
思うケド、SDGsという頭文字ではピンとこないもんなあ!
『持続可能な開発目標』と、なぜ言わんのんぢゃろ?
漢字は意味を持つからね、誰にでも広く伝わると思うんだけどなあ?

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