
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20141220/CK2014122002000008.html
市民の反応さまざま 美濃加茂市長に1年6月求刑
美濃加茂市の浄水設備導入をめぐる汚職事件で十九日に名古屋地裁で開かれた、事前収賄罪などに問われた市長の藤井浩人被告(30)の論告求刑公判。検察側は懲役一年六月、追徴金三十万円を求刑した。九月の初公判から三カ月。美濃加茂市の美濃太田駅周辺で市民の受け止め方を探ると、さまざまな声が聞かれた。同市加茂野町のパート鈴木千晴さん(53)は「十三年間、美濃加茂で暮らしていて、こんな出来事は初めて」と重く受け止めながら、求刑内容については「三十万円の収賄なら、懲役は一年も要らないのでは」との意見。同市森山町のパート福田安博さん(66)は「金を受け取ったらだめというのは分かっているはず」とした上で、「(求刑が)一年とか二年とかの問題ではない。裁判で徹底的に戦い、はっきり白だと示してほしい」と期待した。同市太田町の商店で接客していた三十代の女性店員は藤井市長の無罪を信じ、「相手側の証言だけを信用して罪を着せるのは変だ」と訴えた。一方で厳しい捉え方も。同市加茂野町の大学生酒向紘夢さん(19)は「罪を犯したのなら、償うのは普通のこと」ときっぱり言った。起訴から時間がたち、事件が風化しつつあるという指摘も。同所の五十代の自営業男性は「夏ごろは、近所の人と話すときはほとんど市長の話が出たが、今ではあまりしない。市民の関心は薄れているのでは」と話していた。(大野雄一郎)
↑とにかく、検察のやりかたは卑怯で「疑わしきは罰せずの」法の原則に照らして行き過ぎだ。小沢関係裁判の反省の欠片もない。