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私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

ユミトリハマダラミバエかな?

2021-08-26 17:00:52 | アブ・ハエ・カ・ガガンボの仲間
2021年8月26日(木)

ハエの仲間は何かと嫌われがちだが・・・
ミバエ科のハエたちは、小柄な体ながら美しく愛らしく葉上でダンスを踊ったりしてる。
つまり、ミバエたちは見栄えがいいのだ!(おっさん、これが言いたいんやね!)

ウラシマソウと勘違いをしてたオオハンゲの撮影散歩の日のこと・・・

すぐ横で、翅を広げたり回したり葉の上でクルクルしてる小さな虫がいた。

20210711

「これはミバエの仲間だな!」
「これだけ模様がくっきりしてれば、すぐ名前はわかるわ!」と・・・

これが林床の薄暗さにくわえ、じっとしとらんから、なかなか撮影がうまくいかんっ!

数分格闘して、やっとこさ撮れたのが、これと


これ 6mmほど



帰宅後、名前調べを開始して、ついさっきまで「ミツボシハマダラミバエ」と決めてたのに・・・

念のため、記事を書く前に確かめてみたら、なんか腹部の模様がおかしい、腑に落ちん。

ひょっとしたら、2019年にやっと和名がつけられたという
ユミトリハマダラミバエ( Proanoplomus formosanus )なのかもしれんぞ!

「だからどうした?」と言われても、「カワイイでしょ!」としか答えようはないんじゃが・・・

クワサビカミキリはちっこい!:天牛たちⅦ

2021-08-25 16:35:13 | カミキリの仲間
2021年8月25日(水)

2ヶ月ちょい前の虫探し散歩の話。

クワサビカミキリ 8mmほど

20210615

山道散歩中に、イラクサ科の植物にしかみついてた。
ちっこくてごっつい地味なカミキリだ。


もちろん、名前なんぞ知らない。
そっと茎を引きずって撮影して


あまりにじっとしてるから、陽の当たるとこへ連れてって
そこら辺にあった茎にしがみついてもらって・・・


なんともおとなしいカミキリだわ。

ついでに、私の左手親指と大きさ比べっこ!


ね!
ちっこいでしょ!
(そんなもん私にしか分からんわな!)

広葉樹の伐採木をホストにしてるらしいから、散歩道だとサクラが怪しいな。
サビカミキリの仲間にはよく似た連中が多いから間違えてたら教えてね。

オオハンゲかな?:植物は難しかっ!

2021-08-24 16:03:45 | 植物
2021年8月24日(火)

オオハンゲかな?

20210704

市内の山道を、友と距離を置きつつの散歩。
この野草に出会った。


4月、必要火急の用事で兄と会い、マムシグサを見つけ、ウンチクをたれ・・・
(いつも書くがウンチくんをたれたのではないぞ!)
マムシグサよ!お前もか!

このときも友に
「マムシグサではなくウラシマソウだな!」
「ほらっ! 釣り竿のように延びてるでしょ!」
「持ち帰る人もいるからネットにあげるときは慎重にね」なんてね・・・
知ったかぶっちゃった!

1週間後、かみさんの吟行兼ねた散歩、黄色くなりはじめてて・・・

20210711

さてさて、そろそろ名前調べでも・・・と


「あれ? ウラシマソウとちゃうぞ?」
「包んでる部分(仏炎苞というらしい)の色も、釣り竿(花序の中軸)も全然ちゃうやんっ!」

と、サトイモ科のテンナンショウ属たちをウロウロして、アオテンナンショウへ漂着し
「それもちゃうぞっ!」
と、近縁のハンゲ属のカラスビシャクへと追い詰め・・・
「葉の形が全然ちゃうやんっ!」
と、1カ月半たった今、ようやく『オオハンゲ』かな? と、容疑者をひとまず特定したものの・・・
『畑の雑草』などと書いてる情報もあったりして・・・
この一人相撲はなんだったんだ・・・?

ホンマ、植物は難しかっ!

ま、友への間違いは必ず忘れてくれてるだろうから、そのまんまそっとしとくとして

いずれ年老いて、山道散歩もままならなくなったら、魚どころか鳥も虫も調べられなくなる日も来る。
それまでに「身近な植物」にも興味を持つようにしとかんと・・・

と、先日図書館でネット予約した2冊の本を、今読んでるところ。


盛口満さん(ゲッチョ先生)は、生き物への関心を誘う魅力的で明快な文章を書くからなあ。
でも、やっぱり植物だとちいと読み進めるんがしんどいなあ・・・

コハクオナジマイマイだな?:殻ごもりたち④

2021-08-23 17:32:30 | 他の無脊椎動物
2021年8月23日(月)

生き物ストックたっぷりたまりつつ、今日はタイムリーなネタ

コハクオナジマイマイだな? 殻径15mmほど

20210823

久しぶりに雨が降りそうもない日。
こんな平日は短時間でも近所の散歩。

と、ご近所さんの垣根にいたカタツムリがコイツ。

なぜか美しさや優美さを感じさせるカタツムリだなあ。

調べてみたら、中国地方以西に自然分布してる日本固有種のコハクオナジマイマイっぽい。

殻の中心付近が緑色っぽいのは、殻が薄いため軟体部の色が透けてみえるからだそうで
近縁のオナジマイマイとの判別点になるみたい。

魚ばかり追いかけてたことが幻のように思えるご近所散歩の日々も
こうして身近な生き物を知る良い機会だと受け止めれば、それはそれで楽しいもんだ。

虫も鳥もカタツムリも何もかんも、知らんことばっかりやわあ~っ!

マエグロハネナガウンカかな?:期待とちゃうぞ~っ!

2021-08-22 17:14:40 | セミ・ヨコバイ・ウンカなどの仲間
2021年8月22日(日)

マエグロハネナガウンカかな? 6mmほど(翅を除いた腹部まで)

20210811

夜散歩中の公園のサクラの幹にひっついてて・・・

とりあえず「これくらいの大きさだよ!」とわかるように、シラウオのような私の指とともに


出会ったときはうれしゅうてうれしゅうて・・・


だって、見た瞬間「アカハネナガウンカの仲間だあっ!」って・・・
生き物ブログ仲間のどんぐりうさぎさんが以前アップしてた記事をおぼろげに思い出しちゃって・・・
(どんぐりうさぎさん、勝手にリンクしました。ごめんなさい!)

そのアカハネナガウンカの眼といい体色といい、何ともいえないユーモラスな印象が強烈で・・・
すっごく期待して期待して・・・
 
照明あてていろんな向きから撮影したんだけど・・・


どこからどう撮っても・・・何となく不気味っぽい。


ただただ黒い眼は、少なくともユーモラスとはとても言えない。
むしろ白骨を思わせるような体色に黒い眼となると「骸骨」っぽいもんなあ。
真夏の夜の肝試し、怪談話がむしろお似合いかもしれぬ。

帰宅後、カメムシやセミの親戚筋のヨコバイ一族の
ハネナガウンカ科に所属してて
よく似たウスマエグロハネナガウンカもいるから
どっちなのか? はよくわからない。
食草もよくわからない。

何より、ネット上のコイツの大半の画像は「可愛らしい眼をしてるのに・・・?」
昼間に出会えればよかったんかなあ~?