*りこぴんのラブフラワーズ

我が家の庭の四季折々の花
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などを記録していきます

イタリア旅行 その2

2011-06-11 | イタリア旅行

【ナポリ】

ナポリ駅に着いた頃スコールの様な大雨、ここはホテルが駅から遠い
晴れていたら地下鉄に乗りたかったがタクシーで
運転も乱暴なその運転手しつこく観光地案内を勧めてくる
メーターの数字が動いていないタクシー、怪しいと思ったがやっぱり
ほんの10分ほどの距離なのに馬鹿高~!

のっけからナポリはこんなイヤなイメージ
ナポリの道路は信号が少ないこともあり交通ルールなんてメチャクチャ
人も無理やり渡らないと車は絶対に止まってはくれないみたい
信号はあっても無い様なもので
これはイタリアのどこもそんな感じがしたがナポリは特にそんな感じ。

そして、街はゴミだらけ!悪臭もして
とてもあの【ナポリを見て死ね】のことわざのイメージは無かった。



落書き三昧の街


1日目夜レストランを探し歩いていると
地元の年配の叔父さん達が「今から出かけるのは危険ですよ~」と忠告してくれた。



何だかとても落ち着かない 恐怖感で街を歩くのにも苦痛になる。
ウワサには聞いていたがこれほどとは思わなかった。

宿泊した所はなかなか個性的なホテル・ ピアッツァ ベッリーニ
内部の表示が落書きみたいな手描き
 

ナポリは宿泊のみ
観光目的地は日帰り【カプリ島ーソレント】行き 



ナポリ歴史地区↑のヌーヴォー城の近くのベヴェレッロ港から船に乗り

カプリ島へ



カプリ島のマリーナグランデからモーターボートで
この島の一番の見所【青の洞窟】へ



今日は6月11日・あの大震災から3ヶ月が経ちましたね

青の洞窟の入り口の岩壁にはこんなポスターがありました。



青の洞窟とは透明な海を渡った太陽光が薄暗い洞窟を青く照らし
偶然が折り重なって生まれた自然界の不思議が見られる



太陽光線が入りやすい午前中が最も色鮮やか



洞窟内には4人程の乗客の小舟に乗り換えて入ります。
中に入るとそこには見事なまでのマリンブルーの世界
船頭が歌うカンツォーネが洞窟にこだまして何ともいえない雰囲気です。

ところでこの洞窟の入り口がとても狭いため少しでも水位が高いと入れないこともあり
入れた私達はとてもラッキー!

再びカプリ島に戻りケーブルカーでソラーロ山の展望台へ

ナポリ湾とカプリ島の素晴らしいパノラマ



ステキな年配のご夫婦・絵になるね~


カプリ島は今も世界中の憧れの保養地です。
別荘宅散策・これも絵になるな~



どこの表札も手書きでステキでした。





さてさて、もう少しここから出かけてみようと
カプリ島から船で今度は【ソレント】へ





カンツォーネの名曲で「帰れソレントへ」は有名ですよね~

街は白い石灰質の岸壁にあり
周りにはオリーブやレモンの木がいっぱいでこの地の豊かさを感じます。



ミニトレンに乗って街を一回り

真っ赤なバラもキレイに咲いて
やっぱり空気が乾燥しているのでどのお花も虫食いなんて殆どありません。



遠くに見えるのはレスビオス火山



あの歌はこんな歌だった~♪

うるわしの海は うつつにも夢む 君の声のごと わが胸をうつ
オレンジの花は ほのかにも香り 恋に嘆く子の 胸にぞしむよ
あわれ君は行き われはただひとり なつかしの地にぞ 君を待つのみ
かえれよ われを捨つるな かえれソルレントへ かえれよ



街全体は小さいけれど 木も花も美しく
ソレントは思っていた通りのステキなところ
温暖で風光明媚な景色は飽きることがありませんでした。
すっかり魅了され できたらこんなところにず~っと居たかった。


♪゜+.o.+゜♪゜+.o.+゜♪゜+.o.+゜♪゜+.o.+゜♪゜+.o.+゜♪

この日夕食はナポリに戻りホテルの直ぐ近くにある
ソフィァローレンや他多くの有名人が訪れるという
≪レストランBellini dal 1946≫



ナポリはピザの発祥の地
イタリアはどこのピザも美味しかった。

皿からはみ出しそうな大きなピザは1人では食べきれないと思いきや
あちらは女性でもペロリとたいらげるからびっくりです。



味の濃いソースに真っ白なモッツァレッラチーズの上に一枚のバジリコの葉っぱ
そんなベーシックなマルゲリータが特に美味しかった。


この世の楽園のイメージはナポリには無かったけれど
海からも空からも光溢れるカプリ島とソレントは
明るく洗礼されたリゾートの楽園という印象でした。


次回は【シチリア島】とローマで最終回です。


つづく