http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2016-03-25/2016032501_03_1.html
「野党共闘のキーパーソン」と紹介された2人は、安倍政権の異質さや野党共闘の大義とあり方、「共産党アレルギー」まで熱くトーク。「安倍政権に象徴される日本の政治の現状、これをなんとしてでも変えなくてはならない。共産党がこれまでの政策を大転換して本当に勇気ある決断をしたということは、いまの政治だけではなく、日本の社会、大きく言えば日本の歴史に大きな一石を投じた」(小沢氏)、「私自身、こういう選挙協力も含む野党共闘ということに取り組むのは初めてですから、政界の大先輩である小沢さんに激励していただき、ともに手を携えて取り組めることは、心強く思っています」(志位氏)とエールを交わしています。対談は、「お二人が並んで対談されるということ自体、かつては考えられなかった」(司会者)もの。小沢氏が安倍政権について「かつての自民党とはまったく異質の政権」といえば、志位氏も「現代版の『富国強兵』路線を一気に推し進めようとしているのが安倍政権」と指摘し、野党が結束し必ず打倒しようとの決意を語っています。
アレルギー
注目を集めているのが「共産党アレルギー」について。小沢氏は「(共産党の)せっかくの決断をきちんと生かそうという気持が野党の中でもっと高まらないと、『共産党とは組めない』とか『共産党は嫌いだし、小沢一郎はもっと嫌いだ』とか、そんなことを言っているようでは安倍さんになめられるばかりだ」と強調。志位氏も「安倍政権のこんな独裁政治を許してしまったら子や孫に対して責任を負えないでしょうと、いろいろあってもここは大同団結しようじゃないか。それを本当に声を大にして言いたい」と応じています。