りんたろうのきときと日記

好きな事だけ只々綴る

「REPO!レポ」観てきました♪

2009年04月25日 00時12分54秒 | 映画
☆「REPO! レポ」
(原題:REPO! THE GENETIC OPERA)
監督:ダーレン・リン・バウズマン
出演:アレクサ・ヴェガ、アンソニー・スチュワート・ヘッド、サラ・ブライトマン、パリス・ヒルトン、オウガー、テランス・ズダニッチ、ポール・ソルヴィノ、サラ・パワー、ビル・モーズリイ


ダーレン・スミスとテランス・ズダニッチのミュージカル舞台劇を「ソウ」シリーズのダーレン・リン・バウズマンが監督、映画化。
奇病が蔓延する世界を舞台に、難病のため生まれてから外界にでたことがない少女が体験する出来事を描いた近未来ゴシック・ロックミュージカル。
音楽プロデューサーとして“X JAPAN”のYOSHIKIが参加。
難病に苦しむ少女シャイロ・ウォレスを演じるのは「ディープエンド・オブ・オーシャン」、「スパイキッズ」シリーズのアレクサ・ヴェガ。
カルメン、大きくなったねぇ(>_<)☆
劇中ではスキンヘッド姿も披露。

医者でありながら、合法的暗殺者“レポマン”としての裏の顔を持つ、シャイロの父・ネイサン・ウォレスには「チャタレイ夫人の恋人」、「タロットカード殺人事件」のアンソニー・スチュワート・ヘッド。
この人の歌声は、どことなくデヴィッド・ボウイに似てるような(語尾がうねるところとか)。

ジーン社の社長ロッティ・ラルゴには「グッドフェローズ」、「ロミオ&ジュリエット」のポール・ソルヴィノ。

美容整形手術中毒のラルゴ家長女アンバー・スウィートには、お騒がせ娘パリス・ヒルトン。
最初は何故パリス?と思ったのですが、これと言って演技力も歌唱力も必要としていないので、このアンバーというビッチな役柄にはピッタリ(まぁ、別にパリスじゃなくても誰が演じてもよいのでは?という感じなんですが(^-^;(笑))。

シャイロを妊娠中に死亡した彼女の母マーニの親友だったブラインド・マグにはソプラノ歌手サラ・ブライトマン。

“案内人”には本作の共同制作者であり脚本家でもあるテランス・ズダニッチ本人が出演。
 
予告を観た時から、観たい観たいと思っていたのですが、なかなか行く時間がなく、気づいたら本日24日が上映最終日になっていて、慌てて渋谷シネマライズへ☆
ダークでグロ、近未来のゴシック世界が描かれる本作は、僕が苦手とする“ミュージカル”。
「ドリームガールズ」により、以前に比べると“ミュージカル”への苦手意識も大分緩和されているのですが果たしてどうかな?と不安を抱きつつ鑑賞。
オープニング、CGを駆使した「ブレードランナー」を彷彿させる近未来な映像美と豪華な衣装の数々、ゴシック調の色彩でダークでアメコミチックな世界観はまさに僕好み☆
テンポよくスピード感あるストーリー展開に、個性豊かなキャラクターとロックなサウンドが作品を盛り上げる。
そして何よりもグロいのが素敵(>_<)♪
レポマンのターゲットとなった被害者が生きたまま切り刻まれ腹から内臓を引きずりされたり、腐った死体からエキスを抜き取ったり、整形したてのアンバーの顔の皮膚が剥がれ落ちたり、ブラインド・マグは自らの目をえぐったりと、グロ苦手な方が見たら目を覆いたくなるようなシーンが満載☆
そりゃ、R-15のはずだわ(^-^;(笑)

“ミュージカル”だけあり全編“歌”で構成され、セリフはほんのわずか。
残念なことに、その全編“歌”というのが僕には合わなかったなぁ(^-^;
確かに歌は上手いのだけれど、感情が伝わってこないんですよね(^-^;
これ、普通にセリフ劇で観たかったなぁ(^-^;(“ミュージカル”なんだから、それを言っちゃぁ、元も子もないんだけどね・・・)。
そのため、全体的に98分間の長いPVを観ている印象に。
ともあれ、この作品の世界観は大好き、モロハマり☆
これは大画面で観ることが出来て良かった(^-^)