YAMACHANの雑記帳&飛騨の山猿マーベリック新聞

💛専守防衛💛れいわ新選組💛立憲民主党💛日本共産党💛社民党
💛気晴らしには演歌が一番💛別館山猿の部屋

山形ショック 言い訳できぬ自民離れ(中日新聞社説)

2009年01月27日 11時51分20秒 | ●YAMACHANの雑記帳
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2009012702000074.html
民意の政権離れを象徴する出来事だ。山形県知事選で自民の支援する現職が野党連合の女性候補に競り負けた。これは迫る総選挙の潮流と無縁だろうか。「敗因は保守分裂」では説明がつかない。
 二期目を狙う現職の優位が伝えられた選挙だった。前回知事選のしこりで保守陣営に造反はあったにせよ、三つの衆院小選挙区議席を自民が独占する土地柄なのだ。
 小泉政権下の四年前に当選した現職は県財政の引き締めでそれなりの成果を挙げたとされる。自民側の経験則でいえば、負けるはずのない戦いだったはずである。
 ところが争点に「国政」が持ち込まれて白熱した。立ち遅れ気味だった野党側候補が終盤に追い上げて形勢を一気に逆転した。ひと言でいうなら、県民の政権批判を現職がもろにかぶった格好だ。
 背景に社会保障や教育予算、補助削減による住民の不安、地方切り捨てへのやり場のない不満があったことは否定しきれない。そこに定額給付金をめぐる迷走や、生活苦の中での消費増税論議のごたごただ。下げ止まらぬ支持率に表れた麻生政権への不信が拍車を掛けたとしても不思議でない。
 逃れられない総選挙を前にして自民の大勢は、この知事選ショックから目を背けているように見える。敗因は「ひとえに保守分裂」であり「国政に影響なし」とも強弁する。ここには「今は怖くて総選挙などできない」と解散を極力先送りしたい本音もちらつく。
 勘違いしないでもらいたい。自民の窮状は有権者の信任を得ないままの政権を三代続け、民意と大きくずれたところにある。与野党が対決した首長選でいうと、自民の推した候補は昨年来、北海道・北見、静岡・焼津、千葉・白井の各市でも敗れている。逆風は今に始まったことでない。
 政権与党のためらいが津々浦々に閉塞(へいそく)感をまん延させているのではないか。敗因を直視するなら、先進国でトップ級の景気対策予算を組んだと自負する首相も、やはり国民の信を得た上でないといかなる政策を遂行するにも難があることに気づくはずである。
 野党にもくぎを刺しておく。山形知事選は時に公費奮発を競い合う様相も見せた。自公と民主相乗りの現職が勝った岐阜の知事選は投票率が過去最低。三重の松阪市長選は自民と民主の支援する現職が公共事業奮発批判の新人に敗れた。有権者の歓心を買う戦術に流れれば風向きもいずれ変わろう。
+++++++++++
余禄
名古屋市長選・・・揉めてるようですね。
河村氏を推薦出来ないようじゃ、民主党名古屋市議団って市民から信頼されないであろう。(^o^)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする