私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

アカクビナガハムシ Lilioceris subpolita :ここで会えたか!3年目!

2023-08-02 08:40:48 | ハムシの仲間
2023年8月2日(水)

アカクビナガハムシ Lilioceris subpolita

20230724       9mmほど

所用をすませ、猛暑の昼間に兄貴夫婦と墓参り。
線香の火がつかぬと、兄貴が木陰へと移動する。
ついてった私は、そばのサルトリイバラの葉にチビタマムシの仲間をみつけた。
種名を知ろうと老眼を近づけたとき、兄貴が「その横に大きいのおるよっ!」と。

それが、3年間食草のサルトリイバラを意識して散歩をしながらも
一度も出会えなかったアカクビナガハムシだった。

上翅の点刻(並んでる小さなくぼみ)が浅く、表面がつややかに感じる。
すばやくてうまく撮影できなかったのが残念なのだけど・・・

その点刻を比べてみる。
友人と山道散歩中出会ったコイツの体色は赤くよく似てて

20230611

「アカクビボソハムシかもしれん!」と必死に撮影したものの・・・
帰宅後、どうにも点刻がはっきりと深くて・・・
結局、以前から何度か出会ってる体色の赤いキイロクビナガハムシだと判明し、少しがっかり。

コイツは、主にヤマノイモを食草とするクビナガハムシ亜科のハムシ。

また、今年、家の周りにユリクビボソハムシもいることがわかったのだけど

コイツも点刻が深く、頭部も赤く、ユリを食草にしてるハムシ。

かくして、わずか数分間の線香の火つけの間に初見のハムシにあっけなく会えたのだった。
故人が「ほれ、そこにおるがっ!」と、兄貴と私を導いてくれたのやもしれぬ。
兄貴は観察力はいいが、虫の名などに興味はなく
私は老眼のど近眼で探すのは下手だが、虫の名をちょっぴり知っていたから。
墓石に「ありがとうございます」と手を合わせたのは言うまでもない。
もちろんのことだが、この日この数分間しか虫探しなぞしていない。

北海道を除くほぼ日本全土に生息するそうだが、私の地域ではたぶん滅多に会えないハムシだ。

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