競艇界のチャンピオンは、一年間で獲得した賞金額によって決まる。
その最終決戦は、12月に行われる「グランプリ」だ。
ここにエントリーを許されるための基準は、単純明快。
11月末時点で、賞金ランク上位18名に入らなければならない。
現在、愛知県・蒲郡競艇場に於いて、最終決戦のリングに上がる権利を賭けた
「第23回 チャレンジカップ」が行われている。
今夜(2020/11/28)は、予選を勝ち抜いたレーサーたちによる3つの準優勝戦。
(※カッコ内:所属支部/現在の年間ランク)(※赤文字:既にGP当確)

<9R>
1号艇:久田 敏之(群馬/36位)
2号艇:村田 修次(東京/43位)
3号艇:上野 真之介(佐賀/20位)
4号艇:平本 真之(愛知/12位)
5号艇:上平 真二(広島/28位)
6号艇:吉川 元浩(兵庫/2位)
<10R>
1号艇:毒島 誠(群馬/4位)
2号艇:桐生 順平(埼玉/24位)
3号艇:岡崎 恭裕(福岡/29位)
4号艇:丸野 一樹(滋賀/26位)
5号艇:杉山 正樹(愛知/39位)
6号艇:馬場 貴也(滋賀/25位)
<11R>
1号艇:稲田 浩二(兵庫/32位)
2号艇:篠崎 仁志(福岡/3位)
3号艇:新田 雄史(三重/11位)
4号艇:原田 幸哉(長崎/21位)
5号艇:西山 貴浩(福岡/16位)
6号艇:前本 泰和(広島/17位)
この番組に落ち着くまでは、紆余曲折があった。
特に、きのうの予選最終日は見応え充分。
1レース毎に順位が入れ替わる激しいせめぎ合い。
ラッキーとアンラッキー、技と力、笑顔と涙が交錯し、残酷なまでに明と暗が分かれた。
「光が強ければ、影もまた濃くなる」
哲学者「ゲーテ」が遺した言葉を地で行く争いだった。
そして、それぞれのレース、1着、2着が明日の優勝戦へ舳先を進める。
見て分かる通り、年間ランク18位下、またはボーダー付近の選手たちがズラリ。
更に、予選敗退組の中にも当落線上の選手がいて、
残り2日の一般戦競走の結果が重要な意味を持つ。
残されたグランプリ出場席は「3つ」しかない。
まさに鎬(しのぎ)を削る争いという訳だ。

僕がエールを送る「毒島」も「挑戦者」である。
現在は年間ランク4位。
詳細説明は後日に譲るが、ベスト3になれば日本一へ一歩近づく。
上位者ほどアドバンテージが与えられるのだ。
何より、今年はまだSG競走無冠。
ここを制し「グランプリ優勝候補」として、最終決戦に乗り込んで欲しい。
--- さて今節は「女たちの戦い」も繰り広げられている。
同時進行G2競走「レディース・チャレンジカップ」だ。
大晦日の年間女王決定戦「クイーンズ・クライマックス」出場を目指し、
やはり鎬を削っている。
こちらも残る椅子は「3」。
本日が予選最終日となり、上位6名が明日の優勝戦競走に進む。
女王へのヒリヒリとした勝負駆けが続く。

<別記>
本日は、話題をもう一つ。
中央競馬「第40回ジャパンカップ」だ。
明日(2020/11/29)午後3時40分、東京競馬場で発走予定の一戦は、
伝説になるかもしれない。
今年出走を予定している馬のなかに、日本競馬史に残る名馬が3頭もいる。
@JRA初の芝G1レース8勝の大記録を達成した「アーモンドアイ号」。
キタサンブラックもディープインパクトもシンボリルドルフも届かなかった快挙。
ちなみに、このジャパンカップが引退レースでもある。
@次に、無敗のクラシック三冠を達成した「コントレイル号」。
シンボリルドルフ、ディープインパクト以来、
過去88年でわずか3頭しか存在しない大記録を保持。
@もう1頭が、無敗の牝馬三冠を初めて成し遂げた「デアリングタクト号」。
サラブレッドが現役の一線級でいられるのは、数年~長くて十年未満。
それが、気力・体力が充実したピーク時に3頭も鼻を並べる機会は、滅多にない。
加えて、もしも、今、新型コロナウイルスがなかったとしたら。
海外に活躍の場を求め、一堂に会することはなかったかもしれない。
時代の流れが呼び寄せたレースとも言えるのだ。
勝利の女神は、いずれの名馬に微笑むのか?
はたまた他の強豪馬が巻き返すのか?
なかなかにドラマチックなのである。
その最終決戦は、12月に行われる「グランプリ」だ。
ここにエントリーを許されるための基準は、単純明快。
11月末時点で、賞金ランク上位18名に入らなければならない。
現在、愛知県・蒲郡競艇場に於いて、最終決戦のリングに上がる権利を賭けた
「第23回 チャレンジカップ」が行われている。
今夜(2020/11/28)は、予選を勝ち抜いたレーサーたちによる3つの準優勝戦。
(※カッコ内:所属支部/現在の年間ランク)(※赤文字:既にGP当確)

