太陽が駆ける島【シチリア島】へ
いよいよシチリアへ
長靴に蹴飛ばされた形でイタリアのつま先に浮かぶシチリア島は
地中海で最も大きな島です。
様々な民族に支配されてきたこの島は、それらの文化的影響が色濃い遺跡が沢山残っています。
シチリア料理も楽しみ~!
ナポリからはシチリアの玄関口メッシーナ海峡を渡ることになる。
この日は丸一日列車での移動になりますが、旅の疲れも出る頃なので
ゆっくり車窓の景色を楽しむことにしました。
列車は長靴のつま先にあたるヴィラサンジョヴァンニ駅で2つに切り離されて
列車ごと連絡船に乗り込むのです。
車内に居た私達と同室の老人がイタリア語で「マーレ」、「マーレ」と話かけてきましたが
どうも手振りから見て「船の上に登れば海(マーレ)が見れるよ~」
このお爺さんのお陰で
ほんの少しの間でしたが船旅の雰囲気が楽しめて地中海を眺める時間が持てました。
目的地の【パレルモ】まではナポリから約9時間半
ここシチリアは今までのイタリアとは全く違う世界を感じます。
バスで街一周
この日は日曜日・静かな街と思いきやバイク族がワンサカ大騒ぎ
どうやらサッカー戦でお祭り騒ぎ~
市場を散策すると
カポ市場周辺にはこんな女の人・アフリカっぽい
マグロも美味しそう~お醤油つけてお刺身がたべたくなるな~
シチリアは海の幸が美味しい
シチリアと言えばマフィア~!
ここはあのゴットファーザーの舞台となった【マッシモ劇場】
ドンコルレオーネの娘が銃弾を受けて倒れたところ・正面玄関
次の日は列車で3時間ほど離れたギリシャ都市の遺跡【アグリジェント】へ
【Vell dei templi /神殿の谷】
市街地からパノラマ通りを上がっていくと丘の上に
ジュノー・コンコリディア・ヘラクレスの3つの神殿が見られます。
コンコルディアの神殿
あちこちに手前にある様なオブジェが
何れも紀元前450~440年の健立ながらも最も保存状態も良く
飾りの少ないドーリア式神殿の最高傑作
壮大な景色:オリーブやアーモンド・オレンジ畑が広がって中世の絵の様です。
ここではノンビリとスケッチを楽しみました。
シチリア島のイメージはマフィアのイメージですが
実際はのんびりした田舎の雰囲気でした。
バレルモ市内などはそれなりに開けていますがそれほど治安が悪い感じはありませんでした。
最後のローマでは時間も無く8年前の思い出をたどりながら
街をバスで一回り
【バチカン】
あのハンサムな門衛さんにもまた会えました。
【コロッセオ】
8年前買い物をしたお店は見つからず。残念でしたが
やっぱりローマはイタリアの都市、大都会!
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ここローマでイタリアの旅は最後となりました。
気持ちは早く日本へ帰りたい
義母は? 家の中は?
庭どうなっているんだろう~?
そんなことばかり考えていた帰りの飛行機でした。
日本がこんなに大変な時にノンキに海外旅行なんて
出かける前は気が引けましたが行ける時にと実行しました。
義母は10日間のショートスティに預けましたがちょっと長すぎたと反省も含め
私達も歳なのか疲れが早くから出てもう限界かな~なんて思い始めています。
多分私は海外はこれで終わりかな?
色々と不満ばかりを訴えていた私ですが贅沢な不満ですね~
こんな盛り沢山の観光旅行に行けたこと、幸せです。
百聞は一見に如かず見てみないと実感できないことも
新しい発見や感激がいっぱいの海外旅行
今までも含め 感謝、感謝です。
最後までこんな自己満足りこぴんの旅行記にお付き合いくださり
ありがとうございました。
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