私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

ホトケドジョウから始めるべ:東海道中ガサ釣り記①

2020-01-20 18:01:29 | 純淡水魚
2020年1月20日(月)

ホトケドジョウ


昨年11月上旬に東海地方へ出かけ、ガサで採ったのよ。


勝手に出かけ、勝手に採ったんじゃないよ。

子どもの頃、川遊びや自然保護活動にいつもいつも参加してたTT君。
TTといってもチョコプラのTT兄弟と違って1人だけどね。(要らんわ!そんな話!)
彼が東海地方へと進学し、まもなくふ化する研究者のタマゴとなっている。

たまに連絡を取りあうので
「今度、友とおじゃまするよ。案内してくれる?」
「えっ、いいですよ」

とあっけなく、3泊4日の『東海道中ガサ釣り記』がはじまるのである。

が、何度か連絡しあううちに話はドンドン膨らみ
東海地方淡水魚保護活動の大御所様がアチコチ案内してくれるってか!

こりゃあ、おおごとだあっ!

お土産しっかり買い込んで、ホイホイノコノコ出かけたのである。

でもって、最初に案内してくれた水域で、ホトケドジョウ。

成熟したメスかな?




若魚


より西日本寄りに局地的に分布するナガレホトケドジョウに比べ、そこそこ上流域に生息してるみたい。

比べるために瀬戸内地方のナガレホトケドジョウ

成体



若魚




① 目から口へと黒っぽい線が伸びるのがナガレ。
② 背ビレや尾ビレにも斑紋があるのがホトケ。

実際、こうして手にして見比べられるのは幸せの極致じゃわあっ!

上から見たとき、目のつく位置が違うことも特徴らしいケド、そこはよく分からないなあ。

エゾホトケは若い頃ガサで採った記憶がある。
でも、たぶんホトケドジョウを採ったのは初めてだもんな。

そのへんは興味本位の自己満足のマニアなんだよね。
でも、そっと逃がしたよ。
荒らさないよう気配りしたよ。
地域の人たちに連絡したよ。
それが筋を通すってえもんだな!

仏のように優しい御大が私らを信頼して案内してくれてるのだしね。
あくまでよそ者だからね。

ま、最後にホトケドジョウの顔面を並べてっと


ホトケの顔も三度ってか?
お後がよろしいようで。

NO CHOICE NO LIFE : ジャコとミカンの八幡浜②

2020-01-18 17:04:25 | B級C級グルメ
2020年1月18日(土)

水彩画教室の仲間の作品鑑賞会。
みんな上手いなあ。
2年間通ってて、言うこときかずさぼりまくる私だけ取り残されつつ・・・

さて、昨年12月上旬に愛媛県八幡浜市へ行った話の続き。

愛媛へ行くとき必ず寄る店がある。
『そば吉』という店だ。

そして、わき目もふらず必ず注文するメニューがある。
一杯のかけそばだ。


そばそのものの美味さは信州や出雲など、いろいろあるけど
愛媛には大きなダシ加工会社をいくつも抱えてるのだ。
愛媛はダシ王国なのである。

その中でも、この店のダシにもう数十年ずっと中毒状態なのである。

NO CHOICE NO LIFE という名言がある。
今、私が適当につくった造語と思いきや、聖書に載ってるらしいぞ?

直訳すれば
「選択のない人生なんてあり得ない」とか
「チョイスのない生活なんてあり得ない」とか
「大阪のたこ焼き酒場チョイスは最高でっせ」とかになるのかな?

ま、「生きることは選ぶこと」くらいが言い回しとして爽やかかな?

かみさんは、しっかりCHOICEして「月見とろろそば」


でもなあ、私は、そば吉のそばはかけそば。
選択の余地はない。
ダシの味が一番ストレートに伝わるかけそば以外に考えられない。
甘ったるい揚げや天ぷらの油は、せっかくのダシを濁らせる。

唐辛子をほどほどに振って


ん?
ワカメなんかがのってるやないの!
小さな揚げまでのせてるやないの!

若き貧しき頃から「ちょっぴりの贅沢」に食べてたのに・・・
ネギだけだったかけそばはどこいったんなあっ!