<9R>
1号艇:久田 敏之(群馬/36位)
2号艇:村田 修次(東京/43位)
3号艇:上野 真之介(佐賀/20位)
4号艇:平本 真之(愛知/12位)
5号艇:上平 真二(広島/28位)
6号艇:吉川 元浩(兵庫/2位)
<10R>
1号艇:毒島 誠(群馬/4位)
2号艇:桐生 順平(埼玉/24位)
3号艇:岡崎 恭裕(福岡/29位)
4号艇:丸野 一樹(滋賀/26位)
5号艇:杉山 正樹(愛知/39位)
6号艇:馬場 貴也(滋賀/25位)
<11R>
1号艇:稲田 浩二(兵庫/32位)
2号艇:篠崎 仁志(福岡/3位)
3号艇:新田 雄史(三重/11位)
4号艇:原田 幸哉(長崎/21位)
5号艇:西山 貴浩(福岡/16位)
6号艇:前本 泰和(広島/17位)
この番組に落ち着くまでは、紆余曲折があった。
特に、きのうの予選最終日は見応え充分。
1レース毎に順位が入れ替わる激しいせめぎ合い。
ラッキーとアンラッキー、技と力、笑顔と涙が交錯し、残酷なまでに明と暗が分かれた。
「光が強ければ、影もまた濃くなる」
哲学者「ゲーテ」が遺した言葉を地で行く争いだった。
そして、それぞれのレース、1着、2着が明日の優勝戦へ舳先を進める。
見て分かる通り、年間ランク18位下、またはボーダー付近の選手たちがズラリ。
更に、予選敗退組の中にも当落線上の選手がいて、
残り2日の一般戦競走の結果が重要な意味を持つ。
残されたグランプリ出場席は「3つ」しかない。
まさに鎬(しのぎ)を削る争いという訳だ。

僕がエールを送る「毒島」も「挑戦者」である。
現在は年間ランク4位。
詳細説明は後日に譲るが、ベスト3になれば日本一へ一歩近づく。
上位者ほどアドバンテージが与えられるのだ。
何より、今年はまだSG競走無冠。
ここを制し「グランプリ優勝候補」として、最終決戦に乗り込んで欲しい。
--- さて今節は「女たちの戦い」も繰り広げられている。
同時進行G2競走「レディース・チャレンジカップ」だ。
大晦日の年間女王決定戦「クイーンズ・クライマックス」出場を目指し、
やはり鎬を削っている。
こちらも残る椅子は「3」。
本日が予選最終日となり、上位6名が明日の優勝戦競走に進む。
女王へのヒリヒリとした勝負駆けが続く。

<別記>
本日は、話題をもう一つ。
中央競馬「第40回ジャパンカップ」だ。
明日(2020/11/29)午後3時40分、東京競馬場で発走予定の一戦は、
伝説になるかもしれない。
今年出走を予定している馬のなかに、日本競馬史に残る名馬が3頭もいる。
@JRA初の芝G1レース8勝の大記録を達成した「アーモンドアイ号」。
キタサンブラックもディープインパクトもシンボリルドルフも届かなかった快挙。
ちなみに、このジャパンカップが引退レースでもある。
@次に、無敗のクラシック三冠を達成した「コントレイル号」。
シンボリルドルフ、ディープインパクト以来、
過去88年でわずか3頭しか存在しない大記録を保持。
@もう1頭が、無敗の牝馬三冠を初めて成し遂げた「デアリングタクト号」。
サラブレッドが現役の一線級でいられるのは、数年~長くて十年未満。
それが、気力・体力が充実したピーク時に3頭も鼻を並べる機会は、滅多にない。
加えて、もしも、今、新型コロナウイルスがなかったとしたら。
海外に活躍の場を求め、一堂に会することはなかったかもしれない。
時代の流れが呼び寄せたレースとも言えるのだ。
勝利の女神は、いずれの名馬に微笑むのか?
はたまた他の強豪馬が巻き返すのか?
なかなかにドラマチックなのである。