2018年10月1日(月)
ヒイラギの幼魚
先週の金曜日 トサカギンポを釣った最下流域での釣果の1つ。
これくらいの小ささ。
この時期、たくさんの幼魚が汽水域で見られるのだが・・・
撮影はうまくいったことがない。
釣り上げた途端、多量のネバネバ粘液を体表から分泌するからである。
干潟の水の汚れがこの粘液にからみついて収拾がつかなくなるのである。
ネット上でも、食材や標本として横たわってるか水中で撮られてるのが大半。
今回は水が澄んでいる。
絶好のチャンス到来なのである。
釣った魚たちは食える食えないに関わらずみんな命だもの。
大切に扱いながらキレイなお姿で写してやりたい。
弱る前に済まさないといけないし。
撮影ケースに入れると粘膜をひきずる、ひきずる。
針はずしを使ってチマチマ粘膜を取り除いてく。
ヒイラギくんも自ら粘膜を食べて協力してくれる。(ホントに食ってたからおもしろい)
少しずつ落ち着いてきて、尾ビレにあと少し。
で、ネバネバ粘液とネバ~リ強く取り組んだ成果が最初の1枚なのである。
ヒイラギの幼魚
先週の金曜日 トサカギンポを釣った最下流域での釣果の1つ。
これくらいの小ささ。
この時期、たくさんの幼魚が汽水域で見られるのだが・・・
撮影はうまくいったことがない。
釣り上げた途端、多量のネバネバ粘液を体表から分泌するからである。
干潟の水の汚れがこの粘液にからみついて収拾がつかなくなるのである。
ネット上でも、食材や標本として横たわってるか水中で撮られてるのが大半。
今回は水が澄んでいる。
絶好のチャンス到来なのである。
釣った魚たちは食える食えないに関わらずみんな命だもの。
大切に扱いながらキレイなお姿で写してやりたい。
弱る前に済まさないといけないし。
撮影ケースに入れると粘膜をひきずる、ひきずる。
針はずしを使ってチマチマ粘膜を取り除いてく。
ヒイラギくんも自ら粘膜を食べて協力してくれる。(ホントに食ってたからおもしろい)
少しずつ落ち着いてきて、尾ビレにあと少し。
で、ネバネバ粘液とネバ~リ強く取り組んだ成果が最初の1枚なのである。
食用にする地方もあるとことは知っていますが、あのネバネバとトゲが料理をするのに厄介な気がして、いつも海にお帰り願っています。
同じようにネバネバとトゲがあるメゴチはときどき天ぷらにして食べましたけど。
しかし、何であんなにネバネバなんですかね?
私もよくわかりませんが、基本粘液は浸透圧維持のために多くの魚が分泌していると思います。
ヒイラギやメゴチ・マハゼなどの多量の粘液は、外敵からの防御のためかもしれません。
観察していると、激しく泳ぐとヒイラギの粘膜は簡単にはがれてしまうんですよ。
これがカムフラージュになってるんじゃないかと思います。
私の地方のお年寄りたちは、小さなヒイラギをそのままカラアゲにして食べたりしています。