NO NEW FISH NO KAKESOBA やんかっ!
トホホホホホ



グレちゃる!:ジャコとミカンの八幡浜①

2020-01-16 09:46:40 | 海釣り
2020年1月16日(木)

我が家近辺はようやく初霜。
暖冬なのに魚はろくに釣れない日々。

しょうがない。
昨年12月上旬に愛媛県八幡浜市へ行った話。

祝い事、そして丁寧に墓参りをし、八幡浜市へ。
ジャコ天とミカンで有名な町だ。
タナゴ竿・仕掛けでまだ釣ったことのない魚に会いたい。

リアス式海岸の急斜面に、ミカンの段々畑が広がる。


海岸沿いはずっとこんな風景が続く。


道の駅っぽいところもミカンだらけ。


暑くてフリースも要らない。

釣れるのは小さなメジナ(グレ)ばかり。


碧く透き通るコイツの眼の色は好きだ。


ただ、コイツばかりが釣れるのはね・・・

アッチコッチと移動して・・・


やっとスズメダイ


シロメバル


キュウセン


漁港は小さなカタクチイワシが群れに群れてる。
1匹だけ釣って確かめたからね。

と、超軟調3mのべ竿を駆使してたかみさんに・・・


この竿での限界サイズのメジナ


さらに大きなシロメバル


「お~っ! 晩飯に十分じゃな!」
漁師さんから声かけられてうれしそうにしとるわ。

さらにマダイもつけ加えたかみさんに完敗!

車を停め、散策。
夕食に炉端焼きの店を目指すも、暗いシャッター街に恐れをなし進路変更。

隊長の私は毅然と命令を下す。

「ほかほか停に進路をとれ!」(わかる人だけでええけんね)

と、その手前に・・・・・・ホットスポット?・・・ちゃうわ!

ホットモットや! 目的変更、突撃~っ!(平和やね)

かくして、始めて釣りをした八幡浜、初物にまったく会えぬまま。
さすが「ジャコとミカンの町」だけのことはある。

ジャコ釣り師の初物はみごと未完に終わったもんな。

まぎらわしい広告ジャロ?

2020-01-14 16:25:51 | アート・カルチャー
2020年1月14日(火)

先週土曜日は水彩画教室へ。
今年はろくに描けてない。
昔の絵を引っ張り出して、最後の展示作品用に手直し。

日曜は、初ガサ。
ほんの一握りの心なき輩が行った外来魚種放流。
そのために税金と汗と膨大な時間が使われてる現場でボランティア。

画像も含めて詳しく記すことも、今はできないし、したくないし
腰も痛むし、足指の爪も内出血したし

ホンマ、腹立たしいったらありゃしない!

そんな連中がい続けるなら、淡水魚の販売も放流も一切合切禁止にせんといけんよになる。

と、ゴロゴロしてたら
「父さ~ん! タナゴ資金やて!」と、かみさんが封書から資料を出してきた。

「何だと? そんなもんあるんか?」と・・・・・

確かにな。


新たなご資金と書かれとるわ。

でもな。

これ、新(しん)タナゴ資金じゃなくて「あらたなご資金」と読むんやで、きっと!

コースまであるんやし。


まぎらわしい広告としてJAROに申告せんといかんかね?(アンタくらいやで、誤解するのは)

ふざけるくらいしか気をまぎらわせんもんなあっ!

とある魚屋の海鮮丼 VS まぐろ丼

2020-01-09 11:34:34 | 魚を食らう
2020年1月9日(木)

所用で出かけたとき、たまに立ち寄るスーパーがある。
そのスーパーには魚屋があり、昼飯用に丼を買うのだ。

かみさんは海鮮丼。


十数種類のネタの上に大きなアルゼンチン赤エビがドカッ!

これで398円。


これがも~っ、安くてとっても美味いのなんの。

私はまぐろ丼。


これも398円。

これまた熟成まぐろで、回転寿司のまぐろより数段美味い。

キハダマグロの赤身かなあ? 


5~6枚をぎゅうぎゅう詰めに。

たぶんビンナガマグロの中トロ


これまた6~7枚を詰め込みまくる。

ねぎとろのねぎ抜きと卵焼き3枚。


握りずしの分量で食べるクセがついてるから
いつもまぐろたちがかなり余ってしまう。

世の中にうまい物の話はあまたあるケド
美味しさと価格が比例しているのなら、それは当たり前だと思っちゃう。

金つぎ込めば美味しい物が食えるのは自明の理だし
そんなもんブログに載せても面白くもなんともないと、私は思ってる。
だから、たまたまでも高価な物を食べたときの話なんか書く気にはならない。

『こんなに美味しいのにこんなに安いんですよ~っ!』
なんてな物を探して回ったり、作ったりしたグルメ。(B級かな?)

それなら話題にしても楽しいんじゃないかな?
この魚屋、握りずしも格安でなかなかやるからね。

困るのは、この丼、いつもどっちを買うか?
悩みに悩んでしまうことにある。