ついに1日も、お日様が拝めなかった台湾旅行”
でも、スケジュールはこなしますよ~!
3日目はお楽しみ【九份/キュウフン】行き。
「台湾に行ったらキュウフンに行きたい」以前からそう思っていました。
台湾といえば九份は有名ですが今は『千と千尋の神隠し』の
モデルになったレトロ感あふれる風情の街としても人気がある所です。
台北から東部幹線で端芳駅下車、約40分
そこから、バスに揺られて旧道という所で降ります。
着いた頃は更に激しい嵐の様な雨!
天気が良ければ町の全景と海が見渡せるらしいけれど残念です。
ところで、この地名の由来が面白い”
「元々9戸しか無い小さな集落で、交通の便が悪く品物を補充する時
9セットを買うのでキュウフンという名が付いたというのです。」
みやげ物やレストランが並ぶ屋根付きの小径を散策
無数の小径が町中に広がりとても賑やかです。
モチモチしたキュウフン名物【オーイン】タロイモの団子の試食をしたり
ここでは息子のお嫁さんの忠告で生水やジュースは要注意とのこと
ですから、屋台風のお店には入りませんでした。
下りきった所で海を眺めたかったけれどやっぱり雨に煙って全然見えません!
気になるオシャレなお店100年続いた御茶屋さん
【九份茶坊】で一休み
店のオーナーは陶器の作家さんで下の階はギャラリーになっていました。
さらに奥は絵画もあり、ただの雨宿りででは無く
ゆっくり美術鑑賞もできてとても雰囲気の良いお店に出会えて良かったです。
ウーロンのお茶の入れ方もしっかり伝授して
序にウーロン茶様の急須や湯のみも買いました。
優しい白釉の器が私好み
とてもノスタルジックな雰囲気のお店
鉄瓶の湯気が時を忘れさせ何とも癒されます。
テラスの下にはあの有名な建物も見えますよ~
いいロケーション、
何故かとても懐かしい日本の昔の風情を感じます。
~~~その後~~~
嵐の様な大雨なので少し早めにキュウフンを出たつもりが
思わぬことが起こります。
帰りのタクシーが丁度よく停まっていたので早々乗り込みました。
☆行き先などは紙に書いた駅名やガイドブックの場所を示すと
直ぐ通じます。(電車やタクシーは海外では全部これ式です)
びしょ濡れの客でも快く、愛想のいい運転手「端芳駅まで」と告げると
暫くして盛んに「台北まで1000元で安くするから50分で行くよ~」と
分り難い日本語で煩くて
何やら時刻表まで出して、駅に近づくと900元にまけだした。
あまりのしつこさに、うさん臭いな~としっかり断って端芳駅で降りると
なんと”雨で台北行きの予定時刻の電車が無くなっていました。
どうすりゃ~いいの?私達、困っていると
日本語を流暢に話す老人がホームまで連れて行ってくれ
駅員に聞いてくれましたが
(この辺りでは日本語も英語も通じませんがこの老人は
終戦時国民小学校を卒業したらしいので日本語が話せます。
戦前この辺りの金山では何千人もの人が働いており日本人も多かったとのこと)
駅員同志でチグハグな答えでさっぱり分らずです。
その内、若い英語を話す駅員が乗り継ぎの電車を教えてくれました。
詳しく書いたメモ書きまでしてくれてとても親切でした。
そんなやり取りを見かねた学生風のお兄さんも
「何かお手伝いしましょうか?私も台北に行きますから」と
英語で話しかけてきました。
何と親切な人達なんだろうと~感謝でいっぱいでした。
それにしても、タクシーの押し売りに付き合えば良かったかな~と
後で随分後悔しました。
外国でのこういうやり取りって難しいでしょ~
(人を見たら疑え~)騙されたりしたら大変ですものね。
=タクシーのボッタクリは結構あるとガイドブックに!=
個人旅行はこんな出来事も旅の良い思い出なんですけどね~
夕飯は少し遅れましたが鱶鰭スープ専門店【龍鮑翅/リュウホウシ】へ
フカヒレ、アワビ、イセエビの御二人コース料理
デザートのツバメの巣は美肌に良いとのこと。
淡白でそれ程美味しい物でも無かったです。
ここはやはりフカヒレですので4500元=12000円位で
今までで一番ゴージャスな夕飯でした(笑)
次の4日目は帰りの日です。
お昼過ぎまでの時間ホテルの隣にあるマッサージ店で
全身オイルマッサージを受けました。
愛想の良いオーヤンフィーフィー似のお店の奥さん?
「ワタシブスタカラ、ウツシチャ~タメヨ~!」だって(笑)
何だか乗せられてウーロン茶も買うハメになりましたが
美味しいお茶も入れてくれてお喋りが楽しい人でした。
マタ、台湾アソビニキテネ~!で
近所のお姉さんみたいな親近感を感じます。
台湾ってそんな感じのあったかい所でした。
長々と旅日記をつづりましたが
旅は大切な私の思い出、こうして記録を残しておくことは
つれて行ってくれた主人に感謝の気持ちでもあります。
いつもありがとね~♪
~おわり~