ライズのつぶやき

☆ライズの色々な出来事を紹介します☆

!ひどい話もあるものです!

2008年07月16日 | Weblog
 昨年12月、弊社のお客様の職場の方が交通事故に遭われ
 その事故の処理が終わり、相談の御礼の品をいただきました。

Y様 お気遣いいただき、ありがとうございました

どんな事故だったかと言いますと、Y様が原付(50cc)で直進中に
脇道に入るために右折してきた対向のタクシーと接触した事故です。
お互いの過失割合は、原付が10% タクシーが90% となり
原付とタクシーの損害の物損の示談はすぐに終わりました。
 ところが、この後が問題です
Y様は、怪我をされており、当日救急車にて病院に運ばれたのですが
当日を含む2週間の治療費をタクシー会社が病院に支払わないため
病院からY様へ督促の請求が届くようになり、お客様の紹介で弊社に
相談に来られたのです。
そこで、タクシー会社と交渉し、治療費を病院へ支払わせました。
(タクシー会社は、京都の一字をとったMタクシーです)

 しかし、ここからまた大問題発生です
Y様は、頚椎ヘルニアと診断され、5ヶ月ほど接骨院に通院されてたのですが
症状もずいぶん良くなり、人身事故について示談交渉の話をしたいとタクシー
会社の渉外担当に電話したところ、いきなりびっくりする会話になりました。

Mタクシー担当者:「示談てなんや、そんなん勝手に自賠責保険に被害者請求
         したらいいやろ」
弊社担当者   :「自賠責の被害者請求をしろと言われますが、治療費などで
         既に60万使用されておりますし、残り60万では休業補償
         や慰謝料が足りないので」
*自賠責保険の傷害事故の補償額は、120万までになります。

Mタクシー担当者:「足りない根拠はどこにあるのや」
弊社担当者   :「ですから、こちらはきっちりと証明資料を作成しますので
         そちらの指定する用紙や必要書類を教えてください」

Mタクシー担当者:「そんなんあらへん。さっきから言ってるように被害者請求
         したらいい」
弊社担当者   :「Mタクシーさんは加害者なんですから、企業としてしっかり
         と補償をした上で、必要額を加害者請求で自賠責に請求する
         べきでしょう」
*この後は、かなり激しい言い合いになり、はっきりと覚えておりません。

このMタクシーは、以前にもこのようなことがあり、あまりにひどい対応なので
近畿運輸局の自動車監査指導部に、指導するように依頼をしたところ、指導を
行うと回答をいただきました。

翌日、Mタクシーに電話をし、昨日、監督官庁である近畿運輸局自動車監査指導部
に電話したことを伝えると、激怒し以下の会話になりました。

Mタクシー担当者:「なんでそんなところに電話するのや、民事に関係ないやろ」
弊社担当者   :「民事に関係はないですが、タクシーは、官庁から認可を受け
         ており、一般の方を安全に乗せる社会的責任があるでしょう。
         御社みたいに事故を起こしても、示談に応じようともしない
         会社が存在することが許されるのかと言うことです。監督官庁
         としての指導をお願いしただけです。
Mタクシー担当者:「もうお前とは話できない。」
ガチャン! いきなり電話をきられました
すぐに、弊社担当者が電話を掛けなおすと、担当者が電話口にでるなり、
また、ガチャンと切られました。
何時間か経ってから、タクシー会社の担当者から弊社に、弊社がどういう会社
なのか確認するような電話をしてきました。

弊社担当者は、Y様に上記の経過報告をして、2つの提案をしました。
①費用は掛かるが弁護士を入れて、交渉をする。
②自賠責に被害者請求を行い、受け取れる補償だけでも受けとる。
 併せて、後遺症認定も申請する。
*①ですが、自動車保険に弁護士費用特約を付けてますと、弁護士費用が補償
 されます。

Y様は、②を選択されましたので、私が被害者請求の書類を作成し、病院発行の
必要書類は、Y様に取っていただきました。
そして、被害者請求の結果、後遺症も認定され、休業補償、慰謝料、後遺症認定を
含めて、自賠責保険から170万円ほど保険金が支払われました。

しかし、このような手続きは通常、加害者側保険会社もしくは加害者がするべき
ことであり、Y様は、嫌な思いや余分な心配をされました。

起きてしまった事故は仕方ないのですが、示談にも応じないMタクシーを皆様は
どのように思われますか

*今回、加害者:Mタクシーの事故対応について掲載致しましたが、他の事故で
実際に誠実に対応していただいたタクシー会社もありました。