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「国民の生活が第一」の政治理念の実現に最大限の努力誓う 小沢幹事長、愛知県連の集いで
小沢一郎幹事長は13日夜、愛知県名古屋市内で開かれた愛知県連主催の「2010新年のつどい」に出席し、「国民の生活が第一。」の政治の実現に向けて最大限の努力を誓うと表明。会場は政権交代して迎えた新年の集いだという熱気に包まれるなか、4000人を超す支援者の皆さんが参集、小沢幹事長の言葉一言一句に声援が飛び交い、割れんばかりの拍手が鳴り響いた。
小沢幹事長ははじめに、昨年夏の総選挙を振り返り、日本全国の中心である愛知県において15小選挙区で全勝したことが政権交代の大きな原動力になったとして、会場の皆さんに感謝の意を示した。
そのうえで、民主党内閣として成し遂げた初の予算編成に言及。財政が大変厳しく、また国債発行額を44兆円以下に抑えるという閣議決定を前提とするなか、党に陳情として寄せられた3千数百の要望を少しでも多く実現するため、幹事長室のメンバーが知恵を絞り、政府にその内容を改めて説明してできあがった「画期的な予算」だと主張した。
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また、官僚任せのこれまでの自公政権ではできない、地方が自立し、安定して豊かに暮らせる社会を目指した交付税とは別の2000億円の予算を確保したことも強調し、「実際に予算が施行されれば、『政権が代わるとはこういうことか』と国民の皆さんに理解してもらえると信じている」と語った。
一方、「半世紀に渡る自民党政権、そしてまたここ10年間で政治、行政、財政もめちゃくちゃにされたその後を引き継いでおり、何もかも100%というわけにはいかないことは事実」だとしかしながら、「着実に私たちは皆さんとの約束を実現しようと全力を尽くしている」と表明。「『国民の生活が第一。』という理念を政治の上でも行政の上でも活かして行くよう、最大限の努力を誓う」と強調した。
「最後に私事で若干お詫びを」と切り出した小沢幹事長は、自身の政治団体の問題に言及し、「私どもは決してこのような問題で法に触れることをしたつもりはない。そのことは国民も、本当に理解してくれるはずだと思う。だからこそ、政権を我々に与えてくれたんじゃないだろうか」と発言。一連の騒動には「不徳のいたすところ」とも述べたうえで、「ひたすら、ただ一筋に国民のために政治はあるんだ、『国民の生活が第一。』の政治を実現するのが我々の役目、私の役目だという信念を曲げずに全力で頑張っていく」と力を込めた。
なお、「2010新年のつどい」には佐藤泰介参議院議員(財務委員長)を団長とする国会議員団ほか、県会、名古屋市会、市会、町会の各議員団が出席。実行委員長の伴野豊県連代表をはじめ、赤松広隆農林水産大臣らが挨拶し、政権与党としての責任を担い、国民生活を守るために頑張っていくと決意を語った。
愛知県連が次期参議院選挙公認候補として決定した齋藤嘉隆氏も登壇し、「今回の参議院選挙は皆さんの力で成し遂げていただいた政権交代の真価が問われる試金石となる極めて重要な選挙」、「一生懸命党の政策を訴え、特に労働を中心とした福祉型社会の実現、教育や子育てなど、人を育てることを中心に見据えた未来づくり、そして足元の景気回復に全力を尽くしていきたい。微力ではあるが党勢拡大に全力で頑張る」と力強く決意を表明した。 このほか、来賓の連合愛知会長の神野氏、郵政政策研究会全国会長の柘植氏も挨拶し、「国民の生活が第一。」を掲げる民主党政権への激励の言葉を寄せた。
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