私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

ダツとドチザメ:ワハハ・・・わらしべ長者ぢゃ!の巻

2017-06-20 06:46:48 | 周縁魚
2017年6月17日(土) 東方漁港見聞釣録 その③ なのである。

ダツである。


ドチザメである。


とてもじゃないが、ドチらも観察ケースに入らない。
そして、ドチらも浅海や干潟をウロウロしてる魚なのである。

さておいてっと。
たまたまとはいえ、シロチチブを相棒に釣られた悔しさと
そうは言っても、希少な魚と出会わせてくた喜びとで頭の中はグシャグシャだ。

本来、この辺で止めて「カープ対ホークスのTV観戦」をするはずだったのだ。
帰り道に寄らずに通り過ぎた漁港が見えてきた。
「もう1軒行こ!」
「やめとき。体こわすよ!」
「ええけえ。ちょっとだけじゃけえ。」
まるで泥酔したオッサンのハシゴ酒状態だ。

竿を出す。
大きなアタリ。
まあまあのタケノコメバルだ。
続いて大きなマハゼ越年個体を2尾。(手応え十二分)
さらには、まだ私がタナゴ竿では釣っていなかったキチヌを数尾。

入れ食い状態だ。

すでに釣ってるシロギスとネズミゴチをあわせて豪華なテンプラができるわい!

ん! 
気分がスッキリしてきたぞお!

「別のポイントも探しとこうや。」と、
漁港の反対側に移動したまさにそのとき、
投げ釣りおじさんがダツとの闘いの最中で見事に釣り上げちゃったのだ。

思わず2人とも拍手!

と、おじさんの足元にあるバケツにはドチザメもいるではないか!


「ダツとドチザメください! 写真に撮りたいんです。」思わず言ってしまった!
さらに弁解がましく
「あっ、シロギスと大きいマハゼなんかと交換してくれませんか?」なんてね。
「う~ん・・・・・・ええよ。ドチザメもダツもどうせ食べんけんな。」

ワハハハハ・・・・・・わらしべ長者じゃ!
おっきい魚をイソゴカイ100円から始めて・・・手に入れたわあ!

なんせ私は、まだピチピチのダツもドチザメも触ったことがないのだ。
海の魚に手を染め出してまだ半年にもならないのだ。

まずはダツ。やたら元気だ。
「お口、見させてもらいますよお。」


サヨリと同じグループで活躍してるようだケド、
この歯並びには可憐さも愛嬌も感じないのである。

「お口、閉じてみて。」 頭と尾の途中をはぶいてみると

ちいとばかしカワイイ雰囲気が出てきたかもしれんな。

続いてドチザメ。ちいとばかし疲れとる。
「お口とおメメ、見るよお!」


カワイイ歯並びだこと。
手を入れて噛む力を試してみたい気持ちをグッとこらえんとね。
「ん? 疲れ目ですか?」
さすが「サメ」の語源となった「狭い目」⇒「狭目」⇒「さめ」だなあ。

「お腹と尾っぽも見ていいですかあ?」 


なんせサメハダだからグリップがしっかりしてて自由に持てる!
好感度アップ!

なんて・・・・・・もうすっかりゴキゲンになってたのである。

「もう一度、さっきの入れ食いのとこ戻ってみる?」の一言さえ言わなければ・・・・・・

        さらに続く




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