2013.12.15 UPLAN 猪瀬も五輪も返上デモ!!!
公開日: 2013/12/16 祐児三輪さんがup
【反五輪の会】
東京都知事・猪瀬直樹氏が、医療法人徳州会グループから5000万円もの秘密の金を受け取っていたことが発覚しました。都政のトップにあるまじき行為、来るべき2020東京五輪の顔にふさわしくない、泥を塗る行為だとして、猪瀬追及の声が沸き起こっています。都知事サイドとしては、聖火への火を消したくないが、無事このスキャンダラスな一件については鎮火したい、と焦っているところでしょう。
しかし。この都知事の金への執着と無頓着さこそ、"オリンピック精神"そのものです。「勝利」という至上命題のために、金まみれ・利権まみれは当たり前。五輪招致レースでの「勝利」は、被災地復興をダシに、税金を湯水のごとく使い、金持ちをおもてなし、競合相手には暴言を、世界に向けては「安全です」と嘘をつきまくった結果であることを、忘れるわけにはいきません。そして今、オリンピック浮かれムードにのって、再開発にさらに巨額の税金を投入し、都営アパートや公園を壊し野宿者を排除し、福祉カットや増税で生活破壊がすすめられようとしていることを、猪瀬辞任で「なかったこと」にはさせません。
"フェアプレー " "平和の祭典" "アマチュアリズム"といった五輪の清廉潔白イメージは、このような醜悪な「金」への欲望を正当化するための戯言に過ぎません。オリンピックの掲げる理想がもたらすものこそが、「金」にまみれた権力構造を作り出し、暴力を生み出しているのです。こんな代物は、どちらもさっさと返上しよう。聖火も鎮火もおことわり。五輪も猪瀬もおことわり!
私たちは、猪瀬都知事の退場、そして金まみれ2020年東京オリンピック開催の返上を求めます。